マレーシアの和食はタイよりも明らかに残念



マレーシアとタイを和食レストランのレベルで比べると、
明らかにタイに軍配が上がる。

マレーシアには2年住んでみたし、
タイには幾度となく訪れてきた。

ノービザでの訪問なので
滞在期限の30日がすぎる前に出国しているが、
通算したら365日以上は軽く越えているだろう。


そうした経験の上で、
この2つの海外移住先として人気の国の和食事情を見ると、
明確に明暗が分かれている。

それが顕著に出るのは首都の比較。

つまりバンコクとクアラルンプール。

バンコクは日本料理の質・店の数・価格で
世界一ではないかとすら思える。


では、クアラルンプールはどうか?

たしかにラオスの首都ビエンチャンのように
あまり日本人が多く住んでいない街よりは
店の種類も数も多い。

パリやフランクフルトのような
ヨーロッパの主要都市に比べれば
3分の1ほどの価格で和食レストランで食事ができ、
コストパフォーマンスに優れている。


しかし、近隣諸国と比べると残念な感じがする。

バンコクとは明らかな差があり、
質・店の数ともに追いつく予兆すら見えない。

飛び込みで店に入った時の期待感・安心感に
たしかな差が存在する。


結果、私はジョホールバルという地方都市に2年住んでいた時、
美味しい和食を食べたい時はマレーシアを出て
タイ・バンコクまで飛んでいた。

クアラルンプールよりもバンコクの方が遠いが、
そうするだけの価値を感じていた。


クアラルンプールの場合、
シンガポールに比べても見劣りしてしまう。

逆にホーチミンやプノンペンになら
和食の面で優位性を持っているのだが・・・。

東南アジアで、もっと言えば世界全体でも
日本人の人気移住先ランキングでトップを獲るマレーシアだが、
和食レストランのレベルはまだまだ改善の余地がある。

事実、バンコク、シンガポール、マニラ、台北、香港のように
より上の街があるのだから。

とは言え、
この街も世界の中では上位ランカーには違いないだろう。

ただ、より良い街を知ってしまえば
相対的に価値を感じなくなるというだけの話で。


地方都市同士の差は小さい

チェンマイの秀家近く
マレーシアの中で日本人が多く住む街といえば、
クアラルンプールを除くとペナンとジョホールバルが挙げられる。

タイの場合ならバンコク以外だと
チェンマイ、プーケット、パタヤ、アユタヤあたりだろう。


ペナンやジョホールバルはクアラルンプールよりも
当然ながら和食レストランは少ない。

珍しいメニューも多くはない。

だが、粒ぞろいの店が揃っている印象で、
日常的に使うには不自由しなかった。

海外移住者としては地味に満足できる水準。



では、タイの場合はどうか?

チェンマイやプーケットも意外に事情が変わらない。

言い換えれば、首都との落差が激しいのはタイの方。

チェンマイの日本料理レストランでCHANGビールを頼んだ時、
グラスの縁が欠けていると思ったら、
縁どころか全体がひび割れていたのには驚いた(苦笑)。


ただし、チェンマイはラーメンのレベルが高く、
横浜家系ラーメンの秀家、池袋大勝軒等がある。

海外で美味しいラーメンが食べられる店は本当にレアなため、
これはチェンマイの強み。


こうして見ると、
地方都市同士を比較した場合、
マレーシアとバンコクの差は小さい。

もちろん和食レストランという切り口で比べた場合の話で、
それ以外の住環境やビザ制度、国民性等は話が違ってくるが。


50歳以上になればタイの方が
リタイアメントビザを少ない預金額で取得できるし、
逆に50歳未満ならマレーシアの方がビザの取得が容易。

このあたりは年齡によって事情が変わるだけではなく、
就労の意思の有無にも影響を受ける。



交通事情で言えば、
クアラルンプールもバンコクも
スカイトレインや地下鉄が走っているのは同様。

車内の綺麗さ・乗っていての安心感はバンコクが上。


それ以外の街に地下鉄等がないのはマレーシアもタイも同じだが、
タクシー運転手のたちの悪さはマレーシアが圧倒的。

これは住んでいて散々悩まされた・・・。


もし移住しようとするなら、
様々な観点で比較する必要がある。

特に最初から長期で、何年も住む予定の場合には。

私は永住の意思がまったくなかったので
下見なしでマレーシアに移住したが、
丹念に周辺諸国を見て回っていたら
その選択はできなかっただろう。

実際、色々な国を周った今、
リタイアメントビザを保有していながらも
マレーシアに住む気は消えてしまったぐらいなので。

別に和食のレベルだけの話ではなく、
住環境を考えた時に様々な要因が積み重なり
判断が形成される。

その意味では、とりあえずしばらく住んでみることができるなら、
それが一番の下見になるだろう。

ある程度のスパンで滞在しないと
見えてこないことも多々あるので。



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執筆者、伊田武蔵
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