プラハにてフィリピン不動産について考える


先日から、とある物件に投資をするか考えていて、プラハのBe Bop Lobby Barにいながらフィリピンのとある島の不動産について考えている。

考えてみれば不思議な話で、ユーラシア大陸の西の果てに近いプラハと、ユーラシア大陸の東の果てを超えた位置にある島国フィリピンで、離れていながらも同じようなことを考えることができるし、情報を得ることも可能。

さらに言うと、投資案件に参加することもできる時代になっている。

もっと言うと、これからドイツを経由してカナダに行き、そこからフィリピンに入る予定を立てた。

つまり、世界を半周以上してから、フィリピンに入るという予定を立てている。

こういったことを考えてみると、本当にグローバル化が進んでいることを感じるし、私のような単なる個人であっても、その恩恵を受けることができている。

ただし、その前提として、ある程度時間や場所の自由がきかないと、こういった行動はできないので、本当の意味で誰もが自由に世界を飛び回れるというわけではない。

エアアジアが標語として、誰でも空を飛べるというキャッチコピーを使っていたが、お金の面だけ見れば、少なくとも先進国の住人であれば、そういった状況があるのは事実。

しかしながら、海外に出るためのハードルを高く感じるとか、心配で気が進まない人はまだまだ多いのではないかということを感じる。


多様性の確保は意外に難しい

今回、プラハに来て感じるのは、チェコであっても意外に多様性は少ないということ。

特に人種的な多様性は少なく、隣国のドイツであるとか、あるいはそこから少し行ったところにある、フランスやイギリスに比べると、圧倒的に単一民族の国という感じがする。

日本はそれ以上に外国人の割合が少ないし、単一民族としての同一性を保っているわけなので、雑多で得体のしれない海外へのハードルを高く感じるのも、ある意味で仕方のないところ。

その一方で、うまく立ち回っている人は、国境をうまく飛び越えながら生活したり、あるいは事業の参入障壁として自分の立場を守る為に国境を利用していたりする。

特に日本は日本語という特殊な言語を使っている国であるため、その部分で参入障壁を作ることは十分に可能だし、その辺は英語圏の国に対して、圧倒的なアドバンテージがある。

自由自在に英語を使えるようになれば、様々な国で働けると考える人は多いが、実際には競合相手となる労働者の数も増えるということなので、競争がますます激化するという側面もある。

さらに言うと、現在のグローバリズムや資本主義の傾向として勝者総取りの部分があるので、ごく一部の上位層に食い込めない限り、圧倒的な割合を占める下層に入ってしまう可能性が高い。

そう考えてみると、下手に英語で勝負をするよりは、なんだかんだ言ってもまだ格差の限定された日本で、日本語を使いながらやっていくのも、一つの生き方ということになる。

ただ単に外国人と競争をしても、いよいよジリ貧な結果になるだけということもあるので、そこら辺は強かに戦略的に考えていく必要があるという風に感じる。


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