親戚付き合いが苦手だし嫌いだったのに、悩みが消えた理由


昔から親戚付き合いが苦手でもあり、嫌いでもあった。

それは両親の実家に行くときの悩みだった。

祖父母に会うのは特に苦痛ではなかったものの、
それ以外の親類とまで会うのは面倒だったし、
気を使うだけで意味を感じなかった。



両親は高校卒業後に東京に上京したので、
普段は親戚付き合いがない。

そのため、日頃はこの悩みが表面化することはない。


ただ、帰省の際には叔父や叔母をはじめとした
様々な家に連れ回されることになる。

子供の頃なら年に一度、夏休みに、
それ以降なら数年に一度の頻度で。



ただでさえ見ず知らずの相手と話すのが苦手だし、
気の合わない相手と会話をするのは昔から嫌いだった。

その中で、めったに会わない親戚との付き合いは
精神的に消耗する。

向こうも気を使ってくれるのは分かるし、
両親は気心が知れているのは見ていて理解できた。


それなら私は祖父母の家に置いておいてほしいと
本気で願っていた。



別に親戚が嫌いだったわけではなく、
ただ付き合いが苦手なだけだった。

さすがに30も過ぎれば初対面の相手ともそれなりには話せるし、
親戚付き合いだって苦手なりにできる。

しかし、それが人生にとって有意義かは疑問。


血縁による助け合いのような考えもあるが、
それがどれだけ信頼できるかは世の中の相続争いを見ても自明。

単なる生まれによる絆を私は信用していない。



ということで、親戚付き合いの悩みはあったものの、
それは日常的なものではなかった。

この点は幸いだったと思う。

それこそ一族が生まれ育った場所で暮らしていたら、
生活の中にわずらわしい人間関係が入り込むのだから。



そして、苦手だった親戚付き合いというのも
あるタイミングでぱったりなくなった。

それは海外に移住した時。

さすがに海を越えて会いに来いという話にはならないし、
口実があれば互いに納得できる。


向こうも体裁とか風習とか、
そういうものを気にしていただけなので、
心から訪ねてきてほしいわけではない。

海外に住んでいるということになれば、
それは十分な理由になる。



海外で暮らすようになってから解放されたのは、
親戚付き合いばかりではない。

余計な人間関係を整理できて居心地が良くなった。


これまでの惰性や延長線上ではなく、
新しい一歩を踏み出すには環境を変えるのが一番。

特に周囲の人間は及ぼす影響が大きいので
本来は慎重に選ぶべき。

ただ過去からの付き合いがあるというだけの理由で
馴れ合っているのは互いのためにならない。



ということで、
私の場合にはマレーシアで暮らすようになってから、
ずいぶん身体が軽くなったような気がした。

人間関係の悩みは消えたし、
嫌いな人と会うとか、
苦手としている間を埋めるためだけの
不毛な会話から解放されたので。



特に仲良くなりたいわけでもない相手と、
気まずさを回避するためだけに内容のない話をするという
人生の無駄遣いは何だったのだろう?

誰が利益を得るわけでもなく、
当事者全員が時間を奪われるだけなのに
習慣であるという理由だけでそれがまかり通っていた。


別に他人の習慣に口出しをするつもりもないし、
日本の文化を変えたいと目論んでいるわけでもない。

自分に合わないところからさっさと出ることができたので、
私としてはすでに満足している。

もう当面は日本で暮らすことはなさそうだし。



苦手な親戚付き合いとか、
余計な人間関係を清算する方法として
場所を変えるのは一つの方法。

中途半端な距離だと呼び出されたり、
訪ねてきたりする可能性もあるが、
一気に海外まで行けばそんなこともないので
実は移住の副次的な効果としては
予想外に大きなメリットだったと感じている。



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執筆者、伊田武蔵
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