マクタン島で無事に音声収録が完了


私が運営しているクローズドなコミュニティのメンバー用に、毎月2回音声を収録しているが、これが期限ギリギリになりながらも、今回はなかなか収録ができず困っていた。

何が問題だったかというと、収録に適した静かな環境をなかなか得られなかったこと。

配布時期が迫ってきた段階で収録を行おうと思ったが、セブのタリサイのホテルは、目の前にバスケットボールコートがあって、ダムダムとバスケットボールをつく音が雑音として入ってしまい、ここでの収録は断念した。

次に行ったのが、リロアンのホテル。

ここは目の前が幹線道路であるということもあって、車の音が思いのほかうるさかった。

更に言うと、リロアンに限らず、フィリピンの運転というのは無意味にクラクションを鳴らすので、その音も入ってしまう。

普通の車のクラクションでもうるさいが、トラックまでクラクションをやたらと鳴らすし、その音の大きさは、普通車の比ではない。

通行人を驚かす嫌がらせなのではないかと悪意を感じるほど。

実際道を歩いていて、トラックが来たので、道の脇によけているにもかかわらず、わざわざ鳴らしていくという何を考えて生きているのかわからない運転手も少なからず存在している。

彼らとしては、危険を知らせて自分の義務を果たしているつもりなのかもしれないが、後ろからトラックが迫ってきたわけではなく、進行方向からやってきているので視界に入らないわけもないし、明らかにトラックのために道をあける仕草までしているのだから、それ以上に警告をする必要性はどこにも見当たらない。

むしろ大音量でクラクションを鳴らされること自体が耳に悪く、無駄に驚かされるので迷惑そのもの。

こういった音があったので、結局リロアンで音声を途中まで収録してみたが、それは全て破棄することになった。


マクタンでようやく収録に成功

セブ島からマクタンのホテルに移動して、2泊3日過ごしたが、ここで収録をしないと音声配布の期限に間に合わないことになった。

祈るような気持ちでホテルにやってきたが、幸いなことにここは幹線道路から離れているし、バスケットボールコートはあるがプールの向こうで、そこまで近くはないので決して騒がしくない。

さらに言うと、ホテルの廊下で歌いながら仕事をしている従業員もいないし、大声で笑いながら会話をしているフィリピン人の掃除のおばさんもいない。

そんなのは当たり前のことのように思うかもしれないが、この国においては意外に珍しくない話なので、この辺りは安心した。

ただ一つ問題なのは、ホテルの裏手にニワトリ小屋があり、そこのニワトリがひっきりなしに鳴いているということ。

多少の鳴き声ぐらいであれば、そこまで気になるものではないし、音声を配布するコミュニティのメンバーも、私がセブにいることや、こういった生活をしていることは十分に理解してくれている人達なので、そのまま音声を収録することにした。

終わってから聞き返してみると、案の定ニワトリの鳴き声は入ってしまっていたが、それはそれで現地の雰囲気を感じてもらうものとして、そのまま配ることにした。

海外において、最適な録音環境を確保するのはなかなか簡単なことではないので、毎月2回の音声収録のタイミングが近づいてくると、その点はかなり神経質になる。

あまり早めに録音してしまうと、新しい情報が入ってきた時に対応できないし、かと言ってギリギリまで引き延ばすと、収録できるような環境ではない場合もあるので、それはそれで困る。

文章と違って、音声はこのような制約があるので意外に難しい。


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