人間不信の症状を克服するには2つのポイントがある


人間不信の症状を本気で克服したいなら、
いきなり劇的な成果を期待しないことがポイントになる。

特に同じ環境に身を置きながら、
これまでと違った結果を求めるのはリスクが大きい。

そこでうまくいかなければ
マイナスのセルフイメージが強化されるだけだし、
克服しようとして失敗したという印象を
自分自身に植え付けてしまう。

それによって次の失敗が誘発されるだけなので、
まずは小さなところから。



人間不信を克服したかったら、
2つのアプローチがある。

1つ目は環境を一変させること。

これまで付き合ってきた相手ではなく、
できるだけ無関係な人とやりとりをしてみること。

可能であれば、住む場所も引っ越してしまえるとよりいい。

というのも、人間不信の原因になる出来事だったり、
これまでうまくいかなかった負のイメージが
こびりついた街から離れることによって
脳は過去の束縛から解放されるから。


極端な事を言えば、
海外に移住したりすれば過去の人付き合いなんて
ほとんど無関係な生活が始まる。

しかも街の風景も異なるため、
これまでのイメージに引きづられる場面が必然的に減る。

おのずと過去への囚われは弱まるので、
新しい自分のセルフイメージを築きやすくなる。



引っ越したりできない場合でも、
共通の知人がいない場所で知り合いを作り、
小さなところから人間関係を育てる経験をすると
他人への不信感が小さくなっていきやすい。

スポーツジムでもいいし、何か習い事をしてもいい。

別に難しく考えることはないので、
知らない人と軽い気持ちで関わってみること。



人間不信の症状がひどい場合、
既存の付き合いの枠の中でどうにかするのは困難。

過去に裏切りにあった人間の顔を見れば、
脳が危機感を持つのは当然の反応なので。

そこから抜け出すことでハードルは下がるし、
成功体験を積めれば不信感もなくなっていく。




もう1つの人間不信の克服法は、
他人との関係を一から見つめ直すこと。

周囲とどのように付き合っていきたいのか?

過剰に依存していないか?

人間不信の原因となる出来事は何か?

その出来事は回避することはできなかったか?

自分の人生に他人がどのように関わっているのか?

今後はどのように関係していきたいか?


理想と現実のずれを書き出してみる。

頭の中で行うのではなく、
このワークは必ず紙やパソコン上で書き出す必要がある。

というのも、文字にする行為によって頭を整理できるのと、
それを見返すことで自己説得を行えるから。



人間不信の症状には原因があるが、
必ずしも他人の裏切りや過去の失敗が
原因になっているとは限らない。

人によって理由は様々だが、
たとえば過剰な期待をしていたことが原因であったり、
他人の存在を実際以上に必要と思い込んでいたりすることもある。

自分は人間不信の症状がひどいと思っていたのに、
そもそも他人の力をそれほど必要としていない事に気づいて
気持ちが楽になってから、
今までよりも分け隔てなく他人と接することができるようになり、
結果的に人付き合いがうまく続くようになったケースも。



人間不信を克服するための特効薬はないが、
そもそも治さなくてはいけないという思い込みが
自分を苦しめていることもある。

そうした気づきを得るためにも、
文字として記載して眺めてみる作業は有効。

頭の中で考えるだけでは全体像がぼやけるし、
結局見たい部分だけに意識が集中して新しい発見をしづらい。



他人との関係以前に、
実は自己との対話によって解決することも多いし、
この方法は自宅で簡単に行える。

最初の方法と比較してもすぐに取り組めるので、
まずはやってみたらいいのではないかと思う。



ある意味、人間不信の症状を持っている人物と
自分のセルフイメージを規定してしまっているために、
苦しむ結果になっている場合もある。

そんな時には、
客観的に自分の現状や理想を再確認してみることで
思わぬ発見があることも。


深刻な問題だと思っていたことが、
実は何の害もなかったりするものなので。


所属する集団の種類を分ける

たとえば職場で人間不信に陥ったのであれば、
生活の糧として仕事は割りきって続けつつ、
自己再生のコミュニティを別に持つという手もある。

世の中には頭のおかしい人間もいるのが現実で、
誰とでも分かり合おうとか、
理解してもらおうとするのは無理な話。


それなら、関わりたくない人とは関係を断つか、
無理なら最小限の割りきった交流のみに絞る、

人間的な触れ合いはプライベートの友人や恋人とか、
まったく別のカテゴリーの人に任せる、
というのも1つの解決法。



自分の心の中を強引に変えようとしても、
人間不信だって根拠がないものではないはず。

何か理由やきっかけがあって形成されているわけだし、
無条件に人を信じるのも問題があるわけで、
多かれ少なかれ誰しも現実の認知はゆがんでいる。

それが人間不信という方向にやや大きく振れているだけで、
特段問題が生じていないのであれば、
治さなければいけないわけでもない。

むしろ気楽に構えていたら、
環境の変化でいつの間にか治っていることもある。



私自身、サラリーマン時代の職場は惨憺たる人間関係だった。

上司はパワハラの常習者だったし、
いつ空中分解してもおかしくない部署だった。

実際に離職率が高く、
特に新入社員が次々に辞めて定着しないのが慢性的な課題だった。

社会人として初めて就職した会社がそんな状態だったため、
会社では人間不信に陥ったこともある。


しかし、独立して人間関係が変わってしまえば、
おのずと他人に対する信頼感も持てるようになった。

会社を辞めてしまえば、
同僚や上司と会うことなんてない。

そんな薄っぺらい関係よりも、
もっと大切な友人達が30歳を過ぎてから増えていった。



人間不信はあなたの心に問題があるとは限らない。

信頼に値しない人に囲まれているとすれば、
不用意に信頼する方が危険。

そういった状態なのであれば、
環境を変えることを最優先することをお勧めする。


犬を撫でると人を信じられる?

アニマルセラピーという方法もあるほど、
動物とのふれあいは人の心に影響を及ぼす。

人間不信の症状を克服する方法としては、
犬を撫でると効果があるという研究があり、
脳科学的には有力な話らしい。


犬を撫でる時に分泌されるホルモンが
他人に心を開いたり、心を許すのにも役立ち、
結果的に他人を信じられるようになる。

コミュニケーションも円滑になるため、
潤滑油のような働きのホルモンということになる。


猫よりも犬の方が効果が大きいようなので、
もし犬とふれあう機会を持てるのなら、
そうした体験をしてみるのも手。

近くにドッグカフェがあれば、行ってみる方法もある。

日本だとこの手の店が多いのはうらやましい。

海外にいると、なかなか見つからないので。



人間不信を克服するために
犬から始めるというのも遠回りな感じはするが、
思うように人とうまくいかないのであれば
こうしたところからのアプローチもいいのではないだろうか。



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執筆者、伊田武蔵
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