成功者の考え方を実際に会って学んできた結果


自らビジネスを起こして海外に出てから、いわゆる成功者の考え方を本人の口から聞く機会が増えた。

日本国内にいれば個人事業主など相手にしない大富豪であっても、海外にいるという物珍しさから会える機会があったり、海外在住の日本人企業家のネットワークを介して紹介を受けたりといったかたちで、年収が億単位の猛者達と話をする機会が何度も出てきた。

彼らの手がけているビジネスというのも様々。

例えばシンガポールに在住しながら、日本の複数の企業のオーナーとしてビジネスを保有し、エステサロン等を実質的には経営しつつも、現地での社長はそれぞれの会社ごとに立てているという人もいた。

あるいはマーケティングのプロで、これまで上代ベース、つまり売り上げベースでいうと、個人で70憶円以上を売り上げながら、社員はわずかに1人だけという人もいる。

かと思えば数百人の社員を雇って日本でアパレル関係のビジネスをしている人もいたし、投資家として数十億円の個人資産を築き上げたという成功者もいた。

ビジネスから投資まで幅広く、それ以外にも様々な人がいたが、彼らの考え方を聞いていて、共通項となる部分と、それぞれの個性というか、違いの部分に目が行くようになった。

当然ながら重要なのは共通項となる考え方で、それらは成功者の法則といってもいい。

せっかくなのでここでは特に重要な部分をシェアしておこうと思う。


行動が早い

成功者の考え方というか行動の仕方として、とにかく動きが早いというのがある。

チャンスはいつまでも待っていないという前提が共通理解としてあって、目の前にあるチャンスを生かすには、素早く行動するのが必要というのは成功者に共通の考え方。

逆にこれからビジネスをしたいのに、いつまでも動き出さないという人の中には、何か月も先になってから実践することを前提にしていたり、あるいはそういった期限すらもなく、いつか取り組みたいという漠然とした先延ばしをしていたりする。

世の中は理不尽で不条理なものなので、チャンスなんて平等に訪れるわけではないし、情報の多さや入手経路によっても量や質は大きく変わってくる。

当然ながら、いわゆる成功者のもとにはただでさえ情報が多く入って来るし、そのうえで行動の速さが伴うことによって、それをつかめる確率も増える。

こうして一般的な人との格差というのは広がっていくばかりで、放っておいたら差はどんどん広がっていく。

例えば実際にあったケースとして、ある社長にウェブマーケティングの動線が悪かったので、その点をアドバイスしたら、別れてから3時間後にメールが入っていて、こんなふうに改善したのだが、どうだろうかという確認がきた。

しかもそれは社長本人がやっているわけではなく、部下に指示を出してすぐに修正させたわけなので、社長本人の行動の速さはもちろん会社ぐるみで素早く行動する文化が醸成されているのだと思う。


投資意欲が高い

世の中にはトレードオフのなところがあって、多くの時間や労力をかけてノウハウを見出すのか、あるいはさっさとお金を払って情報を得たり、コンサルタントを雇ったりするのかといった選択がある。

当然ながら場合によってはお金を払ってしまったほうが、はるかにビジネスが加速するし、このことは人を雇っていると身に染みてわかる。

なにしろ自社の中で実験や検証を繰り返したところで、ひたすら人件費を垂れ流すだけで、社員はただで働いてくれるわけではない。

しかしながら個人事業主やサラリーマンの副業だと、自分の時間がいくらの価値を持っているのかというのがわからないので、そこらへんの意識というのは希薄になりやすい。

時間はただで、お金は有限という感覚を持っていると、いつのまにかどんどん年を取ることになるし、人生という重要な資産を切り売りしているも同然。

場合によってはさっさとお金を出して先人から教えてもらうほうが合理的な場合もあるし、それによってチャンスが過ぎる前に船に乗ることができる場合もある。

そこらへんは成功者が最初から持っていた考え方なのか、従業員を雇ったり、ビジネスを進めていくうえで身につけていったものなのかは定かではないが、私自身も投資意識というのを意識して高めるようにしてから収入が増えたし、知識が増えていくことによって、見える世界というのもどんどん広がり深まっていった。

お金は上手に稼ぐことも重要だが、うまく使うことも同じく大切なこと。

少なくとも利益の一部を次の動きへの先行投資として、例えばある時には、知識やノウハウを得るために、あるときは広告費等に投入していくというのは、ビジネスを上手に回していくうえで重要な考え方となる。


持続か撤退かの判断が柔軟

多くの副業をやっている人をみていて思うのは、はっきりとした持続や撤退の意志が無く、ただ単にサボってしまってズルズルと作業から離れ、いつのまにか諦めてしまうという鉄板のダメなパターンがあるということ。

これに対して成功者は、持続か撤退かというのを明確にして判断している。

多くの場合彼らは社員を雇っているので、司令塔の役割、言い換えれば頭脳としての役割を担っている。

司令塔がしっかりと判断をしないと、手足にあたる社員が動くことはできない。

逆に言えば会社のいいところは、上意下達の方式で意志が伝わっていくため、いつのまにか勝手にやめるということができないこと。

さすがに社員が上司の言うことを無視して、いつの間にか仕事をなし崩しにするということは許されない。

もちろん企業風土が緩い場合には、多少のことには目をつぶられるであろうが、それにも限界というものは存在する。

そしてなにより経営者ではない個人の企業家や投資家であっても、やはり成功者は持続する場合には徹底的にやるし、撤退する場合には潮が引くようにあっさりと手を引く。

その考え方は、サンクコストを重要視していつまでもその場にとどまることはなく、仮に撤退するとしても、それは必要な実験結果を得ることができたとして、処理していることが多い。

お金を稼ぐことはできなくても、経験やノウハウが蓄積されたということで良しとしている。

そして、この持続か撤退かという判断については、次の成功者共通の考え方とも関連している。


失敗を前提にして計画を立てる

ビジネスにしろ投資にしろ、100%毎回成功するということはありえない。

個人年収で憶を稼ぐような企業家、あるいは数十億の資産を持っている投資家であっても、これまでに何度も失敗をしている。

そして彼らはそれを恥ではなく、当たり前のこととして受け入れているようにみえる。

というもの、ビジネスでいくら失敗をしてもその傷口が広がらないようにうまく撤退していけばいいわけだし、むしろどんどんチャンスにはチャレンジしていって、うまくいったものを丁寧に育てていけば何の問題もなく、トータルでみた場合に大きな利益が残る。

ひとつやふたつの失敗をみて、なにか手柄を立てたようにあげつらう人もいるが、個別の案件ベースで全て結果を出す必要はなく、トータルで考えたときにうまくいっていればいいので、そこらへんの考え方が、成功者と傍観者では根本的に違うと感じる。

これは言い換えれば大局観をもっているということで、目先の失敗にいつまでも捕らわれ足かせをはめられてしまうのか、それとも軽やかに次々と挑戦ができるのかが変わってくる。

行動の前提というのは考え方なわけで、その部分を変えなければ長期的にみると人生は変わらない。

もともと人間を含めた動物にはホメオスタシスが働き、体温が一定の温度を保とうとするように、これまでの習慣に引き戻そうとする力が加わる。

それを打ち破って新しい習慣を身につけるためには、まずは成功者の考え方に少しでも近づけていくことが必要になるし、実際それを意識してから、人生は変わり始めた。

今では世界を自由に飛び回っているが、もともと私も数年前では、いちサラリーマンにすぎなかった。

思考の持つ力、頭の中で何を考えているかの重要性は、甘くみることができない。



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執筆者、伊田武蔵
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