ロンドンのスーパーマーケットで物価を見てみた



実際にロンドンのスーパーマーケットにいくつか入り、
品揃えや物価をチェックしてみた。

これは他の国でもやっていることで、
基本的に訪れた先では必ず行う。

それによって見えてくる生活実態もあるし、
個人的にとても興味深い。

私は仕事の関係でどこか一箇所に住む必要というのがないので、
極端に言えば住む場所を自由に変えられる。

とは言え、現実にはビザの問題があるが・・・。

そんなわけで、ロンドンのスーパーマーケットにも行ってみた。

サンベリーとか、いくつかのところに入ったが、
日本より極端に量が多いことはない。

やや多めにはなっているものの、
オーストラリアのように山盛りではないので、
相対的に小ぶりにさえ見える。

日本人としての感覚がおかしくなっているような・・・。

価格は日本より3割増し程度に感じる。

スーパーマーケットの価格を見る限り、
暮らすのに苦労する感じはしない。

このへんはシドニーとは随分違う所。

あの時は物価の高さに驚いた。

ただし、ロンドンのスーパーマーケットの価格は
この10年弱で上がっているのを感じる。

初めて来た時に比べると、ずいぶん割高感が出ている。

あの時は1ポンド210円だったのが、
今は1ポンド175円を割っている。

一時期よりは円安になったとは言え、
それでも以前よりはだいぶ円高。

にも関わらず、
日本円換算で考えても割安感はない。

インフレが続いたイングランドと、
デフレにつきまとわれた日本の違いをまざまざと感じた。

今回、ロンドンのスーパーマーケットでは、
パイやタルトを買おうとしていた。

レジで並んでいる時によく見ると、
オーブンで何分という表示がある。

薄々感じてはいたが、やはり加熱は必要らしい。

Washington Mayfair Hotelにオーブンはなかったので、
慌てて棚に戻しに行くことになった。

こういったスーパーマーケットの物ベースで考えるのであれば、
ロンドンもバンコクも2倍の差はない。

いわゆる物価の高い国と物価の安い国であっても、
確実にその差は縮まっている。

これはアジアの経済力が伸びている証でもあるし、
グローバルな物流の問題でもあるのだろう。

ただし、人件費の部分では何倍(10倍以上?)の差があるため、
やはり生活コストは違っている。

特にマッサージ等はこの傾向が顕著で、
バンコクでは800円程度であっても、
ロンドンでは5,000円台で看板が出ていた。

タクシー代等も価格が違ってくるし、
何より部屋代が高い。

これはホテル代も現地で住居を借りる場合も同じ。

ホテルなら倍の価格を出しても、
バンコクと同レベルのホテルに泊まることはできない。

こんな風にロンドン生活をシミュレーションしたり、
今後の展開を考えているとスーパーマーケットの視察も
意外に楽しい体験になる。

歩いていれば自然に目につくので、
その都度入ればいいため時間も取られない。


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