オタワで冬に向けて装備を補充


ハリファックスからオタワに来て最初に感じたのは、何よりも寒いということ。

カナダの英霊記念日が過ぎた時期で、気温が10度以上下がったらしい。

同じ国の中で、南北の移動が大してないにも関わらず、ここまで気温の差があるとは思わなかった。

ポルトガルやアイルランドが大西洋からの風で気候が温暖であるように、ハリファックスも同じような影響を受けているのかもしれない。

少なくとも私がハリファックスに滞在していた3日は、雨が降っていた日もあったが、オタワのように極端に寒いということはなかった。

気温を見てみると、日によって5度とか7度とか、日中であってもそれだけしかないので、10月であってもオタワは既に東京で言う冬の気温であるということがわかる。

もっともオタワは、1月になれば気温がマイナス20度ぐらいまで下がって、特に寒い日に至ってはマイナス30度を超えてしまうこともあるので、オタワ市民にとっては、まだまだ寒さは序の口で、今はまだ肌感覚でも秋なのかもしれない。

しかしながら、外からやってきた人間にとっては逃げ出したくなるほど寒いし、実際に空港からバスに乗る途中は旅行者が多かったためか、見るからに寒そうにしている人を数多く見かけた。

私もその中の一人だったわけだが、さすがに秋物の服でどうにかしのげるような寒さではなく、オタワに来て早々ににまずは手袋を購入し、その後リドゥーセンターというショッピングモールでコートを見てまわることにした。

何しろ外を歩いているだけでも寒さが体に響く状態なので、ホテルから出るのがかなり億劫になってしまって困った。

結局オタワの寒さに順応するために3日ほどかかって、ようやく2時間程度であればそれほど苦も無く外を歩き周れるようになった。

もっとも寒さに順応したというよりは、ただ単に暖かい格好にしたので、どうにかなっただけという話もある。


寒さに負けずオタワの街歩き

町中をブラブラしていて、リトルイタリーや、チャイナタウンを見て周ったり、あるいは偶然ウクライナ大使館を発見したり、オタワのコンフェレデーションパークで黒いリスを発見して一心不乱に食事をしている様を眺めたり、基本的にのんびりとした時間を過ごしていた。

オタワは首都ではあるものの、それほど町が大きいわけでもなく、地下鉄網が張り巡らされてもいない。

さすがにバスはうまく使いこなすのがなかなか難しいので基本的に徒歩で移動していたが、それでも特に不便がないぐらいの規模感の町だった。

今回オタワで宿泊したホテルは二つあったが、当たりはずれがはっきりしていて、片方は部屋にしきりさえ設ければスイートルームになるぐらいの広さと設備を整えていて、ソファーがいくつもあり、机も3つほど設置されていた。

朝食もそれなりに充実していて、エッグマフィンをその場で作ってくれて、温かい状態で食べることができた。

それに対してもう一つのホテルは一般的な最低限の設備しかなく、フロントが不親切で、オタワの中央駅に行く道を聞いたら、「わからないからタクシーで行け」というホテルのフロントとは思えない対応だった。

当たりの方のホテルに2泊をして、ハズレの方のホテルには1泊しか予約していなかったので、その点はまだラッキーだった。


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