満員電車のストレスから解放された理由


サラリーマン時代は毎日満員電車に揺られストレスを抱えていた。

通勤の時間を有効に使おうと思っても、
まともに本が読めるような環境でもない。

ギュウギュウに押し詰められた車内では
ただ到着の時刻がやって来るのを待つだけ。

人間というよりも荷物の輸送のような光景だった。



しかも、その先にあるのはパワハラが日常的に行われている会社。

満員電車というちょっとしたストレスをくぐり抜けると、
さらに大きなストレスが待ち構えているという二段構え。

一難去ってまた一難を地で行く環境で、
しかもそれが偶然ではなく必然で毎日やってくる。


幸か不幸か帰宅時はラッシュの時間帯に帰れるようなことはなく、
すでに空いている電車に乗ることができた。

そこまで長々会社にいたいわけではなかったが・・・。



過酷なサラリーマン生活をリストラで打ち切られ、
20代の時にもう雇われるのはやめようと決意した。

30代になった今もその覚悟は揺らいでいないし、
むしろ足元も固まって二度と他人に雇用されることはないだろうと
冷静に推測できるようになった。



突然のリストラにあった翌日、駅で定期を払い戻した。

それ以来、満員電車には乗っていない。

朝の壮絶なラッシュの時間には眠っているか、
起きていても朝食を食べている時間。

ストレスも感じずにのんびりしていられる。


私1人分乗客が減っていくらか圧迫度が緩和されたわけなので、
ちょっとした社会貢献にもなったのかもしれない。

社会というと大げさでも、
同じ車両に乗る人は若干の余裕ができるのではないかと。



満員電車とは無縁になってから3年ほどたち、
マレーシアに移住してしまった。

首都のクアラルンプールには電車が通っているし、
他にもバンコクや香港、ジャカルタ、マニラ等でも
電車に乗ってみた。

ただ、さすがに通勤ラッシュの時は避けたので、
(朝早くから出かける用がなかったし)
どのくらいの混み具合なのかは分からない。



日本の満員電車は異常と言われるものの、
それは先進国の中での話。

ストレスとかライフワークバランスを意識できるのは
一部の豊かな国だけなので。

事実、ジャカルタでは日本で古くなった電車を使い、
その屋根の上にも大勢の人が乗って移動する始末。

いつ屋根から転落しないかハラハラするが、
それが日常になっている国もある。


そう考えると、
さすがに日本もジャカルタほどの混雑ではないのだと思う。

私が乗ったのは夜の空いている時だったので、
ジャカルタのピーク時の車内の様子は分からないが・・・。



どうやら日本以上に過酷な満員電車もあるらしいと気付いたが、
それでもあの頃には戻りたくない。

毎日がストレスに支配され、
未来に望みすら持てなかった頃には。


その思いを持てたからこそ独立できたし、
そうした意味では必然的な過去ではあるのかもしれないが、
間違っても再び舞い戻ろうとは考えられない。

それが今の仕事へのモチベーションの1つになっている。

強烈な負の感情は強い力を持っているし、
特に最初のうちはそれが推進力になっていた。



最近ではその気持も薄れてきているし、
むしろこれから先の人生を考えて
ワクワクする気持ちの方が強くなっているので、
ステージが変わってきた印象もあるが。

危機感だけではいつまでも持続しないということか。



メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ