世界4大自由の中で最も欲しかったもの




大学生の頃に思っていたのは、
経済的自由が欲しいということだった。

当時のビジネス書には経済的自由の文字が踊り、
そんな言葉に私も惹かれていた。

しかし、就職して考えは変わった。

お金の自由より大事なものがある。

人間関係の自由だ。





■劣悪な職場環境

以前にも書いたが、サラリーマン時代の
直属の上司はパワハラがひどかった。

何人もの社員を潰してきた歴史を持ち、
私の後輩も2ヶ月ほどで辞めていった。

理不尽に浴びせられる罵詈雑言は
仕事の内容に限定されず、
むしろ人格攻撃がメインだった。


部署のトップは管理を放棄し、
我が身の保身だけが関心事。

何しろ、そのパワハラ上司は
自分より上の役職にもお構いなしに噛み付いていくのだから。

部署の中の人間関係は劣悪だった。


他の部署から回されてきた、
年齢だけは部署で一番上の40前のお荷物社員。

社内でも役員以外(役員は60代・70代だけ)の中で
最年長だった。

彼は仕事は他の社員の3分の1もしない。

しかし、年齢による気まずさもあり、
指導することなく、そのまま放置していたらしい。
(後に辞めていったが)


彼もまた、人間関係を悪化させる原因だった。

役職はないが、社歴は長い。
(役職を乱発する中小企業であったのだが・・・)

大部分は他部署での勤務だったが、
その会社には珍しく、10年近く勤めていた。


そんなこともあり、周りへの要求だけは多い。

とにかく自分の仕事を極限まで減らすために。

そして余った時間で他人の仕事に
文句を付けることに精を出していた。




部下の管理を放棄した無責任な部署のトップ。

パワハラ上司。

むやみに仕事を押し付け、
文句を言いまくっている先輩社員。

それらの犠牲になる他の社員。
(時期によって変わったが私も含め3〜5人)



こんな職場だったので、
他部署とは一線を画す人間関係が形成されていた。

たとえば他の部署では、
昼食はしばしば連れ立って出かけていく。

私の部署では、そんなことはない。

誘い合って行くようなことはありえなかった。

新入社員が入ってきた時でさえ
そうした配慮はされることもない。

歓迎会や送別会も開かれることはない。

誰一人としてそんなことは望んでないのだから
強要されなくてよかったのは間違いないが、
社内でも異質な部署だった。




そんな職場に勤めていたので、
収入の多さよりも人間関係のストレスのなさが
サラリーマン時代に最も欲しいものだった。

このままの職場で給料が上がるよりも、
給料がそのままで平和な職場に移るほうが
よほど幸せだろうと真剣に思った。



今の私は収入が当時と桁が変わり、
仕事上の人間関係からも解放された。

もし、どちらか一方を失わなければならないのなら、
収入を放棄するだろう。

あの頃のような人間関係に引き戻されるのは、
お金があったとしても不幸極まりない。



今の私の仕事は、
人間関係や職場に囚われることがない。

誰にも雇われず、誰も雇っていないので、
職場が存在しない。

強いて言えば自宅が職場ということになるが、
実際はカフェや旅先でも仕事をしている。

厄介な人間関係は存在しない。


場所や時間の自由を手にしたことで、
たしかに私は人生の可能性を広げられた。

しかし、もっとも大きな苦痛を取り除けたのは、
人間関係の自由を手に入れられたことがきっかけだ。




独立後、私は人間関係を拒んだ。

2008年に独立してから、2010年の終わり頃までは
片手で数えられる友人の他、誰かと会うことはなかった。

人と会いたいとも思わなかったし、
とにかくパワハラから解放されただけで満足だった。

この時期は、人間関係における
ある種のリハビリ期間でもあったのかもしれない。



今では新しい友人が世界各地にでき、
人間関係に恵まれることができた。

そこには、私が発信したメッセージに共感し、
集まってくれた人もいる。


学生時代から私は人付き合いが苦手だったし、
サラリーマン時代には人間関係で辛酸を舐めた。

そんな経験もあったが、
今は付き合いたい相手とだけ付き合い、
恵まれた人間関係を得ることができた。


人間関係は毒にも薬にもなる。

私は誰とでも別け隔てなく友人になりたいとは思わないし、
自分と合わない人とは関わりたくない。

そんなワガママが通るのも、
人間関係の自由を得たおかげだ。




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執筆者、伊田武蔵
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