日本でも有名なマクドナルドのドナルドだが、世界各国でも見ることができる。
そしてそれぞれの国でポーズが違っていたりするのが特徴的で、見ていると面白い。
これまで見てきた中で最も特徴的だったのは、バンコクで見かけたドナルド。
仏教徒の格好を模して足を揃えてややお辞儀をしながら、両手を胸の前に合わせてあいさつのポーズをしていた。
これはまさにタイ人の姿勢で、彼らはお寺や祠のような宗教施設を見ると、歩いていてもそのような体勢をとる。
非常に敬謙な民族だという印象がある。
それ以外の国に関してはそこまでわかりやすくその国の特徴は出ていないが、タイに関しては一発でわかるようになっていた。
ちなみに、タイのマクドナルドではサムライポークバーガーやダブルビックマック、ブラックバーガー等があった。
そういえばもう半年ほどマクドナルドは行っていない。
今でも前を通りかかることは週に何回かあるものの、なんだか体に悪い感じがして食べることがなくなった。
きっかけとなったのはコーラを飲むのをやめたことで、もっといえば甘い飲み物を完全に絶つことにしたのがきっかけになった。
マクドナルドの場合は基本的に飲み物は甘いものばかり、他に珈琲もあるものの私は珈琲も嫌いなので結果的に飲むものがない。
そうするとセットメニューを頼んでも結局飲み物は飲まないので無駄になってしまって、ではもう単品でフィレオフィッシュとポテトだけとか、そういった注文をしたこともあったが、なぜかそっちのほうが高くなるというよくわからない現象もあった。
そして、なんだかんだでコーラを飲まなくなったら、マクドナルドに行く理由が一つ消えたらしく、結局店に行くこともなくなった。
最近だと豆乳や納豆を毎日摂るようにして、海外にいながらも健康に気を使った生活をするようになっている。
そういったこともあって、マクドナルドのはたまに行くぐらいならいいと思いつつも、結局いざとなるとパスしてしまう店になった。
今ではそもそもマクドナルドに入りたい気持ちが沸かないし、最近光の碁という漫画を読んでいても、よくマクドナルドと思われるファーストフード店で主人公たちが食事をとっている場面がでてきて、それをみて体に悪いだろうなとか、成長を阻害しないかといった感想を持っていたくらいなので、すっかり気持ちが変わってしまったらしい。
それにしても、ドナルドは世界のどの国の人が見てもかなり気持ち悪いと思うし、実際にこの格好で夜中に歩いていたら悲鳴を上げられるレベルではないかと思う。
なぜ彼がマクドナルドという世界的なチェーン店の象徴になっているのかは、いまだにいまいち理解はできないし、いつクビになってもおかしくないにもかかわらず、使われ続けているということはそれなりに人気があるのだろうか。
マクドナルドのような巨大ブランドが市場調査をしていないわけはないので、何かしら合理的な理由があるのだろうとは推測するが、その内容は図り知ることができない。