スロベニア移住で魅力があったのは首都リュブリャナではなく・・・




スロベニアへの移住を考えた時、
街によっては大きな魅力を感じた。

通常は利便性の高い首都が検討対象に入るが、
この国の場合にはリュブリャナはそうでもなかった。

別に住みづらい街だと感じたわけではなく、
周辺諸国と比較した場合に
いまいちメリットを感じない。

ヨーロッパの多くの国に特有の事情として、
シェンゲン協定というものがある。

加盟国域内の移動は自由なので、
実質的にはどこかの国にビザが取れれば、
シェンゲン圏内で暮らせることになる。



そう考えると、
リュブリャナを単体で考えるのではなく、
他の同規模の街とも比較することに。

このあたりはかつて住んだ東南アジアとは事情が違う。

私はフィリピンの永住権を持っているが
その効力でタイに住むことはできないし、
マレーシアのリタイアメントビザも取得したが
シンガポールやインドネシアには何の効力もない。

こういった通常の状況と、
ヨーロッパとは異なる状況に置かれている。


その視点で見た場合、
リュブリャナは移住先として
特別に有力候補とはならない。

滞在してみて居心地は良かったし、
徒歩圏内で街の中心部を周れるこじんまりした感じは好きだが、
他の都市と比べて大きくリードしている点がない。

住めるなら住みたいものの、
積極的にスロベニアにビザを取る動機にはならないし、
仮にビザがあれば、周辺諸国に流れてしまう可能性が高いだろう。

たとえば物価のやすい国ならハンガリーとか、チェコとか。

冬も温暖な国ならポルトガルとか。

世界の中でヨーロッパとしての存在感を出している国を
長期で肌で感じてみたいのなら、
ドイツやオランダやフランスとか。

なかなかスロベニアを選ぶ理由が見当たらない。



しかし、ある街は話が別だった。



アドリア海沿岸の街


スロベニアで移住したいと感じたのは、
ピランという小さな街だった。

アドリア海に突き出した岬が中心部となっており、
10分もたたずに歩いて横切れる規模。

リュブリャナに輪をかけて小さい。

しかし、美しい海に加えて丘もあり、
眺望は素晴らしい。

今回、アドリア海沿岸の街は
ピランを含めて5都市周ってきた。


その中でもっとも海沿いの居心地が良かったのがピラン。

イタリアのトリエステは壮大なイタリア建築との調和が素晴らしく、
観光目的では文句なしの街だった。

しかし、住むとなったら魅力はいまいち。

少々雑然としすぎ。


クロアチアのポレッチは暮らしやすそうだったが、
海沿いの景観への配慮が少々欠けていた。

本来は対岸から素晴らしい眺めが望める場所に、
わざわざ駐車場を作っていたり。

その点、ピランは岬の一部エリアは車両通行止めにして、
ゆっくりくつろげるエリアを確保していた。


他にもクロアチアのプーラやリエカも周ったが、
これらは造船や船の行き来が盛んな海で、
落ち着いた美しいアドリア海という雰囲気ではない。



こうして見た時に、
ピランには大きな魅力を感じた。

海沿いのレストランで心地よい波の音に包まれながら
ゆっくり食事を取る時間。



ジェラートを食べながら、
海をのんびり眺める時間。

そんな過ごし方がぴったりの街で、
そのまま移住してしまいたかった。


ただし、旅行者として悩ましいのは
ホテルが少ないということ。

ホテルアパートメントも多くはなく、
期待できそうな施設はどこも満室なことも。

しかも私が訪れたのは6月初めで、
まだハイシーズンになる前。

バカンスシーズンには宿の手配も難しくなるだろうし、
事前に予約しておかないと失敗するリスクが高いはず。



スロベニアに移住するなら、
部屋を借りることになるわけなので、
この問題は解消する。

リュブリャナも悪くはないが、
やはり心が傾くのはピラン。

ビーチがあるわけではないが、
のどかな海が心を癒やしてくれる街だった。



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執筆者、伊田武蔵
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