マニラでルームクリーニングを頼んでみた


人件費の安いフィリピンにおいては、メイドさんを雇っている家も多い。

私の場合は一人暮らしなこともあり、メイドさんを雇うことはしていないが、代わりに部屋の掃除をルームクリーニングの人に頼んで来てもらったことがある。

料金は1回300ペソなので、日本円で800円。

これで2人の人が来て、45分ほど掃除をして帰っていった。

掃除の範囲は部屋の床はもちろん、ベランダであったり、シャワールーム等の水回りを含めてすべてやってくれる。

ワックス掛けもしてくれるのでかなり本格的な掃除で、水周りも水垢が取れてピカピカの状態になった。

洗面台も元々はこんなに白かったのかと驚くぐらいに綺麗になるので、かなりお得感のあるサービスだった。

この時は住んでいるコンドミニアムの管理室を通じて頼んでいたのだが、実際に来る人達は英語を話すことが出来なかったので、コミュニケーションをとる事は出来なかった。 

という事で、彼らから業者の名前とか、電話番号を聞くことが出来なかったので、常にコンドミニアムを通じて連絡をしなければいけなかった。

そしてある時から、管理室がどうもその業者がダメだという事を言い出し、他の業者を探すといったきり、何度催促をしても連絡をしてこなくなった。

という事で、なし崩し的にこのルームクリーニングのサービスを受けることが出来なくなり、これは困ったと思い、フィリピンの電話帳のようなものが日本語で発行されているので、こういったものを日本食レストランの関取に行った時に手にとって見てみたり、あるいはネットで検索してみたが、結局適当な業者が見つかることはなかった。

ネットで検索すると、どうしてもホテルのクチコミサイトが出てしまい、ルームクリーニングが行き届いていなかったといったレビューが検索されてしまって、個人の家に来て掃除をしてくれるサービスは英語で探してもたどり着けなかった。

それ以前にも何回か来てもらったときに、ある時は何故かベランダを掃除していなかったり、またある時はトイレやシャワールームを掃除しないでそのまま帰ってしまったり、その時々によってかなりサービスがまちまちだった事もあり、そのままなし崩し的に自分で掃除をする習慣がついてしまった。

料金が安いこともあり、電話1本で来てくれるのであればまた頼みたい気持ちはある一方で、わざわざ探してまで注文したいのかというと若干の疑問が残る。

居心地がよく、勝手に掃除もしてくれていたマカティのAruga by Rockwell Hotelに泊まっていた頃がなつかしい。


確かにわざわざトイレ掃除やシャワールームの掃除をしなくていいのは大きなメリットになるものの、自宅の部屋に知らない人が来るのはあまり気持ちの良いものではない。

フィリピン人に関して言えば、人の部屋にずかずか入ってくる事はあまり気にならないらしく、マンションの管理人も、何か問題があればすぐに来て水漏れ等のチェックをして帰っていくが、特に部屋に入ること自体には抵抗がない模様。

ここら辺に関しては日本人とはだいぶ感覚が違う。


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