フィリピンのロングステイで必要なものをマニラ居住者が語る




フィリピンにロングステイする場合、
思いのほか、住むためのハードルは低い。

仕事等の部分さえ解決しておけば
あっさり移住できてしまうというのが実際のところ。



実際、私も今年からマニラ居住者となったが
下見もしていないし、手荷物だけでやってきた。

国際配送サービスを使って荷物を送ったり、
飛行機で預ける荷物すらなかった。

そして、事前に何か手続きをしていたわけでもなく、
観光ビザで入国してフィリピンのロングステイが始まった。



ビザの問題は通常なら移住の際に大きな壁になる。

ロングステイの期間が3ヶ月を超える場合も同様で、
観光ビザでは長期滞在できない事が多い。

ただし、フィリピンは例外。

最初は30日(私が来た時は21日だった)の期間限定だが、
それを1年間なら何度も更新していける。

1回目と2回目は短めの更新だが、
その後は3ヶ月や半年の延長も選べるし、
日系の業者が代行してくれるので不便はない。



そんなわけで、フィリピンにロングステイするなら
特にビザの心配も要らない。

さすがに1年以上住むならビザは欲しいが、
それ以下なら特に必要はない。


私はクオータービザを申請していながら、
マニラには1年しか住まない予定。

先ほどの話と矛盾するようだが、
私の場合には住むためにクオータービザを取るのではなく
将来の保険として取得するだけ。

海外に住める確固たる権利を持っておくのが目的なので、
今ロングステイをしているのとは別の話。



ビザ以外の話をすると、
フィリピンの外国人向けコンドミニアムについては
家具が付いている物件が大部分。

フル・ファーニッシュと表示されているのは、
そうした物件となる。

大家としても部屋の付加価値を上げるために、
デザイナーに依頼して家具を頼んでいたりもする。


私がマニラで住んでいる物件もそうで、
鏡の位置ひとつとっても大家がデザイナーの指示を仰いでいた。



そのため、フィリピンのコンドミニアムにロングステイするなら
家具のような大きな荷物はない。

私が持ってきたのもパソコンや着替えぐらい。

あとはすべて現地調達で必要なものは揃う。


パスポートとクレジットカードがあればどうとでもなる。



同じフィリピンでも地方に行けば話は変わるが、
日本人が住むのはマニラやセブの一部のエリア。

それ以外に住むことはまれなので、
この2つの地域を念頭に置いて話すのであれば
生活に大きく不自由することはない。

マニラなら、食事の面でも和食を楽しめる。


釜飯やきりたんぽ、トンカツ、山頭火のラーメン、
うなぎ、刺し身、寿司、お好み焼き等が食べられる。

東京にはさすがに負けるが、
下手な日本の地方都市よりバリエーション豊かかもしれない。

和食レストランならおいしい米も食べられるので、
海外にロングステイしながらも日本が恋しくならない。



同じフィリピンでもセブの場合は
マニラほどに和食レストランは充実していない。

それでも納豆等の日本の食材は手に入るし、
和食レストランも存在する。

実際にロングステイをしてみると、
海外でありながら意外に日本に近い生活を送れる。



フィリピンは汚かったり、危なかったりするイメージがあるが
外国人の居住エリアは話が別。

国を挙げてそうした地域の治安は改善されているので。

外国人がお金を落としてくれるように、
彼らもその点は本気で取り組んでいる。



そんなわけで、
フィリピンのロングステイは快適だし、
結局マニラに住んでいても台風は一度も来なかった。

もっと南の方の島は被害を受けたが、
マニラは直撃していない。


一部地域は大雨で冠水したこともあるが、
これもマニラの一部地域のみ。

日本人が住むような場所は問題なかった。


北海道で毎年大雪になるからといって
沖縄まで全国で雪が降っているわけではないのと同じように、
フィリピンも場所によって事情は様々。

1万近い島の集合体で国土も分散しているため、
なおさらこうした傾向になる。



報道だけ見ているとフィリピンは災害に弱そうだが、
そういうエリアに住むわけではないので
実際には予想以上に関係なかった。


セブにも住んでみた

色々な国にロングステイをしたいと思いながらも、
実際はビザの壁でなかなか現実的ではなかった。

そして、マニラでの生活を終えた後は、
世界各国を周ってショートステイをしていた。

ビザなしでも大抵の国は14日程度ならいられるので、
その期間内に出国する形で。

当然ながら長期で部屋を借りるわけにはいかないので、
ホテル暮らしをしていた。


そんな生活を1年半続けた末、
今度はセブにロングステイすることにした。

元々は住むことを決意してやって来たわけではなかったが、
良い部屋が見つかったので。

そんな軽い気持ちでコンドミニアムに入り、
途中で何度か旅行には出かけたものの
セブを拠点とする日々が続いた。


フィリピンにこだわっていたわけではないし、
マレーシアにもビザ(リタイアメントビザのMM2H)があるため、
それを使うてもあった。

しかしマレーシアは縦断してみたりもしたが、
住んでみたいと思える街は見つからなかった。

クアラルンプールもペナンもマラッカも、
わざわざロングステイをする価値があるとは思えなかった。


結果、再びフィリピンに戻ってくることに。

すでに永住権は取れたため、
このままずっと永住することもできる。

が、私は特定の街に骨を埋めるつもりもない。

まだ30代なのでこれから先も長い。

身を置く場所については確定させない方針。

流動的で柔軟で居ることが、
もっとも安全で合理的な選択だと信じているから。



そんなわけで、セブもコンドミニアムの契約期間が切れたら
一度は離れることになる。

その後は当面特定の国には住まない予定。

再びホテル暮らしに復帰する。

その後のことは未定。

再びフィリピンに戻ってきて、
マニラかセブにロングステイするかもしれない。

あるいはダバオやドゥマゲッティ、ボホール島のような場所に
新しい可能性を見出すことも十分に考えられる。

何にしても、この国とは今後もくっついたり離れたりしつつ、
関係を続けていくことになりそう。



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執筆者、伊田武蔵
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