ニューヨークの生活費は1つの項目さえ押さえれば高くはない




一般的にニューヨークの生活費というと、異常に高いと思われがち。

実際に私も以前はそう思っていたが、実際に町に行ってみると、イメージとはだいぶ違うことに気付いた。

まずわかりやすいところでは、スーパーの食料品やファーストフードの金額。

スーパーで見かける野菜や肉の金額は、いわゆる物価の安い国と知られる東南アジアのタイとかマレーシアと、大きく変わることはない。

しかしながら、ニューヨークともなれば、人件費は高いだろうし、外食をするのであれば、生活費が全然違ってくるのではないかという疑問も、当然沸いてくると思う。

確かに本格的なレストランに関しては、飲み物代を別としても1500円から2000円程度は、最低でもかかってくるし、そういった意味では安くない。

しかしながら、現状新興国であっても、外国人向けレストランであれば、少なくとも1000円弱はするので、それを考えると、随分と差は縮まってきているということになる。

更に言えば、ニューヨークと言えば、ホットドッグやピザなどが安い店であれば、100円から売っているので、ファーストフードの金額が非常に安い。

しかも他の国や町と比べて、とにかくファーストフードのバリエーションが多いので、若干飽きづらいようにはなっている。

これはワシントンやフィラデルフィアと比較しても言えることで、アメリカの国内でもニューヨークというのは、ファーストフード好きにとっては天国なのではないかと思う。

但し、いわゆるジャンクフードなわけなので、当然ながら健康には配慮されておらず、ヘルシー志向の人にとっては、とても食べることができないようなものになる。

アメリカの場合は、経済合理主義を推し進めた結果、露骨に健康すらもお金で買うものになっていると批判されることもある。

これは医療保険システムのこともそうだし、食べ物についても同様のことが言える。

とにかく、安くでカロリーを摂取したりとか、お腹を満たしたいという貧困層にとっても、ファーストフードを始めとした食品によって、その願いというのは、十分に叶えられるようになっている反面で、体に対する悪影響というのは、避けることはできない。

他方で富裕層の場合は、オーガニック食品を中心にした食生活を送ろうと思えば、それなりに高コストになってしまう。

ニューヨークの生活費と一言で言っても、どのようなライフスタイルを送るかによって、食費の部分一つ取っても、大きく変わるというのが、実際のところだが、東南アジアの新興国の生活費も高騰して来ている現在。

世界の首都と新興国の差は、確実に縮まっているのが現地に入ってわかった。

生活コストを大きく左右する住居選び

ニューヨークで暮らす際に、大きな支出の項目となるのが家賃。

例えば、マンハッタンの南側であれば、原則としてワンルームであっても、月に20万円程度の支出は覚悟しなければならないとされる。

ワンルームというのは、現地ではスタジオタイプと呼ばれるが、この部屋で20万円出すほどニューヨークの環境が良いかどうかと言われると、私にとっては疑問を持たざるを得ない。

確かにハーレム地区のような危険な雰囲気はないとは言え、ではニューヨーク南部が本当に生活をしやすいのかと言われると、否定的な見解を持ってしまう。

更に言えば、ハーレムの辺り、あるいはブルックリンの辺りは、マニラの中でも綺麗とは言えないようなエリアと同等だと思っているので、そう考えるとわざわざ高い家賃を出して、目的もなくニューヨークで生活をするというのは、私には魅力のない選択肢に映ってしまった。

例えばフィリピンであれば、マニラの中でも高級住宅街と言われるマカティに、月に7万円とかそのくらいで、ワンルームのコンドミニアムを借りることができるし、当然のこととして24時間警備員が付いているので、セキュリティーもしっかりしている。

ニューヨークに比べれば、マカティの方がよほど安全な印象があるので、生活費が安くなるというだけではなくて、治安の面でも+に働く。

但し、ニューヨークでも、北部のブルックリンに住むとか、あるいはルームシェアするとか、そういった形で家賃を抑えることさえできれば、必ずしもニューヨークの生活費というのは高くないわけなので、この町に住んでみたいということで、それほど可処分所得が多くない場合であっても、生活が成り立たないというわけではない。

当然ながらこの町というのは、成功者ばかりが集まってきているわけではないので、ルームシェアを希望している人や、実践している人もたくさんいるわけだし、相手に恵まれれば、ルームシェア生活というのも、異文化とのコミュニケーションを取ったり、英語の練習になったりと、プラスに働く側面も存在する。

個人的にはルームシェアで暮らしたいとは思わないが、そういった暮らしが嫌にならない人であれば、検討する価値があるのではないだろうか。

ニューヨークは目的がないとつまらない町

先進国ばかりではなく、新興国にも高級ショッピングモールが立ち並び、新しい建物や大規模なビルが、世界的に見て全く珍しくなくなってしまった現代において、パッと見でのニューヨークの価値というのは、落ちてしまっている。

ここで言っているパッと見の価値というのは、旅行者が初めて訪れた時に、受けるインパクトのようなもの。

そんな状態でわざわざそこそこの生活費を出して、ニューヨークに移住するぐらいであれば、もっと他の国にも目を向けてみたらいいのではないかという風に感じる。

しかしながら未だにこの町というのは、デザイン関係とか、一部の業界において世界の中心であることは間違いなく、その中でライバルや仲間と切磋琢磨をしたり、徹底的に学んだり、チャンスをつかみ取るということにおいては、他の町で変えることができない価値を未だに有している。

そう考えてみると、ニューヨークに住むという場合は、そこで何をするのか、何を目的にしていうるのか、ということが明確になっていないと、イマイチ意味がないのではないのかという風に思う。

ただ単に海外で暮らしてみたいのであれば、もっと生活費が安いところもあれば、治安の良いところ。

自然環境が優れているところなど、魅力的な町は数々ある。

すぐ近くにあるフィラデルフィアの方が、穏やかな暮らしには向いているだろうし、隣国のカナダにあるバンクーバーやモントリオールの方が空気がきれいで、緑も多い。

大西洋を渡れば、文化も歴史もあるヨーロッパの各国があり、冬でも暖かいポルトガルや、物価の安い東欧など、暮らしやすそうな国もたくあんある、その中であえてニューヨークを選ぶという、明確な動悸があるのであれば、生活費は上手に暮らせば削減していくことができるし、実を言うとそこまでハードルが高いわけでもない。

問題なのは仕事とか、ビザとか、そこら辺のところ。

こういった移住において、問題にあんる一般的なことがらについては、ニューヨークを含むアメリカの諸都市に移住する場合にも、例外なく降りかかってくるハードルではあるものの、それを越えてしまえば後は意外にどうにかなったりする。

少なくとも今現在であれば、もうすでにシドニーやメルボルンの方がニューヨークよりも生活費が高くなっているし、北欧も同様。

この町は世界一物価水準が高いとか、そういったことは決してない。



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執筆者、伊田武蔵
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