朝に読書や勉強を避けるべき理由と、身につけたい習慣とは?


人間の脳が活発に活動する朝に早起きして、
読者や勉強をする朝活が一部でブームになっている。

たしかに出勤時間ギリギリまで寝ていて、
どうにか滑り込みで出社して
慌ただしく仕事を始める人よりも
生産性の高い一日のスタートなのは間違いないだろう。

人間の脳がもっとも冴えているのは
起床後の2時間という研究もある。

もちろん低血圧だったりして、
朝が苦手で頭がボーっとする人もいるが、
一般的には脳は午後になると疲労して
思考力やクリエイティビティが落ちていくもの。

脳のゴールデンタイムとも言える朝の習慣は
生活の質を左右する重要なものと言える。



ただし、ビジネスマンの場合には
起きてすぐに読書や勉強をするのはお勧めしない。

学生や受験生なら問題ないが、
社会に出てからもっとも重要視することはアウトプット。

つまり行動によって結果を出すことで、
ビジネスで言えば仕事をすること。

一日でもっとも判断力に優れ、
アイディアも出る時間帯に読書・勉強といったインプットをして
いつ効果的なアウトプットをするのだろう?

情報を受動的に受け取るだけなら、
ある程度脳の働きが鈍っている時間帯でも対応できる。

しかし、重要事項の判断は
直感力に優れているタイミングに行った方が精度が上がる。

アイディア出しも同じで、
創造性の高い時間帯に行った方が価値が高い。


そう考えると、
起業家ならその日の仕事の中でも重要な事柄、
あるいは頭を使うことを朝のうちに済ませるのを習慣にして、
疲れてきたら読書をする方が効率が高い。

せっかく早起きしても、
本を読んでいるだけでは結果は出ない。

早い時間帯にタスクが片付いていれば、
それだけで気分良く余裕を持って一日を過ごせる。


本来なら、脳がスムーズに活動してくれる朝の時間帯は
通勤のような非生産的な活動に費やすべきではない。

私も独立してからは、
世界のどこにいても、自宅でもホテルでも、
朝起きたら最低限済ませるべき仕事を終わらせてしまう。

今だと30分もあれば片付くので、
これで守りの仕事、つまり現状維持に必要な仕事は終了。

それ以降の時間は仕事をしてもいいし、しなくてもいい。

すでにやるべきことも終わっているので、
変に焦ったりプレッシャーを感じることもなくなった。



副業をしているのであれば、
朝の習慣は読書や勉強ではなく、
その副業に関することをやった方が効果が高い。

アウトプットの方がインプットよりも意思の力を使うのだから、
十分に意志力が満たされている時間帯の過ごし方は重要。

インプットはアウトプットの質を上げる手段であって、
決して目的ではない。

勉強だけしていても、人生は変わらない。



そして、朝の時間の質を上げるためには、
前日の夜の過ごし方、もっと言えば数日の積み重ねが必要。

前日にお酒を飲みすぎて二日酔いになっていては、
当然翌朝の体調はぼろぼろだし頭も働かない。

慢性的な睡眠不足になっていれば、
寝起きに意識が朦朧とするのも仕方ないし、
早起きが苦行になってしまう。

適度な運動や健康的な食事、規則正しい生活習慣等、
様々な要素が朝の時間のクオリティーに密接に関わってくる。

この時間帯を最大限に活用しようと思えば、
おのずと生活そのものの見直しにつながって、
結果として習慣を変えることにもなる。


一日の終りにどうにか帳尻を合わせるのではなく、
ベストなスタートを切るために何ができるか?

それは建設的な話ではないだろうか?



朝起きてすぐに作業に入れるようにしておくためには、
前夜にはタスクを整理しておくことも必要。

いわゆるToDoリストを作っておけば、
「何から始めよう?」という迷いから始める必要がなくなる。

脳は本質的に怠け者で、
迷っているだけでもエネルギーを消耗していく。

だからこそ、スムーズに仕事に取り掛かれるように
前日に下準備は済ませておきたい。

これが習慣になれば、
効率的な循環が日常的に起こることになる。



環境を変えることは、
モチベーションや才能に頼って仕事をするよりも
ずっと簡単で疲れも小さい。

最初の習慣化の部分は少々面倒だが、
気合で頑張り続けるよりもずっと楽。

結局、余計なところで疲れない仕組みづくりをすることで、
労力を小さくしながら得られる結果を最大化できる。


そして、仕組みを考える時に外せないのは
いかに朝の時間を有効活用するか。

脳という怠惰な器官が積極的に動いてくれる時間帯を
ムダなことに使ってはいけない。

とは言え、サラリーマンであれば通勤しないわけにはいかないし、
ラッシュ時の電車に乗っていれば
仕事どころか読書すらままならないのだが。

ある意味、日本のサラリーマンの生産性が
OECD諸国の中でも低い要因の一端は、
ここにあるのではないかとすら思う。

実際、私の朝の30分は、午後の2時間に勝ることもある。


特にサラリーマンの場合、
基本的に昼寝もできないわけなので、
おのずと午後になってからの脳の生産性は落ちざるを得ない。

サボりたいかどうかに関わらず、
脳はそういう風にできているものなので。


かと言って、
早起きをして朝を有効活用しようとしても、
退社の時間を自由に決められる立場でなければ、
それも睡眠時間の関係で現実的ではない。

会社をやめてよかったことの1つは、
貴重な朝の時間を毎日ムダにせずに済むようになったことかもしれない。

片道1時間以上かけて出勤していたが、
まったくもって生産的ではなかった。


朝に仕事をして、
疲れてきたら読書をしながらアイディアをメモしたり、
新しい知識を取り込むために勉強する。

その流れが常態化してから、
習慣の力が毎日背中を押してくれるようになった。



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執筆者、伊田武蔵
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