新宿南口のアーティストの影響力


オフ会の連続で毎日新宿に通っていたら、
JR南口付近で様々な人が活動しているのを見かけた。

犬やネコの処分根絶を訴える中年男性、
集団ストーカーの被害や手口を語る老婦人、
福島の募金の呼びかけをする学生風の女性2人組・・・。




その中で、目に止まった光景がある。

20歳ぐらいの2人組のバンド。

ボーカルとギターだけの編成で路上ライブをして、
20人ぐらいの人だかりができていた。


気になったのは彼らの曲・・・
ではなくそれを見ている人の方。

3歳ぐらいの女の子が飛んだりはねたり、
うなづくように首でリズムを取ったりしていた。

大人達はただ無表情で2人を見ているだけ。

わざわざ足を止めているぐらいなので、
多少なりとも気持ちが動かされているのだろうと
推測できるぐらいでしかない。



しかし、その子供は楽しんでいることを全身で表現していた。

その場において、
全く無名な2人組のバンドは間違いなく幸せを与えていたことになる。



その様子を見ていて、ふと頭に浮かんだ。

この子が今見ている光景を覚えていて、
あるいは潜在意識の中に残っていて
将来自分もバンド活動を始めたら?

それは幸せなことだろうか?



もしかしたら、人生を狂わされるかもしれない。

音楽なんてやらなければよかったと
後悔する未来がやってくるかもしれない。


何がどう作用するか分からないことを考えれば、
悲観的な未来を想定することだってできる。

もちろん、可能性の1つとして、ということではあるが。




そんなことには関係なく、
歌っている彼らは自分たちの人生を生きている。

おそらく彼らにとっても今の状況は完成とは程遠い状態で、
これから先の見通しも立っていないのだろう。

それでも、恐れることなく自分たちの影響力を発揮していた。





「ブログやメルマガを始めたいんですが、
私には他人を導く力なんてないと思うんです。

人を指導するなんてできるか自信がなくて」


そんな悩みを打ち明けられることがある。

影響力を正しい方向に使わなければいけないと感じる
まじめな人ほどそう思う傾向になりがち。



しかし、人間は生きているだけでも他人に影響を及ぼす。

2人組のバンドのように積極的に何かを発信する場合もあれば、
何もしないことで消極的に影響することもある。

後者の場合、分かりやすいところでは
「ひきこもりのニートが身近に存在する」という事実もまた、
他人に影響を及ぼし得る事柄なのだから。



そして、生き様が完成した段階で他人に伝えようとしても、
永遠に完成のタイミングは訪れない。



メジャーデビューをしていないから。

プロレベルの演奏ができないから。

オリコンチャートに入っていないから。

そんな理由で人前で演奏しなければ、
いつまでもアーティストとしての影響力が0であるのと同じように、
見切り発車でもスタートすべき時もある。


自分を完成形としてではなく、
現在進行形で成長しているというありのままを
伝えてしまえばいいのだから。




生きているだけで影響力は発生する。

それなら、不完全であっても
良い方向に向かおうとする意思を持った生き方をすることで
他人に影響を及ぼしたい。

その背中を見てどう判断するかは、
相手が自分で決めればいいこと。


何もせずにいる肉の塊から学べることはない。

仮にあったとしても、
あまりにも替わりがききすぎる。



そんなことを考えながら立ち止まっていたら、
曲が終わってチラシをもらった。

まだ単独でライブができるわけではなく、
4つのバンドでライブハウスを借りているようだった。







PS.
彼らがチラシを配る時に、
親ではなく子供に目線を合わせていたのを見て、
彼らの影響力は正しく使われている気がした。


妙に疲れた雰囲気が漂う新宿で、
その空気を無視して突き進む人もいる。

それでいいと思う。

不確定な未来を思いわずらうより
今のベストを尽くす彼らの姿には、
すがすがしさすら感じた。





PPS.
先日手に入れた新しい旅のアイテムの初陣として、
ジェットスターのサイトにアクセスし、
オーストラリア行きの航空券を予約。

日本を脱出するところから、
あるカードとの旅が始まる。


毎回1.75%が次回の引き落としから引かれると思うと、
小さな積み重ねもバカにできない。

訳の分からないポイントではなく、
支払いの金額が割引になるので、
日本に戻ってこなくても使えるところも嬉しい。



ということで、
日本滞在はそろそろ切り上げ、次は南半球へ。

例によって、
オーストラリアの中をどんな順番で行くのか、
そもそもどの街に行くのかは未定。

ひとまずケアンズに飛んで、
それから考える ことになる。


グレート・バリア・リーフを訪れるかどうかも、
現地の気候と気分次第で決めようと思う。



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執筆者、伊田武蔵
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