ミュンヘン旅行の記録、この街の観光は期待を裏切られた




ミュンヘンを観光地として見た場合、
当初の期待とは完全に裏腹な結果だった。

実は今回で2度目の訪問になるが、
以前はヨーロッパ周遊中に
ウィーンからフィレンツェへ向かう途中、
数時間滞在しただけだった。

まだ初めての海外旅行で、
お金もない時代だったため
ユーレイルパスを有効活用しようと思い、
夜行列車でやって来て短時間で観光を済ませた。



その時にミュンヘンは消化不足の感は残っていたが、
仮にも2度目となるので感動は薄いだろうと思っていた。

ドイツの中でも特別期待値が高かったわけではなく、
2年前に訪れたニュルンベルクのように
ぜひとも来たかった街でもない。

しかも、4月下旬にもかかわらず2日連続で雪が降り、
凍えるような気候だった。

タイやフィリピンといった南国暮らしを基本としているので、
雪を目にするのは久しぶり。

そして手の指の感覚を失いながら街を見て回るのも、
普段では考えられないことだった。



しかしながらミュンヘン観光は充実した時間だった。

1日目はホテルのある中央駅からKarlsplatz駅の地下に潜り、
そこから旧市街へ。

聖ミカエル教会やFrauenkirche(フラウエン教会)を見た後、
以前にも見たマリエン広場や新市庁舎を眺めていたら、
調度正午の鐘が鳴り始めた。





ただ、それに呼応するように雪が降り始めたので、
早々に退散して先へ進むことに。

新市庁舎は時計仕掛けでになっていて、
設置されている人形が動く仕組みになっている。

それを撮影したり、録画する観光客も詰めかけていたが、
一様に寒そうだった。


そこからViktualienmarkt(ヴィクトゥアリエンマルクト)へ。



ここは市場ではあるものの、
観光客向けの商売がメインと思われる。

最初は3つのソーセージをパンに挟んだものを食べ、
まだお腹に空きがあったのでミュンヘン名物の白ソーセージを
パンとともに食べた。


そこからは雪もひどくなってきたので、
室内に行こうとレジデンツへ。

ここは見事な王宮で、
バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家のかつての栄華をしのばせる。

博物館と宝物館、劇場の3つにチケットが分かれていたので、
迷わずすべてセットになったものを購入。

ここまで来て躊躇する意味もない。

と思ったら、カード決済を済ませた後で、
劇場は14時にならないので
他を先に見るように忠告された。

中途半端に時間があったので、
先に言ってほしかった。

今からキャンセルしても、
クレジットカードではうまく処理されたか
その場では確認できないので、
あきらめることにした。

そしてレジデンツを見てきたが、
ミュンヘンに来てよかったと思えるレベル。

ヴィッテルスバッハ王家とはまったく無縁だったが、
ここまでのクオリティーの建物とは。







劇場はこじんまりとしているが、
洗練された場所だった。




14時の開場まで5分ほど待ったが、
それだけの価値はあった。

それにしても、レジデンツの宝物館・博物館と
劇場は入り口が分かれていて分かりづらい。


そこからオデオン広場まで行き、
テアティナー教会をちらっと見たが、
寒さがひどくなってきたのでホテルへ退避。

1日目はこれで終了。

あまりに寒くてホフブロイハウスに
ビールを飲みに出かける気力は奪い去られた。



2日目はニンフェンブルグ城に足を伸ばすことにした。



トラム17番線に乗って行ったが、
ニンフェンブルグ城については別に記事にしたので、
ひとまずここでは割愛。

この日は天気が良かったが、
一度ホテルに戻って一休みして出かけようと思ったタイミングで、
吹雪かと思うほど激しい風を伴いながら
雪が大量に降りだした。

30分ほどで降り止んだものの、
これで2日目が終了。

結局動けたのは半日ぐらいだった。

本当は午後に美術館に行きたかったのだが・・・。

アルテ・ピナコテークとノイエ・ピナコテークを軸に、
もし時間が余ったらピナコテーク・デア・モデルネに行く構想が
残念ながら崩れることに。



3日目はインスブルックへのバスを予約していたため、
午後2時過ぎまでの時間限定で最後のミュンヘン観光。

再び旧市街に繰り出し、
1日目よりも足を伸ばした。

今回はオデオン広場を最初に見て、
テアティナー教会を見た後、
ホーフガルテンを散策。

前の2日と違って天気がよく、
多少は暖かくなっていたので公園の散歩も気持ちがよかった。

足取りも自然に軽くなる。




ホーフガルテンを東に横切り、
Staatskanzleiを眺めながら東へ。

ミュンヘンの水辺を見たかったので、
Isar(イザール川)を目指した。

せっかくなのでMaximilianeum(マキシミリアネウム)を狙い、
少し南下してイザール川を渡った。

マキシミリアネウムは小高い丘というか、
坂の上にあるので発見は容易。




イザール川の向こうは緑地になっていて、
ちょっとした森のよう。



これは癒やされる雰囲気で、
ジョギングをしている地元の人も見かけた。

たしかにこんな場所に住んでいたら、
走りたくもなるだろう。


マキシミリアネウムを後にしてからは
St. Lukas(聖ルーカス教会)を見学し、
そこから旧市街へ復帰。

途中でIsartor(イーザトア)という門というか、
簡易要塞のような場所を抜けたが、
その近くで錯乱した風の中年男性が大声を挙げていた。



ミュンヘンにかぎらず、
ドイツに来るとこの手の人に遭遇する率が高い気がする。

別に絡まれたわけでもないので、
遠目に眺めながらスルー。


あとは帰りに市庁舎の前を通ったら、
再び偶然にも12時ちょうどで鐘が鳴り、
人形が回転していた。

まだ時間があったので、
フラウエン教会に再び入った後、
もう少し南側も回ろうと2つの教会を見てきた。

それからソーセージの盛り合わせと白ビールで昼食を済ませ、
ホテルで荷物を受け取って中央駅近くのバスターミナルに移動。

ミュンヘンを後にしてチロル地方のインスブルックへ向かった。



こうしてミュンヘンでの観光は、
実質的に3日で終わった。

到着した日は夜中だったので、
この日数には入れていない。

個人的にはレジデンツとニンフェンブルグ城は必須だし、
フラウエン教会を含め旧市街の散策の時間も取りたい。

アルテ・ピナコテークとノイエ・ピナコテークは次回に必ず行きたいし、
ホフブロイハウスでビールも飲みたい。

オリンピック関連やBMWワールドはどうでもいい(笑)。


ミュンヘンは質・量ともに期待値を大きく超える観光スポットが
点在している街だった。

今回もまさかの消化不良の感が残る結果に。

世界には2度滞在すれば飽きてしまい、
3度目は何かのついででもない限り考えられないことも。

有名どころではロンドンやリスボンがそう。

しかし、ミュンヘンはこの限りではなかった。

2回とも期間が短かったことも少なからず関係はしているが、
奥深い街なのも間違いない。


次に訪れる時には、
もっと時間をミュンヘンに時間を取った旅行にしたい。

ただ、今回のヨーロッパの旅も日程は88日。

行きたい街が多すぎて、
なかなか1つの街に長居できないのが心残りなところ。

シェンゲン協定のおかげで
90日が上限なのがつらい。



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執筆者、伊田武蔵
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