ペナンのホテルを渡り歩いて気づいたそれぞれの違い


ペナンにおいてはすべてのホテルで一泊しかしないで、とにかく転々と泊まり歩いてきた。

特に目的があったわけではなく、納得できるようなホテルがなかなか見つからなかったので、結局次へ次へということで移り歩くような形になってしまった。

そしてその過程で気づいたのは、とにかく様々な特色があるということで価格帯が違ったとしても単純に部屋の広さが変わるとか接客が良くなるとか、もしくは清潔度が上がるとかそれだけの単純な違いではなかった。

例えば料金が倍になったホテルであっても接客のレベルが極端に落ちて、チェックインの段階でイライラし始めるということもあったし、逆に安いホテルであっても部屋の広さというのが非常に広くて、特にペナンというのは古い建物がそのままホテルに使われていることもあるので、歴史的な天井の高い通常であれば2階分くらいの天井の建物に泊まっても3000円代とか、そういったホテルも存在した。

ただし、このホテルというのは残念ながら蚊がとにかく多く出て、一晩で10匹以上の蚊を叩かなくてはいけなかったし、それでも十分に眠れないほどに大量発生していた。

これは非常に困ったし、さすがにもう一泊は出来ないということで他のホテルに移ることにした。

ペナンの場合はリゾートホテルに泊まるか、もしくは伝統的な建物に泊まるのか、この二択が面白いのではないかと思う。

今回はかなり伝統的な建物を幾つか歩いてみたし、一般的なホテルも泊まってみたが、やはり世界のどこにでもありふれているものよりは、歴史的な建築物に泊まってみる方がかなり面白いし、趣がある建物を楽しむことが出来る。

名前はほとんどのホテルで忘れてしまったが、例えばバナナブティックホテルというのはすりガラスがとても美しかったし、こういったホテルを渡り歩くとそのホテルに宿泊するという体験自体が一種の観光のようになるので、かなりおすすめのものとなる。

旅のスタイルは様々ではあるが、宿泊というのをどのように定義するかということは一つのポイントになると思う。

今回の場合で言えば伝統的な建物を渡り歩くということをテーマにしていたが、これはこれで充実したものだったし、もっと現代的な建物のリゾートホテルに泊まって、そのホテルの中で基本的に一日を終えるという選択肢もある。

ただし、これはある意味で言えばどこで行っても同じような体験で、例えばペナン島で行ってもマカオで行っても基本的には同じような雰囲気になる。

ペナンの場合は海があるという利点がありそうに見えるものの、実際にはきれいではないので、離れてみる分には良くても近くで見るほどの価値はない。

そういったこともあったので、今回のペナン編というのはかなり短縮して通り過ぎることにした。

おそらく今後ペナンを再び訪れるということはないのではないかと思うが、それに対して特に未練とかそういったものを感じない程度の街でしかなかったというのは、若干残念ではあった。

しかし、伝統のある建物に泊まるというかなり珍しい体験をすることが出来たので、その点に関しては興味深かったし、それなりに価値があったのではないかと思う。


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