人生で迷いが生じた時に誰にも相談しない理由


これまでの人生で迷いが生じた場面において、
誰かの意見を聞くということがなかった。

勝手に口を出してくる人はいても、
その内容を参考にしようと思うわけでもなく、
ましてこちらから相談したことがない。

悩みはあっても打ち明けない。

そんな風にしてやってきたが、結果的に正解だったと思っている。



今になって思うと、
この3年ほどを例外とすれば
私の周囲には尊敬できない人があふれていた。

こんな生き方はしたくないと思う人と常日頃から接していたので、
人生に迷いが生じた時に相談しても
ろくな答えが返ってくるはずがなかった。



たとえば、サラリーマンとして働くのを辞めて、
もう独立して個人でやっていこうと決めた時。

この時も迷いがなかったと言えば嘘になる。

無意識に歩んできたレールを外れるのは不安もあるし、
それが転落の始まりではないかという恐れもあった。


論理的にはサラリーマンを続けて未来はないという結果に至ったが、
感情は同じようには動いてくれない。

人生の岐路とも言えるべき場面だったが、
周りを見渡せばサラリーマン・公務員・フリーターぐらいしかいなかった。

起業についてまともに分かっている人はいない。

社長と個人事業主の違いすら分からない友人もいるぐらいで。



正しい相談相手がいれば、
導き手として知識や経験が足りない部分を補ってくれる。

ただし、それは相手を選ばなければいけないし、
相談する内容や質問の仕方も適切である必要がある。

そうでなければ、正しい答えは得られない。


当時の私には正しい導き手もいなければ、
適切に質問をするだけの準備もなかったように思う。



それなら、人生の選択権を簡単に放棄してしまわずに、
迷いを自力で振り切ることが妥当だった。

自分の足で歩いて行くという癖をつけるために。

他人に頼る癖があれば、かならず足元をすくわれる。


サラリーマンは会社を頼るし、
多くの農家は国や農業政策を頼る。

それは本当の意味で自立した生き方ではないし、
個人でやっていこうと決めた私の決意に反している。


だから、誰にも相談しなくてよかった。



色々な人の意見を聞いて、
上手にまとめればいいという考え方もある。

自分の考え方に頑なになれば視野が狭まるし、
人の話を聞く柔軟性を持つべきであると。


それはそれで考え方として理解できるが、
その方法を取ろうとは思わなかった。


大抵の悩みや迷いは感情的なもので、
会うことができない賢人の話よりも
目の前の愚者の方が感情には働きかけてくる。

つまり、正しいことを言っている人が書籍の著者等でいたとして、
身の回りに何の知識も専門性もない友人や同僚がいたとする。

どちらが感情面で影響を及ぼすのだろうか?

そして、それが決断にどのように関わってくるのか?



結局、人間の決断なんて理性よりも感情が司る事が多い。

それなら、余計に感情を乱すことをして
人生を間違った方向に導くよりも、
最初から雑音を遮断しておいた方がいい。



自分で選んだのであれば、うまくいかなくても納得できる。

しかし、他人の意見に流された結果なら後悔する。


私は前者を選びたい。




中学時代に初めて告白をした時、進学先を選ぶ時、
大学卒業後の進路を選ぶ時、
20代で他人に雇われるのをやめたとき、
マレーシアに移住した時。

どのタイミングでも迷いはあった。

それなりに人生に影響を与える選択である自覚もあった。


だからこそ、自分自身で結論を出したし、
周りには事後報告しかしなかった。



それで何の後悔もしていないし、
後から思えばどうでもいい迷いだったと思う。

考えていないでさっさと実行に移せばいいし、
どこかで選択を失敗しても修正するだけの話。



人生の岐路なんて無数に作り出せる。

一度外れた道に戻ることはできなくても、
似たような行き先に向かうことは可能。

だったら迷っているよりも、
後悔しないように選べばいいだけだと思っている。


悩みの源泉

人生の迷いの半分ぐらいは、
選択で困っているというよりも
ただ単に決断力や実行力の不足が原因であるように感じる。

たとえば企業の相談に乗っていてよくある例は、
集客の方法について2つの案があり、
どちらをすればいいか困惑しているもの。

たしかに大掛かりな仕掛けを作るのであれば、
選択は重要な、外せば深刻な影響が出る。


しかし話を聞いていると、
どちらも無料で行うことができるし、
悩んでオロオロしている時間を使えば
両方に取り組めるものだったりする。

つまり彼が悩んでいても何の進展もなかったが、
その時間を両方の集客法の実験に費やしていれば
より効果的な方法がどちらかの答えは出ていた。

のみならず2つの実験結果を手にできるわけで、
今後のビジネスにおいても役に立つ。

その点について指摘しても、
「できれば失敗しないでやりたかった」
という言葉が返ってくるだけだった。



ビジネスだけではなく、人生において
1つの失敗が致命傷になることは少ない。

取り返しのきくような場面であれば、
さっさと決断して行動し、
問題があれば改善すればいいだけ。

フィードバックを得られるという点において、
その場で悩み続けるよりも行動は価値がある。


いきなり本番だと思ったらできないことも、
小さく実験すると考えれば話は変わってくる。

サラリーマンをしていて独立したいという夢があるのなら、
いきなり会社に退職願を出すかどうかの選択をする前に、
会社に隠れて副業をしてみればいい。

今は色々な方法があるのだから、
別に独立する前でも個人で稼ぎ始めることは可能。

そこで組織から抜けだした働き方が向いているのか、
テストしてみることができる。

そうすれば大きな後悔をすることを避けられるはず。



いかにして小さく実験をしていくか、
そして決断力や行動力を高めていくのか?

これは重要な問題。

私自身、以前は無気力にサラリーマンをやっていただけだった。

人生が激変し始めたのには、
これらの課題を解消したという経緯がある。


エネルギーの下がっている状態では、
ただ迷いを抱えているだけで前進できない。

このあたりはニュースレターで詳しく語っているので、
そちらも参考に。



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執筆者、伊田武蔵
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