サラリーマンとしての未来が見えなかった


サラリーマンとしての未来は、常に濁って見えた。

20代の頃、初めて正社員になった会社で
パワハラ上司に出会うという経験をしたこともあり、
そのまま勤め人として一生を終えるというのは
定年前に人生が終わるという意味ではないかと思っていた。





元々体が強くない上にストレスにさらされるのだから、
とても60代まで持つとは思えない。

事実、在職中は体重が50キロを切りかけた時期もある。

もはや性別不明な体重だった。



そんな状態だったので、
サラリーマンであれば未来は暗いとしか思えず、
転職してもすべての問題が解決するとも考えられなかった。

私は組織への忠誠心が強いタイプではない。

社員旅行になんて行きたくないし、
会社が潰れようがどうなろうがどうでもいい。

自分の収入さえ安定していれば。


そんな考えだったので、
理想の未来は自力で稼げるようになることだった。

ビジネスについて何も知らなかった私にとって、
いきなり会社を作って社員を雇うとか、
経営者になるのは無理な話。

結局、サラリーマンをやりながら副業を始め、
個人事業主としてやってみることにした。



詳細は省略するが、
それで月に10万以上は稼げるようになったものの、
会社をリストラされてサラリーマン人生が終了した。

この段階では他の会社に再就職する未来もあったが、
再び得体のしれない会社で働く気も起きず、
そのまま個人事業主になることにした。

最初から大した経歴を持っているわけでもないし、
最悪の場合にはブランクがあっても働ける会社を探せばいいと
気楽に考えていた。



結果的にはビジネスが軌道に乗り、
もう二度とサラリーマンに戻らないと決意した。

私の未来は他人の会社の中にはない。

もう日本に住む必要性もなくなったので、
マレーシア・フィリピンへ転々と移住している。

さすがにこんな未来は想定していなかったが、
副業をスタートしたサラリーマン時代の予想よりも
現実の方が上回る結果になった。



あの頃の願いはシンプルで、
とにかくパワハラ上司から逃れたいということ。

できれば組織の中で縛られて生きたくないということ。

リストラや倒産のような出来事で
いつ人生を台なしにされるか分からない状態から
さっさと脱したいということ。


別に海外に住みたいとか、
そこまでの未来は願っていなかった。

サラリーマンだった頃は苦痛から解放されたかっただけなので。

30代になったばかりの段階で、
これだけ自由になれる未来を描いたことは
サラリーマン時代にはない。

このまま会社に勤めていれば、
定年までは実現しないとは思っていたが。



そう考えて見ると、
未来は予想していたものよりも、
望んだものよりも良くなっている。

「求めよ、さらば与えられん」という言葉があるが、
求めた以上がなぜか手に入った。



そして、今思う。

サラリーマンだった頃とは違って、
今ならビジネスがどうなろうといつでも再出発できると。

これが真の安定だし、未来への不安がなくなった。


景気がどうなろうと、
日本経済が悪くなろうと関係なくやっていける。

何かにしがみつく必要はなく、
自由に生きていれば十分に結果が出る。

これが今の私の現実。


サラリーマン時代には想像もできなかった未来を
今は生きていることになる。

不思議なものだ。



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執筆者、伊田武蔵
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