ホテルザッハーでザッハートルテを実食、味や値段をレポート


オーストリアでやりたいことの1つに、
ザッハートルテの有名店、ホテルザッハーで
元祖の味を楽しむということがあった。

スイーツ大国のこの国だが、
やはりなんといってもその名を知られるのはザッハー・トルテ。

しかもオリジナルを出している店なら
さらに期待は高まる。

昔ウィーンに行った時には食べずじまいだったので、
今回こそはリベンジしたい。


ということで、まずはザルツブルクで
ホテルザッハーを探してみた。

というよりも、ザルツァッハ川の川下りをしていたら、
ガイドの人が岸の北側を指差して
あそこが有名なカフェ・ザッハーであると解説していた。

そんなわけで、川下りを終えた後、
そのまま店に直行。

すぐ近くだったので、
橋をわたってすぐに到着することができた。

とにかく混んでいて、満席状態。

しかも人口密度が高い。

私は空いているカフェが好きだし、
少なくても席と席の間がギュウギュウな場所は嫌い。

日本のスターバックスのように
ちょっと動いたら隣の人とひじがぶつかりそうな距離では
リラックスできない。

ザルツブルクでは、
ホテルザッハーを発見することはできたものの、
カフェのこの様子を見て撤退することにした。

ザッハー・トルテを買って帰り、
ホテルで食べるという手もあったが、
なんだかそれも気が乗らなかった。

考えてみると、
ザルツァッハ川の川沿いのベンチで
ホーエンザルツブルク城を眺めながら
食べるのならありだった気もするが、
それも後の祭り。



ということで、
ホテル・ザッハーのザッハー・トルテは
バートイシュルとハルシュタットを経た後に訪れた
グラーツに持ち越し。

こちらは旧市街のまっただ中に店があり、
街を散策していた時に難なく見つけられた。

どちらかと言えばさり気なくたたずんでいるような店構えで、
オリジナルの威光とか仰々しさとは無縁。

周囲と良くも悪くも調和しており、
一目で発見できたことが不思議なほど。




店の前の席は限られていることもあり、
すでに満席だった。

ヨーロッパではとにかくオープンテラス席が人気で、
寒い時期でも席に用意されたひざ掛けで寒さをしのぎながら
外の席で食事をしたり、コーヒーを飲む人達を見かける。

それに対して店内はガラガラだったりするが、
グラーツのカフェ・ザッハーも同じだった。


店内は純粋なカフェエリアと、
ホテルにつながら廊下に設置されている席があり、
後者には何人かケーキを食べている人がいた。

カフェスペースはなぜかスタッフしかいない。

広々としたこちらの席を使うことにした。

その後は徐々に人が増えてきて、
半数ほどのテーブルが埋まっていたが、
逆に言えばそれだけの余裕が残っていた。





ということで、
ようやくホテル・ザッハーの元祖、ザッハー・トルテを注文。

5分ほどして出てきたのはチョコレートケーキに
まったく甘くない生クリームを添えたもの。



生クリームはケーキと一緒に食べないと味がしないので、
適宜添えていくことになる。


この店のザッハー・トルテは甘いことで有名だが、
グラーツで食べた限りではそうでもなかった。

たしかに一般的なケーキに比べると甘みはやや強めだが、
マレーシアで食べた甘いだけのケーキに比べれば・・・。

そして果物の酸味が聞いているので、
単純に甘いというよりも甘酸っぱい。

最初はレーズンの酸味かと思ったが、
どうも杏ジャムによるものらしい。


値段は5.3ユーロ。

日本円で600円ほど。

オーストリアで一般的なケーキを食べた場合の
倍近くすることになる。

この値段が高いか安いかは価値観次第だが、
有名ホテルの中にあるカフェで伝統も歴史もないケーキを食べても
もっと高いこともあることを考えれば、
ザッハー・トルテの有名店であり元祖である店で
この値段なら良心的かと思う。

それに見合うだけの味でもあった。



なお、かつては経営難に伴ってデメルという店に
元祖の名前を使うことを認めていたとのこと。

その後に訴訟になり、
オリジナルという言葉は
ホテル・ザッハーのみが使えることになった。

今回食べたザッハー・トルテにも、
誇らしげにオリジナルの文字が刻まれていたが、
そんな経緯があったのなら納得。


甘酸っぱいチョコレートケーキの後味にひたりながら、
しばし読書タイム。

午前中にシュロスベルクの高台にある時計台を見に
歩いて登ったり降りたりしたので少々疲れていたが、
その疲れも吹き飛んだ。

そういえば、この日は日曜日だったためか、
他に理由があるのかわからないが、
なぜかケーブルカーが無料になっていた。

途中の景色を見たかったので、
結局自分の足で登り降りをすることにしたが。


シュロスベルクの頂上では風船を配っていたり、
お祭り騒ぎな感じがあったので、
何か特別な日だったのかもしれない。


今回の旅の中で、
グラーツはオーストリアでは最後の都市となる。

次はスロベニアのリュブリャナに移動し、
そこからアドリア海付近の都市を転々と移動。

その前にホテル・ザッハーのザッハー・トルテを食べられてよかった。

なお、街によっても味が違うようで、
特にウィーンの店は甘さが強いと聞いた。

次にウィーンに出向いた際には立ち寄りたい。

最近個人的にブームな東欧を旅していると
ウィーンは陸路での移動で通ることもあるため、
その時にでも。



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執筆者、伊田武蔵
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