朝のジョギングは体に危険な習慣でしかない




朝からジョギングをして一汗流すのは、
健康的な習慣のようなイメージがある。

たしかに雰囲気としてそんな感じはするものの、
実際に体にどのような影響を及ぼすかというと
危険にしかならない。



というのも、起きた直後は体が目覚めていない状態なので、
いきなりランニングによって心拍数を上げるのは
心臓に過剰な負担をかけることになる。

運動の前にウォームアップが必要と言われるが、
起き抜けというのはそれができていない状態。

朝起きてから数時間かけて体が覚醒していくのに、
ジョギングによって寝ぼけている状態から
急激に負荷をかけてしまっていることになる。


これは健康にプラスどころか危険な習慣になる。



しかも、夜眠っていた時には体温が下がっている。

雪山で遭難した時に寝てはいけないのは
ますます低体温になって命に関わるからだが、
普段も睡眠中は体温が下がる。

朝にジョギングに行くということは、
体温が下がって筋肉が固まっている状態で
無理やり動かすことになる。

これが筋肉を傷める原因になる。



それならストレッチをしっかりしておけば、
筋肉をほぐせると思うかもしれない。

しかし、体が固まった状態でストレッチをすること自体、
筋繊維や腱を傷める原因になる。

ストレッチは体温が上昇した午前中の後半以降が
推奨されているのは、
こうした理由がある。



朝にジョギングを勧められない理由は他にもある。

走るという行為にはエネルギーを使うため、
低血糖状態では危険。

どんな時間帯であっても、
空腹状態でランニングをするのはトレーニングの基本として
避けるべきとされている。

朝食を取る前であれば、まさにこの状態に該当する。


かと言って、朝食を取ってからでは
満腹状態でジョギングをすることになり、
これはこれで体に悪い。



体が目覚めていなく、低体温・低血糖である朝のランニングは
健康のためには控えるべき悪い習慣にすぎない。

運動をすれば体に良いというのは幻想で、
適切な方法でなければ危険なだけで逆効果になる。


体が強いうちは無理をしても直接的なダメージは意識しないが、
確実に体にダメージが刻まれていることは意識しておくべき。

特に朝にジョギングする習慣があるのなら、
その習慣自体を見直さなくてはならない。



せっかく身につけた身体に良さそうな習慣を
投げ捨てるのは心理的に抵抗があると思う。

しかし、それをしないと身体のためにならない。



できれば身体を動かすのは朝食後2時間以上
経過してからの方がいい。

ただ、朝にジョギングをしている人の中には、
それができないことも多いと思う。


サラリーマンで仕事が終わるのが遅くて、
朝しか時間が取れない場合もあるはず。

そういう場合にはウォーキングをお勧めする。


こちらはジョギングほど身体に負担をかけないし、
健康のためにもプラスに働く。

特に目が覚めた後というのは、
脳がしっかり覚醒していない状態。

身体を動かしていくことによって
徐々に脳も活動的になっていく。



逆にベッドの上でいつまでもゴロゴロしていたり、
携帯電話をいじったりして身体を使わないと
脳は寝ぼけたままの状態が続き、うつ病になりやすくなる。

私の知り合いの経営者やビジネスマスターの中には、
起きたらとりあえず近所をフラフラ歩く人が何人かいる。


早足でウォーキングする人もいれば、
ただのんびり散歩するだけの人も。

どちらにしても身体を動かすことで脳が活性化される。



朝にジョギングをするぐらいなら、
ウォーキングの方が健康への貢献度は大きい。

起き抜けではなく、
会社に行く支度をしてから駅まで歩くとか、
そういった形であれば時間的な拘束も少なくて済む。



ランニングは手っ取り早く疲れることができるし、
達成感を得ることはできる。

しかし、疲労を感じるということは
それだけ身体に負担をかけるということ。

準備ができていない状態でそれを行うのは
危険な側面もあることには注意しておいてほしい。



なお、同様の理由で朝に泳ぐのも良くない。

マレーシアやフィリピンに住むようになってからは、
コンドミニアムにプールが付いているのが普通になった。

そのため、一時期は朝から泳いでいたが、
こうした事実を知ってから止めた。

運動をして身体が悪くなるのは、本意ではないので。


理想は手ぶらで歩くこと

別にスポーツウェアに着替えたりしなくていいので、
歩きやすい靴をはいてフラフラと歩くだけでも
脳は十分に活性化される。

寝起きはこの程度の運動の方が身体に過度な負担をかけず、
健康面で望ましい。


ただでさえ走ることは活性酸素を生み、
マラソンやトライアスロンのように負荷が強すぎると
かえって寿命をむしばむことになる。

まして朝から走るというのは心肺機能にかかる負担が過剰。

ジョギングなら軽く汗を流す程度なので
身体がしっかり目覚めてからであればいいが、
起きてしばらくは避けた方がいいだろう。



なお、ウォーキングを通勤時間に行うのもいいが、
理想は手ぶらで歩く方がいい。

というのも胸には胸腔と呼ばれる肋骨で囲まれた部分があり、
この部分の可動域を広げておくと
運動能力の向上のみならず肩こり等の予防にもなる。

現代人はデスクワークが多かったり、
パソコンやスマホを使っていると姿勢が固定されてしまうので、
本来の胸腔のあたりの動きが制限され、
凝り固まってしまう傾向にある。

カバンがあると自由な動きができないのに対し、
手ぶらで大きく手を振るとか、
肩を回しながら歩くと凝り固まった胸腔をほぐせる。

別に朝にやる必要はないが、
意外に手ぶらで歩き回る習慣がない人は多いので、
こうした動きを取り入れることはお勧めする。



私も以前にはジョギングをしていたこともあったが、
今は朝のウォーキングに変えた。

これなら世界のどこにいてもできるので、
ホテルに泊まっていても問題なく実行できて助かる。

ウェアやシューズも用意しなくてよくて、
荷物もかさばらなくなった。

何より、世界各国の街並みを眺めながら毎朝歩けるというのは
身体だけではなく心にも嬉しいこと。

さすがに治安に不安を覚える街とか、
歩道が整備されていなくて車にひかれそうな街の場合には
自粛するようにはしているが、
それ以外の街では毎朝のウォーキングが楽しみになっている。



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執筆者、伊田武蔵
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