ペナンはロングステイ先の候補から外れた【元マレーシア在住者の視点】


現地を視察して、ペナンがロングステイ先として、
あるいは移住先としてふさわしいかどうかを見てきた。




これまでにはジョホールバルやマニラに住んできたが、
これから先に住みたい街を発掘するため。



ペナンといえば、
首都のクアラルンプールと共に
マレーシアの中でもロングステイで人気の街。

ビーチリゾートとして旅行先としても多くの観光客を集める。


今回はクアラルンプールからイポーまでKMTという電車で行き、
そこからバスでバタワースまで移動。

ここから対岸のペナン島へフェリーにて移動した。




フェリー乗り場を降りると、
西洋風の建物が並んだ街並みが広がる。

世界遺産に登録されているだけあって、
かなり風光明媚な印象を受けた。


そのままジョージタウンを歩いて行くと、
インド人街を通り過ぎた。

この辺は文字通りインド系住民が多い。



かつてジョホールバルという
マレーシアの街に住んでいた時も感じたが、
インド系のマレーシア人は基本的に無愛想。

接客にはまったく向かない人が多い。

基本的に、怒ったような顔と
にらみつけるような目つきで接客してくるので。


最初は脅されているのかと思ったという話も聞いたことがあるが、
それも納得せざるを得ない。

その態度はペナンにおいても変わらなかった。




日を改めて、ペナンの海へ。

この街にロングステイするメリットの1つは、
なんと行ってもビーチリゾートである点。

海があるというのが大きな長所。


しかし、実際に見に行くと海は汚い。

何でもいいから海があるというだけなら、
ジョホールバルでも他の街でもいいのではないかと。



たしかにリゾート地なので
周辺環境はきれいに整備されている。

フェリンギビーチのあたりは
豪華なリゾートホテルが立ち並び、
華やかな印象を受けた。

ただ、海はといえば・・・。



高速船でランカウイまで行けば海が澄んでいるらしいが、
ペナン島で美しい海を見ることは無理らしい。

これはかなりガッカリだった。



住んでみるという前提で視察をすると、
基本的な物価はマレーシアの他の街と変わらない。

リゾート地だからといって、
著しく物価が高いことはない。

ローカルレストランなら200円程度から食事が可能。

スーパーに入れば
30円でコーラが、
50円程度でリンゴが売られていた。



ただし、家賃はマレーシアの中でも高い。

ペナン島の中でも立地によって条件は様々だが、
クアラルンプールよりも基本的には高め。



物価が高いわけではないが、
安いということもない。

少なくても、生活費を抑えたくて
ペナン島にロングステイというのは効果が薄い。


むしろ日本で海沿いの地方の町に住んでも
変わらないのではないかと思う。



では、交通の面はどうなのか?

島内はバスが走っているぐらいで、
他に公共の交通機関はない。

自家用車を持っていればともかく、
それ以外は移動には面倒な思いをするだろう。


ペナンのタクシーはメーターを使わずに
ふっかけた料金を請求してくるのが基本。

この傾向はジョホールバルやクアラルンプールよりも
明らかにひどい。

ロングステイとなれば、
日々の暮らしにストレスが溜まる予感がする。



そして、リゾートホテル等は例外として、
街中のレストランやスーパーの接客レベルが
マレーシアの中でも低いと感じた。

これは外国人向けレストランで特に感じたこと。

日本とレベルが違うのは当然としても、
クアラルンプールと比較してもいい加減。


一部の日本食レストランのように
しっかりしているところもあるものの、
全体として見たら懸念が残った。



環境はといえば、
車の交通量も多くて空気がきれいとは言えない。

ジョージタウンだと、
車が多くて5分近く道を渡れないことも。

しかも信号が少ないために、
車が途切れるのをあてもなく待つしかない。

南国の灼熱の気候の中で。



緑を求めるならクアラルンプール郊外のモントキアラのほうが
快適に暮らせそうな気がした。

ビーチリゾートに住みたいなら、
ペナンではなくセブでいい。


逆に、この街にロングステイするメリットというか、
動機は見つからなかった。


ひとまず、イメージだけで下見せずに移住しなくてよかったというのが
今回のペナン島視察の結論。


以前にこのブログでも書いたとおり、
東南アジアのビーチリゾートに住むのなら、
明らかにフィリピンのセブやタイのプーケットのほうが
環境として適している。

そう考えると、
わざわざペナンにロングステイをする意味はないし、
どうもマレーシアはそういうことが多い。

マーケティングやブランディングだけが上手くて、
実態が伴わないというか・・・。



とは言え、こうして評判より悪い場所があるというのも、
現実を認識する上では必要なこと。

その意味で得られた教訓は小さくはない。

おそらく、もう旅先としても来ることはないと思うし、
まして移住してくることもないだろうが、
一度来る意味ぐらいはあった。


ペナンのライバルに移住してみた

ペナン島を見に行ってから1年以上がたつが、
その間、次に住む場所を探していた。

どこの国に住むでもなく、
各国のホテルを転々と巡りながら。



その結果として次のロングステイ先に選んだのは、
ペナンでもバリでもプーケットでもなく、セブ。

アジアを代表するビーチリゾートの1つ。

ただし、セブは島中がリゾートというわけではなく、
むしろセブ本島はフィリピン第二の商業エリア。

国際空港のあるマクタンの南側とか、
セブ本島のはずれの方がリゾートとなる。

私が住んでいるのはセブシティという街の部分で、
コンドミニアムの窓から若干海が見えるものの、
そこは港になっていてビーチではない。


マクタンの美しい海に面した
モーベンピック ホテル(Moevenpick Hotel)には
レジデンス棟があり、住むことができる。

ここならプール等のホテルの施設も使える。

オーシャンビューだし、
ペナンの海よりも透明度が高い。

そんな物件も内見で訪れたのだが、
結局利便性を重視した。


元々、私は海の見える場所に住みたかったわけではない。

それなりに便利に、いちいちタクシーを使わずに生活出来て、
空気のきれいなところが良かった。

セブシティだと利便性はクリアしやすくても、
自然環境は悪い事が多いのだが、
例外的なエリアを見つけられたのでロングステイを決めた。


そろそろ賃貸契約の期間が終わるので
退去日が近づいてきているが、
滞在は快適そのものだった。

もう少し、この物件に住んでいたいぐらいに。

イタリアンを中心に食事も美味しかったし、
ペナンよりはるかに接客も丁寧。

マレーシアにも2年住んだが、
そもそもの気質が違う。


こうして色々な国を訪れ、実際に住んで見ると
一般的な評価や噂が必ずしもあてにならないことが分かる。

自分自身との相性や好みの問題もある。

やはり現地を訪れることで分かることも多い。

と言っても、かつてマレーシアに移住した時、
その後マニラに住み始めた時には
下見もなしだったのだが(笑)。


セブのコンドミニアムを出た後は、
再びホテル巡りを再会する予定。

その中で次のロングステイ先の候補を増やしていけるだろう。

色々な国を見てきたら、
日本を出た時よりも要求水準が上がってきたため、
実は住んでみたい国が限られたきた。

そのため、選択肢を増やすために
有力候補を意識的に周ってみるつもりでいる。



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執筆者、伊田武蔵
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