マレーシアの物価を在住者目線で暴露




2年以上住んだマレーシアの物価の中でも、
最も日本との差が大きかったのは家賃。

これはとにかく安かった。


住んでいたのがジョホールバルという地方都市だったのもあり、
3LDKの部屋でも3万円台から見つかった。

それでもプールとサウナが付いているし、
24時間警備員がいるので治安の面でも申し分ない。


人口密度が低い国なので、
基本的に土地は余っている。

そういったこともあり、マレーシアの物価の中でも、
家賃の安さは特筆すべきものだった。



もっとも、一等地のコンドミニアムならそうはいかない。

特に首都クアラルンプールのコンドミニアムは不動産投資が過熱し、
先進国と比べても安くない水準になっている。

それでも、マレーシア第二の都市であるジョホールバルですら
家賃が10万円近い物件は珍しく、
日本よりはるかに安いことに変わりはないが。



他の物価について言うと、
食べ物や飲み物は全体的に日本より安いものの、
お菓子はあまり変わらない。

マレーシアにはジャスコがいくつも進出しているので、
日本のお菓子も手に入る。

コアラのマーチの本物と偽者が共存していたり、
時にはシュールな光景を目にすることも。


キットカットやプリングルスのような
世界的にヒットしている商品も置いてあるので、
日本とそれほど変わらない。

アイスは安く、30円ほどから購入できる。



果物はマンゴーが1個100円弱、
小さなりんごは40円弱とかなり安い印象があった。

これに対し、パン屋の菓子パンは1個100円はする。


全体として、付加価値の高いものは先進国と大差なく、
そうではない商品の物価はマレーシアにおいて
安く設定されているという印象。



タクシーは初乗りが90円から。

メーター制なので、メーターを回さないで交渉してくる時は
上乗せされていると思ったほうがいい。

基本的には数百円レベルなので、
大きな損失になるほどではないが気分は悪い。



クアラルンプールはモノレールや地下鉄が走っていて、
数十円から乗ることができる。

中はそこそこきれい。

バンコクやシンガポールほどではないにしても、
東南アジアの中ではかなりきれい。



外食しようと思えば、
ローカルレストランならとても安い。

インド料理店でナンとカレーを頼んで
100円もいかないこともある。

他のメニューでも200円から300円もあれば十分。


日本料理なら定食で500円程度から。

本格的なイタリアンならもう少し上で、800円程度から。

こうした店は外国人価格になっているので、
マレーシアの物価をそのまま反映しているわけではない。



それでは儲かっているかというと、
クアラルンプールの一部店舗は初期費用を
わずか6ヶ月で回収してしまったという話を聞いたこともある。

その反面、ジョホールバルのスペイン料理店は
私が知るかぎりでは一つしかなかったが、
開店から1年もたたずに潰れてしまった。

限りある徒歩圏内のレストランがなくなったのは、
そのまま選択肢の現象につながるので残念だった。



クアラルンプールの一部エリアのように集客力があればともかく、
そうではない場所だとそもそも人が来ないケースもある。

仕入れに必要な食材の物価や人件費が安くても、
これでは利益が出ない。



日本の食材店もあるが、
こちらは日本の1.5倍から2倍ほどする。

マレーシアまで運ぶことになるので、
この程度の上乗せは仕方ないのだろう。


正直、これなら自宅で料理するより
和食料理屋で食べた方が割安な気もするが・・・。



マクドナルドやスターバックスの料金は日本とほぼ変わらず、
2割程度安いだけ。

そのため、マレーシアではどちらも日本とは違う
ポジショニング戦略となる。

マクドナルドは安くで食事をする場所ではないし、
スターバックスの高級感は日本以上。

何しろ所得が半分以下の国で、
全体的な物価も安い中でコーヒーが400円、500円とするのだから。


それでも人が入っているのが不思議だし、
どちらも中学生の集団がいたりするので驚かされる。

マレーシア人の消費傾向は日本とはどうも違うところがある。

これも経済発展の最中にある国特有の空気感というか、
お金を使うことへの不安がないのだろう。




マレーシアは人件費がそこそこ高い。

一般的な正社員なら月収10万円ぐらいと言われ、
東南アジアの中においては高め。


そのため、人件費の安いフィリピン等と比べると、
一部サービスは若干値が張る。

と言っても、
美容院はカットをしてもらって1000円ぐらいだし、
タクシー料金も先ほどの通り90円が初乗り。


マッサージも1時間で1,700円ほど。

フィリピンの倍以上するものの、日本と比べると激安。



最後にマレーシアの物価の中でも
あまりお得感のないものについて。

それは服や靴。

日本よりは2,3割安いものの、
周辺各国に比べると明らかに高い。

バンコクの倍ぐらいはするので、
私は旅行に行った際に買うようにしていた。


輸送コストの関係を考慮しても、
独立した島国のフィリピンよりも高いという
不思議な現象がマレーシアでは起こっていた。



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執筆者、伊田武蔵
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