音痴でも歌える歌についてボイストレーナーに聞いてみた


たまたまプロのボイストレーナーをしていたことがある人と話す機会があったので色々と話を聞いてきた。

その中でも印象に残っていたのが、音痴でも歌える歌についての話。

歌がうまくなくてもそれなりに聴こえる歌と逆にあらが目立ってしまう曲があるということが私も以前から感じていた。

特に高音にうつる場面が多かったり、あるいは音域が広い場合はかなり難しいのではないかと思う。

そこで音痴でも歌える歌はどういったものかということを聞いてみたところ、やはり予想通りの答えが返ってきた。

まずは裏声等を使わない一般的な歌い方だけで歌えるほうがいいという。

そのためいわゆる実力派シンガーと言われるような人は基本的には避けたほうが無難。

例えばケミストリーとか平井堅というのはかなり技術がないと歌いこなせないような曲が多いので避けたほうがいいということだった。

逆にプロの歌手ではなくてアイドルのようにそれほど歌唱力がなくても曲を出している人をみてそこから選んでいったほうが楽ということだった。

男性の歌手であればスマップであるとかキンキキッズ、嵐こういったところを見て行くと比較的簡単な曲が作れるということ。

例えばスマップであれば世界で一つだけの花というのは非常に歌いやすい。

ではこれを作曲した槇原敬之の曲はどうかというと彼の歌唱力がないと歌いこなせないこともあるので、音痴が歌ってしまうとひどいことになるものも槇原敬之の作曲の場合にはかなり多い。

ということでやはりプロのシンガーソングライターであれば自分だったらこのレベルは歌いこなせるけど提供する場合に相手が歌いこなせるかどうかということもしっかりと考えている。

そのためそれほど歌唱力がない人に提供されている楽曲を選ぶというのも音痴でも歌える歌を選ぶためにはちょうどいいということ。

他にも例を出せばスガシカオがスマップに夜空のムコウという楽曲を提供しているがやはりスガシカオ本人の曲というのは歌いこなすのが難しいケースが多い。

こういった曲選びを考えておくだけでもいかにも音痴というのがばれるのかそれとも一応聞くに堪えるようなそれほど恥をかかずに済む程度にはなるのかといったことが変わってくる。

色々と音痴でも歌える歌というのを聞いてきたが簡単に音痴を改善することができるのかという質問に対してはあまり最短距離の方法というのはないらしい。

色々と世間で言われているものの彼が一番手っ取り早い方法として提唱していたのは、自分の声を録音してどこがおかしいのかというのを聞きながら修正していくということだった。

例えば30秒とかもしくはもう10秒20秒でもいいので歌ってそのおかしかった部分抑揚であったり音程を改善してもう一回同じ部分を歌ってそしてまた耳で聞いて修正をおこなってということを繰り返していくと比較的短期間で軽度の音痴の人は改善されるということ。

逆に重度の場合はこういったことを繰り返しても微動だにしない場合も多いのでなかなか厳しいということだった。

他に腹筋を鍛えたりとか肺活量を増やすというのはもっと二次的な問題で音程をとるとかそういったレベルをクリアした先の話なので最初からそういったところに取り組んだところであまり意味はないらしい。


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伊田武蔵
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