フレンズプロビデントの受付は終了したものの・・・


2012年8月10日にフレンズプロビデントは
日本居住者の新規受付を終了した。

数ある長期積立ファンドの中でも評判が良く、
海外投資の第一歩としてHSBCの口座開設とセットで
位置付けられることも多かった。


格付けの高さや会社の規模による安心感、
高い利回りや過去の運用結果、
手数料や税金の面での優位性。

日本で資産を運用するよりも
はるかに有利な条件で取引ができる。

私も新規募集を打ち切る前の段階でフレンズプロビデントの
積み立て型年金プラン(セービングプラン)に
代理店経由で申し込んだ。

IFA選びも重要だが、
どの代理店から入るかも無視できない。

支払う金額は意味不明な手数料を取る代理店以外なら
どこでも同じ。

それならサポートが充実しているところがいい。

結果、この代理店の社長とは
今でも付き合いが続いている。


一方、フレンズプロビデントの募集が終了し、
さらには2014年にスタンダードライフや
エイジアス、サンライフ等が後を追うように新規受付を終了。

これによってビジネスが成り立たなくなって
店をたたんで逃げ出す代理店も続出したと聞く。

どこまで香港に根ざして活動しているか、
今後も続けていくことが予想されるか、
こういった点についても見ておく必要がある。


特に代理店によっては身ひとつに近い形で
所在等の実績がもろい会社もある。

そういったところを選ぶと、
連絡しても音信不通になることもあるし、
加入後に疑問が湧いてきた時に混乱することになりかねない。

IFAに直接連絡しようにも、
その連絡先自体を把握していない人もいるのだから。

それ自体が問題ではあるが。


フレンズプロビデントが日本居住者の新規加入を
終了した後で何が起こったのか?

他の香港の長期積立ファンドに人が流れた。

元々長期積立ファンドは200社以上あると言われており、
フレンズプロビデントはその内の一社にすぎない。


結果、スタンダードライフをはじめとして
各社が代替手段として選択された。

そもそもフレンズプロビデントとスタンダードライフの
違いを説明できる人自体が
加入者であっても少ないのではないだろうか。

どちらにしても、
日本の金融商品や銀行預金よりも圧倒的に有利なため、
それなら今加入できるものや有名な商品に
手を伸ばしたという人が中心なように思う。


別に投資マニアになりたい人ばかりではないし、
香港の長期積立ファンドに精通したい人は限られるので、
それはそれでありな判断だと思う。

時間を節約して素早く運用を開始するというのも、
最低限必要な情報を得たうえでなら選択肢になる。

個人的には色々気になってしまうので、
つい無駄に調べたり、香港金融のプロに話を聞くために
時々香港を訪れたりしてしまっているが。


フレンズプロビデントの終了の時と同じように、
スタンダードライフやサンライフ等が
香港の法律の変更で一斉に販売終了となった後も、
一部の長期積立ファンドは継続している。

しかも、中には香港まで行く必要もなく、
郵送で契約が完了するものもあると
先日香港金融のプロから聞いた。

切磋琢磨が常態化し、
競争の原理が働く金融都市、香港。


評判の良い長期積立は今でも存在するし、
過去の運用結果を見て納得できることも多い。

しかし、時として門戸は急に閉ざされる。

フレンズプロビデントやスタンダードライフ、サンライフ等は
事前に予告があっただけ、まだ親切な方。

今後も同様の処置とは限らないし、
上記会社にしてもIFAによって募集打ち切りの日程は異なった。


そして、忘れてはいけないことが一点ある。

長期積立ファンドは文字通り、
長い期間にわたって一定額を積み立てながら
利回りの高い香港で運用することにより、
複利の効果で大きな金額になるもの。

逆に言えば、
半年や1年での運用をするものではない。

そうなった場合、
運用できる期間が寿命との兼ね合いもあり、
限られてくるという事実がある。

仮に同じ期間積み立てるのなら、
1年後に始めた場合と今すぐ始めた場合では、
満期になる時期も1年ずれてくる。


初期口座(1年〜2年程度)と呼ばれる期間を過ぎると
毎月の積み立ては貯蓄口座に移行する。

貯蓄口座の分は途中で引き出すことも可能だが、
満期前に引き出せば運用期間が短くなり、
大きく増やすチャンスが減る。

単純に年間の利回りを失うだけと思うかもしれないが、
複利は時間がたつほどに大きな効果を発揮する。

運用結果がプラスであれば、
そこで得た利益部分についても利回りが発生するため。


そうなると、スタートの時期を早めるというのは
長期積立ファンドを上手に活用するのに必須。

行動が遅いということは、
それだけチャンスを自ら潰していることになってしまう。


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