バンコクのマッカサン、ペッチャブリー駅の周辺がなぜか不便


バンコクには2つの空港があり、旧型のドンムアン空港と、新型のスワンナプーム国際空港の2つ。

当然ながら新しくできたスワンナプーム国際空港がメインとなっているが、市内までのアクセスも良好で、エアポートリンクと呼ばれるモノレール状の電車が走っている。

そして途中で地下鉄とスカイトレインにも接続しているのだが、地下鉄に乗り換える場合にはマッカサン駅でエアポートリンクを降りて、それから徒歩でペッチャブリー駅まで移動をする。



初めてバンコクを訪れたときには標識があるだけで、どこにペッチャブリー駅があるのかわかりづらかった。

いまでは2階部分を遊歩道が通っており、簡単に行きつけるようになっている。

確実にバンコクの進化を感じることができる場面。

そしてそこから一駅行けば、バンコクの中心部でもあるスクンビット、およびアソック駅に行けるのだが、そんな立地であるにも関わらずマッカサンおよびペッチャブリー駅の周辺はなぜか妙に店が少なく不便なまま。


コンビニが見当たらない

まずはペッチャブリー駅から北側にあるラマ9世駅まで歩いてみたが、北上して行くときに右側、つまり道路の東側を歩いていたところ、コンビニが一軒もない。

当然ながらペッチャブリー駅の近くにはセブンイレブン等のコンビニのひとつやふたつくらいはあるだろうと高を括っていたが、探してみる限りどこにも見当たらない。

仕方がないので今度はペッチャブリー駅からアソック駅に3分から4分ほど南下していったら、ようやくセブンイレブンが一軒みつかった。

これだけ歩かなければいけないのでは、とても駅前とはいえないし、交通量の多い道路なので基本的に車道を超えて歩道の向こう側に行くこともできない。

そう考えてみると、これだけの距離を歩かなければならず、しかもどっち側にコンビニがあるかもわからない状況ではかなり困ってしまう。

空港から大勢の人がやってきてマッカサン駅で降りるし、逆に空港に行く人がペッチャブリー駅で降りて、マッカサン駅に乗り継いだりもするのに、なぜここまでコンビニすらもない状態なのか理解ができない。

当然ながらセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニ各社はバンコクにおいて出店攻勢をかけているし、セブンイレブンに関してはチェンマイにも店をちらほら見かける。

それにも関わらず、この辺りに店がないのは余程うまみがないのか、あるいはなにかの規制でもあるのではないだろうかと思わざるを得ない。

確かに20バーツで100%果汁のオレンジジュースを屋台で売っていたりするので、そういった意味で喉が渇いた場合の需要をいくらかは満たしているのが理解できるが、さすがにコンビニが出店できない理由になるほどの影響力はないし、ペッチャブリー駅周辺には飲食店も少ない。

そもそもホテルがそういくつもあるわけではないので、交通の要所といっても乗り換えに使われるだけでいまいち魅力が薄いのはわかるが、さすがにここまで閑散としているのは、なんだか特別な事情でも隠れているのではないかと疑ってしまう。

タイ、バンコクの治安は新興国の中でも良いが、マッカサン周辺も特に犯罪のにおいがするわけではない。

が、なんだか雑然としていて落ち着かないのも事実だった。

別に空港近くのエアポートホテルというわけではないが、ペッチャブリーに宿泊するのであればそれに近い感覚でいなければならないというのが今回の感想。

もっとも、一駅行けばスクンビット駅に行けるわけで、そのアクセスを考えて飲食店は出店しないのかもしれないが、さすがにコンビニは電車に乗って行くようなものでもないので、1店舗くらいは店を構えてほしい。


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