満腹感が続くのは病気かもしれないという話


サラリーマン時代は食後の満腹感が続き、
食事量は落ちていたのにお腹が張っている感じがしていた。

今思えば、ちょっとした病気だった可能性がある。


というのも、
胃の機能障害として機能性ディスペプシアというものがあり、
この症状としてちょっと食べただけでお腹がいっぱいになったり、
みぞおちの奥が痛んだり、
食後に膨満感が続くことが挙げられている。

見事に条件を満たしている。


当時はパワハラにさらされて強いストレスを受けていたので、
それが原因ではないかと思う。

胃の痛みや出社時の心拍数の異常さは自覚していたし。



どうやら病気で満腹感が続いていたのだと思うと怖いが、
それから5年ほどたった今は平気。

環境が変わったことで胃の状態は元に戻った。

ただ、一度傷めると再発しやすくなると聞くので、
潜在的に胃痛持ちになっているのかもしれない。

サラリーマンとして安月給を得るための代償としては
小さくはない犠牲だろう。



あの頃はまだ20代だったこともあって、
胃もたれとか膨満感を自分のこととは感じられなかったし、
その感覚もよく分からなかった。

ただ、当時頻繁に感じていたのは胃もたれだったと
振り返ってみて理解できる。

30歳を過ぎた当たりから胸焼けや胃もたれの感覚が
実体験として理解できるようになったが、
当時はそばやラーメンを食べただけでも
お腹が張っている感じだった。

それはやはり異常だったと思う。



決して脂っぽいものや重い物を食べたわけではなく、
普通の食事を、量を減らしても症状が出ていたので。

満腹感が続くのと、空腹感が失われていたので
食事の量はどんどん減っていった。

ピーク時は出された定食の半分も手を付けないぐらい。


元々食が細い方だったとはいえ、
ますます体重が落ちていった。



会社の近くにあった沖縄料理の店では、
残している量が多いので、
何か不備があったかと心配された。

料理がまずかったとか、
そういう理由で残しているのと誤解されたらしい。

たしかにそう思う気持ちもわかる。


先ほどまで上司に恫喝されてヨロヨロと外に出て、
食べる前から満腹感というか胃もたれがあって食欲もなく、
体調管理のために作業のように食べていたのだから、
まずそうにも見えたのだろう。

そして半分以上残していたら
ますます店側としても不安になる。



単純に食欲がなかったことを伝えたが、
何となく気まずくてその店には行けなくなった。

満腹感は慢性的に続いていたので、
また行っても同じことになるから。

何度も心配をかけるのも気が重かった。



当時の認識としては、
病気というよりもストレスで胃がダメージを受けている
ということで考えていた。

たしかに胃炎や胃潰瘍も病気なので、
私の症状も病気の一種と考えてもよかったはずだが、
不思議とダメージという発想だった。

直接的な原因で胃壁が損傷を受けているという考えで、
その原因さえ止めば自然に回復するはずという。



会社を辞めた後、
結果的にその思いは実現した。

さすがに2、3日で劇的に改善ということはなかったが、
2週間もたつとサラリーマン当時とはお腹の調子が違っていた。

ゆっくりだが食欲も戻ってきたし、
胃が痛む頻度も下がった。


むしろ当時は1週間以上たっても痛むのが不思議だったが、
強いストレスがなくても
胃壁がすでに傷んでいたわけだから、
修復されるまでにはそれなりに時間を要したのだろう。



完全に元の状態に戻るまでには3ヶ月近くかかったが、
満腹感が続くことはなくなって、
慢性的な膨満感からも解放された。

その後は幸いな事に胃が痛んだり、
調子が悪くなったことはない。



一度だけ原因不明の胃腸炎になり
フィリピンで病院に行ったことはあったが、
薬をもらって飲んだら3日ほどで全快した。

もうあの頃のような生活は送りたくないと思う一方で、
そんな心配は不要だと確信している。

もう誰かに雇われる立場に戻ることはないし、
これからも自分の力でやっていける自信はあるので。



メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ