フィリピンの永住権ビザを取ったら納税義務が発生する?




世界には、どこに住んでいるかに関わらず、
自国民に課税する国がある。

属人性と呼ばれる制度を持っている国で、
アメリカやフィリピンがこれに該当する。

たとえば、アメリカのグリーンカードを持ってしまうと、
アメリカ以外に住んでいても課税されることになる。

つまり、むやみに取得してしまうと
高額な税金を取られることになりかねない。



では、フィリピンの場合はどうなのか?

永住権としての性質を持つクオータービザを持ったら、
日本人でも課税されることになるのか?


現実的な部分で言えば、答えはNO。

今のところ、国外で働くフィリピン人にさえ、
十分に課税できていないのが実態。

国境をまたいでしまうと、
そもそも所得を把握すること自体が難しいので。

まして外国人に課税するのは現実的ではない。


私の知り合いの富豪もクオータービザを持っているが、
課税されないからこそ取得したのだろう。

そうでなければ、
住んでいるわけでもないフィリピンの永住権を持つことで
とてつもないコストがかかってしまうので。

所得が増えるだけ課税額も増える。

そんなことに気付かないほど、
彼らは脇が甘くない。



これが実務としての現実だが、
一応制度上どうなっているのか、
公式なルールについても問い合わせ中。

業者を通じて移民局に確認しているので、
結果が分かったら改めて報告しようと思う。



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執筆者、伊田武蔵
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