マレーシアの喫煙・禁煙事情

ペナンの町並み

マレーシアの多くのカフェでは、
室内は禁煙・テラス席が喫煙席となっている。

そのため、禁煙スペースがしっかりしている印象だが、
室内にしか席のない日本料理屋や韓国料理屋では
全席喫煙可能となっていることが多い。

また、ローカルレストランは喫煙可能。

パブも喫煙可能。

こうしてみると、むしろマレーシアで
分煙が徹底されている店の方が少ない。

現地を歩いていると分かるが、
マレーシアは喫煙率が高い。

歩きタバコや、屋外に出て吸う人の数は
日本に比べて明らかに多い。

店内は禁煙にしている店があるといっても、
タバコが国民に浸透しているのは間違いない。

ちなみに、マレーシアのタバコは
日本と値段が変わらない。

所得水準は半分以下なので高額なはずだが、
それでもタバコをやめようとは思わないらしい。

海外にありがちな生々しい汚れた肺の写真や
ボロボロになった歯の写真が
タバコのパッケージに使われてもいるが、
これも効果はないようだ。

油まみれのマレー料理を見ても推測できる通り、
健康への意識は決して高くないお国柄なので。
仕方のないことだろう。

銘柄としては、マルボロ(Marlboro)、メビウス(Mevius)、
ダンヒル(Dunhill)、ポールモール(Pall Mall)、
セーラム(Selem)、ケント(Kent)、
ラッキーストライク(Lucky Strike)、
ウィンストン(Winston)等がある。

私は嫌煙家なので、
マレーシアの喫煙率の高さには
うんざりするところがある。

分煙している店ならまだいいが、
それすらもないとちょっと・・・

そういえば、和食レストランは基本的に店内も喫煙席が多い。

クアラルンプールはそうでもないが、
ジョホールバルはこの傾向にある。

そして、駐在員は日本のサラリーマンに比べて
喫煙率が高いような実感がある。

あくまで統計的なデータに基づく話ではなく、
体感的な比較ではあるが。

そのため、煙たいので早々に食事を済ませて席を立つことも
しばしばあるのが残念なところ。

のんびり食事も取れないというのは、
なかなか面倒ではある。


マレーシアへのタバコの持ち込みについて

日本からマレーシアへのフライトでタバコを持ち込む場合、
200本、225グラム以内なら免税の対象となる。

そのため、1カートンまでは問題ない。


なお、マレーシアはイスラムの国だけあって
酒税は高く設定してある。

そこでお酒を持ち込む人もいるが、
こちらは1リットルまでは免税となる。


マレーシアからシンガポールへ陸路で行く場合には、
うっかりタバコを持ち込まないように気をつける必要がある。

シンガポールの税関で申告し忘れると、
罰金の対象になる場合も。

申告した場合、1箱〜2箱なら見逃される場合もあるが、
原則として1箱あたり500円ほど課税される。

喫煙者の場合、
意図せずうっかりポケットやバッグに入っていても
厳しく処罰される場合も。

X線検査によって厳しく見咎められるので、
ずさんな管理しかしないと思って油断していると
大変な目に遭うことになりかねないので要注意。


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