マレーシアのルックイースト政策が親日に拍車をかけた




マレーシアにはルックイースト政策というものがあり、
これは東方にある日本を見習おうという政策。

当時の日本は高度経済成長中であり、
アジアの雄といえる状態だった。

その発展を参考にして自国も近代化を進めようというのが
マレーシアが考えたことだった。



簡単にいえば、
日本のようになろうというのがルックイースト政策だったので、
当然ながら相手国、つまり日本への尊敬が生まれる。

実際、マレーシアに過ごした2年では
親日家が多いことを感じた。


私が住んだジョホールバルという街は、
シンガポールの隣であることもあってマレーシアの中でも
華僑系が多い街。

そのため、中国人と間違われることもあったが、
日本人だと分かると相手の反応が変わることもしばしばだった。


ルックイースト政策が唯一の原因というわけではないにしても、
好意的に受け止められることが多い。



では、その後のマレーシアの成長はどうだったかといえば、
アジアの優等生と呼ばれるように着実に成長している。

3000万人台しかいない人口と豊富な土地・資源があり、
人口密度は日本の3分の1程度。

のんびりした中でもそれなりに豊かになっている。

首都のクアラルンプールのショッピングモールや5つ星ホテルは
先進国と変わらないクオリティーのものもある。



その一方で、
クアラルンプールでさえ
整備されているとはいえないエリアも多い。

まして他の街になれば・・・。


ということで、日本人から見ると抵抗がある場所も多いので、
完全に先進国レベルというわけではもちろんない。

イスラム系の国として初の先進国になることが期待されているが、
マレーシアがそこまで発展するには
まだまだ時間がかかるはず。

それこそ5年や10年では厳しい。



一部の高級住宅地等の発展は各新興国で著しい反面、
それ以外の地域にまで目に見える変化が訪れるのは
随分先の話になるはずなので。

しかもマレーシア人はいまいち経済については
そこまでこだわっていない気がする。

特にマレー系住人は。


富裕層の多くを華僑が占めてしまっているのも、
言い換えれば本来その土地に住んでいたマレー人が
そのポジションを奪われたから。

必死に働かなくても生きていける気候や資源、風土なので
労働力としての発展には時間がかかるのだろう。



だからこそのルックイースト政策だったのかもしれない。

資源もなくむやみに人口も多い日本の発展は、
同じアジアという共通点を持ちながらも異質。

足りないものを補うという点で考えると
マレーシアがルックイースト政策を取ったのは
必然性があるような気もする。



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執筆者、伊田武蔵
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