ポメラニアンが吠えるのは何とかならないのだろうか


たまたま通りがかったポメラニアンが吠える勢いが
あまりに激しいのと、
なぜか私にピンポイントで来るものだから
犬に嫌われる性格なのかと真剣に思った。

マニラの中でも私が住むマカティには犬が少なく、
ショッピングモールのグリーンベルトやその周辺で
時折散歩中の飼い犬を見かける程度。

ポメラニアン以外にもマルチーズや
血統のありそうな犬が連れられている。



それ以外だと警備の一環として大型犬が
警備員とともに配置されている例もある。

たとえば各国の大使館が入るRCBCタワーには
警察犬が配備されている。

こうしたトレーニングされている犬は向かってこないし、
さすがに大型犬に来られたのではたまらない。



東南アジアと言えば野良犬が多いのに対して、
マカティ地区はフィリピンの中でも
政府が力を入れて街の開発や治安の維持に努めているだけあって
野良犬を見たのは1度だけ。

それも大人しいもので吠えたりはしない。


マレーシアに住んでいる時にはそこら中に野良犬がいたが、
彼らもめったに吠えない。

暴れれば駆除されるのが分かっているのか、
静かにのそのそと行動するのが基本で、
飼い犬の方がよく吠える。



今回のポメラニアンはもちろん飼い犬で、
大勢の人が行き交うグリーンベルトの入り口付近で
どう見ても私に向かって吠えていた。

猪突猛進に襲い掛かってくる勢いでリードを引っ張っていて、
親の敵か何かなのかと思うほどだった。

飼い主の白人女性が苦笑いしながら
申し訳なさそうに去っていったが、
なぜ私だったのだろう?


すれ違ったりしたわけでもなく、
向こうからやって来た段階でポメラニアンが吠えてきたので
うっかり足を踏んだりした可能性もないし。



考えてみると、犬には嫌われてきた。

子供の頃に追い回されて噛まれそうになり、
背中に口が触れた感触がして以来苦手だし、
近づかないようにしてきたものの、
それでも各地で受難が。



マレーシアでは夕食帰りにコンドミニアムに向かう道すがら、
飼い主が車で帰ってきた隙をついて
門から脱出した犬に追われるハメに。

久しぶりに全力疾走することになった。

これはポメラニアンのような特別な品種ではなく、
ただの雑種だったと思う。

その後も何度もその道は通りがかったが、
その度に激しく吠えてきた。



ポルトガルのリスボンに旅行に行った際には、
公園に隣接された博物館らしい建物を外から見ていたら、
やはり犬が追ってきた。

ポルトガル語での表記だったので、
MUSEUMに近い表記が博物館を意味するのか、
仮にそうだとしたら何が展示しているのか考えていたら
急に逃げ出さなくてはならないことに。

スーツケースを引きずって走り去った。


しかも、一度は敷地内に戻っていったと思って一息ついたら
もう一匹を連れて再度現れた。

右には車がスピードを出している大通り、
左は少し先まで行くと海岸線になってしまうので
逃げこむ先がまったくない。

仕方ないのでスーツケースはあきらめて
身軽になって逃走しようかと思ったところで
2匹が急にピタッと脚を止めて振り返り、
元の道を戻っていった。




イタリアではアッシジで犬に怯えることになった。

アッシジは山の斜面に広がっている村で、
その地形上見通しは悪い。

その道を初めて通って行ったら、
狂犬といえる勢いで柵にぶつかってくる犬が。

つたがからまって柵が場所によってはっきり見えず、
しかも老朽化していることは明らかなので
どこかに破損している箇所がないか、
あるいは途切れていないか冷や冷やした。


結果的に柵はどうやら機能していたらしく、無事で済んだ。

アッシジに向かう途中でお酒を飲んでしまったため、
すでに酔いが心臓にきていて満足に走れそうになかったので、
本当に助かった。



こんな感じで、国境を越えて犬には悪い意味で縁がある。

ポメラニアンが吠えるのも
運命というか、何か因縁がある気がする。

今回は大したことのない出来事で心から良かった。

中型犬や大型犬に追われるのに比べたら、
小型犬が飼い主に引っ張られながら吠え立てるぐらいは
かわいいものなので。



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執筆者、伊田武蔵
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