オタワに滞在するのは2泊だけだと勘違いしていたが、今後の予定を記したGoogleカレンダーを見てみると、3泊滞在して4日目に移動することになっていた。
そのカレンダーに記載していた日付が間違っているのか、それとも私の記憶が誤解だったのか調べてみたら、どうやら記憶が間違っていただけらしく、モントリオールに移動する鉄道は4日後に予約が入っていた。
ということは、このLord Elgin Hotelに2泊する予定になっていたので、もう1泊他のホテルで予約を取っておかなければいけないかと思ったが、それもHotels.comの画面で確認してみたら、すでに予約が入っていたので、2泊した後で徒歩でAndaz Ottawa Byward Marketに移動すれば、それだけで問題はないらしい。
最近移動が続いているので、スケジュールの感覚が時折霧がかかったように曖昧になってきたが、ハリファックスと違ってオタワはリドー運河や平和の塔、ローリエハウス等、それなりに見所があるため、やや長めに予定を取っていることがわかった。
オタワの寒さは厳しい
オタワはまだ10月にもかかわらず、気温が5度ぐらいと体がカチコチになるほど寒いので、今後長く滞在するのに向いている町だとは思わない。それなりに町並みも綺麗なところではあるし、そういった意味での価値があるとは思うものの、あえてオタワでなければいけない必然性も見つからないし、東欧諸国の方が居心地がいいということも感じている。
そして、ただでさえ寒いオタワで今日は雨が降っていた。
と言っても、朝から一日中継続的に降っていたわけではなく、昼前にチャイナタウンやリトルイタリーの方に歩いて行ってみた時には、特に雨は降っていなかった。
そして、スーパーで物価調査をしたり、アボカドや瓶詰の酢漬けのオリーブを購入してホテルに戻った時もまだ大丈夫で、午後になってから雨がぱらついていた模様。
というのも、窓から見える向かいのビルの屋上に水たまりができて、そこに雨粒が落ちている波紋が見えたので、しばらくは様子を見ていた。
夕方ぐらいになってから出掛けようかと思っていたが、まだ完全に雨が止んでいたわけではなかったし、何しろひどく寒いので、今日はそれ以上外に出るということはやめることにした。
不思議なのは、町を歩いている人の大部分が、傘をさしていないこと。
割合的に言うと10%ぐらいの人しか傘はささず、それ以外の人はフードを被ったりそのまま歩いたりしている。
これだけ寒い上に雨が降っているとなれば、かなり体にこたえるのではないかと思うが、真冬のオタワはさらに10度以上気温が下がるようなので、この町の人は寒さに慣れているのかもしれない。
そういったことを含めて考えても、ちょっとこの町に住むのは条件が悪い。
極寒の地とは言わないまでも、オタワの寒さは厳しすぎる。
何しろ3年以上赤道近くの国に住んでいたので、いきなりここまで寒いのはそれだけで辛いし、体のためにも好ましいことではない。
結局カナダに来てからは、ハリファックスといい、オタワといい、2日に1度は雨に降られることになってしまっている。
晴天に恵まれていた他の国とは違い、寒さと雨という二重苦に苛まれる結果になっている。