人間力を高めるたった2つの方法


どんな環境でも、うまく適用して生き抜くために、人間力を高めるには多くの努力をする必要はない。

むしろ、様々なことに中途半端に挑戦することによって、今いる場所から、何も変われないという人が多いというのが実際のところ。

人生は有限なので、集中と選択ということをしないと、ただのぼんやりとした大衆の一員にしかなれない。

そこで、具体的に人間力を高める方法について、見ていこうと思う。

ざっくりというと、縦方向と横方向に、それぞれ展開するという方法があるし、これはどちらか一方だけを経験をしてもいいが、可能なのであれば、両立させることによって、加速度的に個人としての価値が高まっていくことになる。

それではまず一つ目から。


横方向の展開

人間力を高める一つ目の方法としては、横方向に様々な経験を積んでいくということがある。

これは言い換えると、広く浅くと捉えてもいい。

先程、様々なことに手を出し過ぎて、結局何もものにならない人が多いといったことと矛盾するように思えるかもしれないが、横方向の展開の場合は、自分の方向性が見つからないとか、後は元々趣味であるとか、好奇心旺盛とか、そういった人がこちらを中心にやっていくとよい。

具体的に言うと、興味があるものをとにかく調べてみたり、体験してみたりということだが、重要なのは見切りの早さ。

中途半端に習熟したところで、それ自体は価値にならないので、自分にあっていないとか、思ったほど好きではないと感じたら、さっさと捨ててしまった方がいい。

例えば、私は海外で生活をしているので、英語を学ぶ環境にはある意味で恵まれているし、必要性にも日本で暮らしている人よりは、迫られているが、それでも英語を学びたいという動機がなく、半端に学ぶよりも、そのまま放置することにした。

それよりも、旅であるとか、荷物のいらない生活を追及していくこととか、そういった自分の興味が向く方向に行動している。

更に言うと、横方向に展開する場合も、誰でもやっているようなことではなくて、できるだけ興味があって、尚且つ希少性があることに取り組んだ方が、人間力は高まる。

結局のところ、絶対的な評価ではなくて、社会における相対的な評価によって、あなたの価値は決まるわけなので、誰でもやっていることを中途半端に取り組んだところで、会話の接点にはなるかもしれないが、根本的な価値には繋がらない。

例えば、今まで運動不足で、特に運動神経が良いわけでもなく、サッカー経験もない人が、30歳を過ぎてフットサルをしたところで、それが大きな強みになるとはとても思えない。

もちろんそれが他者との接点となって、価値を持つというところまで、ビジョンが見えているのであればいいが、そうでないのであれば、少し変わった趣味に取り組むとか、そういったところで人との違いを見い出した方が、人間が余っている現代社会においては、重宝される人材になりやすい。

これは別に転職とか、そういったビジネス界での話ばかりではなくて、特長のある人の方が、プライベートにおいても、注目されるというのは当然のこと。

そして、横展開だけでは、薄っぺらい人間にしかなれないので、それに加えて縦展開を行っていくことになる。


縦展開による深掘り

まずは横展開で様々なことに挑戦してみて、その中から向き不向きや、自分の本当の好みというのを理解してきたら、それを更に深掘りにして、強みを作っていくという作業が必要になる。

これがいわゆる縦展開。

横展開が広く浅くだったのに対して、縦展開は狭く深くがモットーになる。

横展開を極めた人が、万物に通じる雑学博士のような人間であるのに対して、縦展開に強い人は、専門家とか権威とかマニアとか、そういった呼ばれ方をする人が多い。

分かりやすいイメージとしては、大学教授というのが、学問の分野で縦展開をした例だし、狂信的なオタクというのもその一例。

これは別にプライベートの趣味を、深掘りするばかりではなくて、仕事でもある分野を追及すると、ファックスマーケティングの権威とか、電気自動車のエンジン開発のエキスパートとか、そういった見方をされることになる。

横軸でも縦軸でも、どちらかを極めれば十分な価値はあるが、それぞれを組み合わせることによって、更に相乗効果を得られることができる。

まず横展開だけの人というのは、どうしても思考が浅くなりがちで、何かを追及するということがないので、どこか浅はかな印象を受けてしまう。

逆に縦展開だけの人というのは、自分の専門分野については徹底的に強いものの、それ以外について感心がなかったり、これまで経験してきた分野の経験を他のところに移し替えるということができないため、とても視野狭窄になりやすい。

研究分野についてだったら、何時間でも語れるが、社交辞令を交わしたり、雑談ができない学者のタイプというのは、正にその典型。

しかし両方が、うまく重なり合わと、縦展開で培った視野や思考のレベルを、他の分野においても、上手に展開していくことができる。

つまり、深く物事を見ることもできれば、他のジャンルの知識を横断的に応用することもできるので、それはまさに人間力を高めることに他ならない。

こうした背景がある人とは、会話をしていても楽しいし、学ばされることは多々ある。

人として、魅力的な相手を分析してみると、大抵の場合は、この横展開と縦展開の両方のバランスがいいことに気付いた。

但し、残念ながら一長一短には、どちらも手に入れることができないというのも事実。

そういった意味で言うと、横展開を自然にできるようにするためには、他人と違う環境に身を置いて、様々な経験ができるように仕組んでしまうというのもある。

つまり、自分の意志や努力によって、成し遂げるのではなくて、半自動化してしまうことによって、動く歩道に乗ったように、様々な体験することで、世界を広く見ることができるということ。

私自身も、日本を出て海外で暮らし始めた時には、特に必要に迫られていたわけでも何でもなく、ただ様々な経験を積みたいだけだった。

今では、色々な国に渡りながら、仕事を続けて暮らしているが、常に滞在国が変わるという生活は、ただ単にスリリングなだけではなく、やはり経験値を自然に上げていくことができる。

こういった環境を作ることで、横展開はある程度自動化し、縦展開に集中するというのも、一つの方法だと思う。



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執筆者、伊田武蔵
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