次のブダペスト行きは時期をずらす必要があるかもしれない




来年の4月末か5月中旬ぐらいになったら再びブダペストに行こうかと思っていた。

年初にはセブのコンドミニアムの賃貸契約が満了するのでそれが終わってから数ヶ月はアジアに滞在をして、それから東欧に移動するというのが描いてパターンである。

セブには部屋を借りてしばらく住んでいたので、そこからは離れてバングラオ島にでもしばらく滞在しても良かったし、いつものようにバンコクやチェンマイに身を寄せるという手もある。

アジアの中で新しい町を開拓するという手もあるし、バンコクを中心としながら、シェムリアップやホーチミン、ハノイ等の町を利用してビザランをする手もあった。

さらに言えば、ニュージーランドも行ってみたいと思っているので、オークランドやクライストチャーチに南下して、そこから再びアジアに戻ってから東欧に移動するという構想もあった。

そんな中で気がかりなのはブダペストの動向で、最近のシリアを中心とした移民に対するハンガリー政府の処置がヨーロッパを中心に反感を買っているという事実がある。

ハンガリーが移民による負担を嫌って、セルビアとの国境沿いにバリケードを作っていたりしているが、こういったやり方が人権や難民保護の風潮から外れているとして、ドイツから厳しく非難され「共通の価値観をもてないのであれば共同体と言えるのか疑わしい」という旨の発言まで出てしまっている。

しかしながら、イギリスやドイツ、フランスのようないわゆる、世界の中でも大国と呼ばれる国の場合、自分たちが批判となることによって大国としての地位を保全する目的がある。

しかしながらハンガリーが世界の中で大国であると思っている人は恐らく地球上にほとんど存在しないことと思う。

ヨーロッパの中でも経済力にしろ発言力にしろ、明らかに中位または下位の方であって、世界的に見れば存在を思い出す機会すらあまりないのではないかと思う。

実際に日本人にハンガリーやブダペストという名前を口にしても明確なイメージを持っている人は恐らく少数派である。

そういった国において自国の経済や治安を犠牲にしてまで批判を世の中に示すというインセンティブは働かない。

また当たり前の話として、東欧のハンガリーとドイツでは全く経済力が違い、ドイツであればある程度の移民を吸収できるとしても、ハンガリーが同じ事をした場合、自国民に対する影響が大きく被害が深刻になる。

こういった背景もあり、私はハンガリーに対する風当たりについては同情的であるが、一方でブダペストに多数の移民が押しかけ、かつて私も使った東駅を中心とした長距離鉄道にしてもシリア等からの移民が大量乗り、以前とは雰囲気が違ってきている。

前回の訪問からわずか半年ほどではあるが、このような情勢においてあえて外国人としてブダペストを訪れるべきかどうかと言うことについては疑問もあり、当然ながらシリア移民と日本人については見た目も全く似ても似つかないし、容貌で区別はつくものの、白人以外であるというザックリとしたカテゴリーであるとか、あるいは外国人というくくりについては同一視される部分もあり、ハンガリー人の国民感情としてあまり快く受け入れられない可能性は十分に考えられる。

もちろんそれはハンガリー人全体として広がった感情でなかったとしても、一部の過激な思想を持つ若者であるとか、失業でイラついている貧困層とかそういった人からの被害を受けるリスクは一時的に上がっている可能性が十分に考えられるし、以前にリスボンやカナダのナイアガラで浴びせられたような暴言を再び体験する見込みというのが通常時よりも大きくなっているような気がしてならない。

そういったことを考えると、次回のブダペスト行きはもう少し延期して今回はポーランドとかチェコとかクロアチアとか、そういった別の国に行っておくほうが無難なのかもしれないが、こうして敬遠されること自体が観光客を減らす現象となり、これもまたハンガリーの経済にとってはマイナスになる、というジリジリした思いが残る。



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執筆者、伊田武蔵
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