自営業になってから仕事がない状態を経験したことがない


世の中には独立して自営業になってから、仕事がないということに困る人が少なからずいる。

個人事業主ばかりではなくてある程度の従業員を雇っている経営者であっても、そういった悩みに苦しむことはあるし、むしろ会社の規模が大きくなるほどに、人件費がかさむわけなので、売上や利益が出ない状態が続くというのは痛手になる。

内部留保が厚ければともかく、そうではない場合だと倒産に直結することにも繋がりかねないので、仕事がないというのは大きな問題。

その一方で、私はサラリーマンを辞めて自営業になってから、これまで一度も仕事がないという状態になったことがない。

独立する前の副業期間を含めても同じこと。

これは理由は単純で、複数の仕事をしているということと、低コストで集客や営業ができるので、極端なことを言えば個人として自営業でやっている限りでは、取り扱える商品が無数にあることもあって、無限とも言えるほどにやるべきことがあるから。

実際にはやるべきことと言っても、義務的な意味でやらなければいけないというわけではなくて、やりたければ行うことができるという程度の意味合い。

そのため、どこまでの範囲で自分の仕事を終わらせるか、ということがテーマであって、ひたすら忙しくて働かなければいけないということもないし、逆に暇を持て余して、労力を向ける先がないとか、そういったこともない。

こういった状況というのは、ある意味で恵まれている。

例えば自分の商品を販売するしかないとすれば、その限られた商品の買い手を見つけることができなければ、商品を製造することもできない。

もっとひどいのは、工場などであれば、発注されていない商品を作っても、意味がないという場合もあり、受注委託生産の場合であれば、受注を受けてから初めて仕事になるわけなので、それがないと仕事ができないということになってしまう。

こうなってくると、従業員の雇用というのもリスクになるし、重機や備品の導入という投資に関しても、不安定なリスクを背負うことになってしまう。

こういった悩みを持っている経営者というのは多いと思うが、逆に言えばフットワークをいかに軽くしておくかということは、自営業になる際に、よく考慮しておくべきことだと思う。

特に親から事業を継ぐとかそういった必然的なことではなくて、自分自身でビジネスを立ち上げるという場合であれば、これからの不安定な時代に、わざわざハンデとも思えるような悪条件で戦う必要があるのかどうかということを、一度よく考えておく必要がある。

これまでにも、起業の相談にのってきて、ある仕事の一面だけを見て、それを生業にしようとしている人がしばしばいたが、潜在的なリスクやそれがうまくいった場合に、どのようなライフスタイルを達成することができるかということを、追及していった結果、最高の余地があるということで、考え直したり、あるいは別の方法で自営業になるため独立をしたいと言っていた人もいる。

サラリーマン経験が長くても、自営業に移りたいと思った途端に穴だらけの事業計画を立てていたりとか、あるいはそもそも事業計画とも言えないような、中学生の寝言のような絵空事を恥ずかしげもなく口にできる人もいるので、そういった状態のままで独立をすれば、当然ながら仕事がないという状態にもなるだろうし、それはもはや起業の厳しさを示しているのではなくて、単なる計画の甘さとか、考えの甘さが招いているのではないかとすら思ってしまう。

10年で90%の会社が潰れるという話もあるが、少なくとも半分ぐらいは、最初から話にもならないような内容だったのではないかというのが、個人的な予想。

そう考えてみると、独立した時の成功率というのは、そこまで絶望的に低いわけではないということにもなる。

少なくとも、社員を雇ったり、大きな資金を投入したりしないのであれば、仮に一つの事業がうまくいかなかったとしても、それが致命的なダメージになるわけではない。

そう考えれば、失敗した場合のリスクヘッジさえ上手ければ、独立してもそこまでのリスクがないということになるし、仮に仕事がないのであれば、小規模な組織なら、その間だけ小遣い稼ぎ程度のものでもいいので、とりあえずは食いつないでいくための仕事に取り組むとか、そういった対策でもいいのではないかという風に感じる。



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執筆者、伊田武蔵
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