スロベニアの良いところと悪いところ




リュブリャナ、ピランと現地を訪れて
スロベニアには良いところも悪いところもあったので、
それをまとめておこうと思う。

なかなか行くことのない国だし、
今回こうして2つの街を訪れたのも
他の国からの自然なルートに入っていたから。

リュブリャナはオーストリア諸都市を周った後に
アドリア海沿岸のトリエステに行くための中継点だったし、
ピランはアドリア海巡りの一環だった。

そんなわけで、当初はついでという感覚でやって来たが、
思いの外良いところだった。



まずは首都のリュブリャナについて。

こちらは小規模で落ち着いた街。

街の構造は隣国、
オーストリアのグラーツやザルツブルクに似ていて、
中央駅から歩いて10分ぐらいのところに川があり、
その向こうに旧市街と丘の上に城が残る。

グラーツならムーア川とシュロスベルクだし、
リュブリャナだとリュブリャニツァ川とリュブリャナ城。


バンコクやマニラのような
東南アジアの大都市になじんだ身としては、
驚くほどに街が小さい。

もっとも、ヨーロッパの多くの街は
首都でも適度にコンパクトな事が多いが、
スロベニアの場合は、輪をかけてこじんまりしている。

それゆえに歩いて各所を周れるし、
気楽にどこにでも行けるのが良いところ。

住むとしたら少々退屈かもしれないが、
気軽に旅ができるというのはメリットだろう。


食べ物が美味しいのも良かった。

バルカン料理の店もリュブリャナでは何軒か見かけ、
そこで食べた軟骨入りのミートボールをはじめ、
肉料理はどれも美味しかった。

基本的に味が濃い目なので、
どれもビールによく合う。


他にもバーでカクテルを飲みながら
この先の旅の計画に思いを馳せたり、
川沿いを歩いたりしているうちに時間が過ぎていった。

唯一の心残りは天候に恵まれなかったことで、
結局ブレッド湖行きは断念した。

やはり湖がきれいに映えるかどうかは
その時の天気に左右されるところが大きい。

リュブリャナには約一週間の滞在だったが、
その間ずっと雨が降ったり止んだりだった。

この点は残念だったところ。



続いてピランの良いところは、
何と言っても海が美しいところ。

アドリア海はトリエステ、ポレッチ、
リエカ、プーラと他にも4都市を周ったが、
個人的にはピランが一番良かった。

それは水の透明度や色の話ではなく、
環境整備という部分で。

車を通行止めにして、
波の音だけが漂うように配慮された空間だったり、
目の前が海になっているシーサイドのレストランだったり。

こういった部分が、
他の街よりも一歩抜け出ている印象。

観光大国のイメージはないが、
天地人という3つの要素で考えた場合、
訪れたアドリア海沿岸の諸都市の中でも、
人による部分が優れているのがピランという感想。



逆にスロベニアの悪いところを考えると、
交通の便がいまいち。

特にピランに関しては、
サマーシーズン(6/16〜8/31)以外だと
交通手段が相当に限られる。

まず鉄道は元々走っていないし、
近くにあるポレッチに移動するには
バスでコペルまで戻らなくてはいけない。

直接の便があるのはサマーシーズンだけ。

フェリーも同様に期間が限定されており、
あまり便利とは言えない。

私はサマーシーズンより半月早かったので、
仕方なくコペルまで引き返してバスを乗り換えたが、
次のバスが30分以上遅れて不安を感じることに。

もっとも、これはスロベニア側の問題というより、
クロアチアのバス会社の問題ではあったが。

その後も、クロアチア国内を移動する際には、
2回に1回は大幅に時間がずれ、
ここまで定時運行が実現されていない国は
海外でもレアだった。



総括してみると、
スロベニアはマイナーだが旅先として魅力のある国。

特にピランは。

ただし訪れるための交通手段が便利とはいえず、
ついでがないと立ち寄りがたいのも事実。

オーストリアやイタリア、クロアチアに足を運ぶことがあれば、
まとめて周ってみるのがいいだろう。



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執筆者、伊田武蔵
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