ソンクランで濡れずに歩くための条件



タイではソンクランという水かけ祭りがあるが、この時期に食事の時に出かけたりする際、濡れずに歩きたいこともある。

そういった需要をかなえるためには、どのようにしたらよいかということを考えてみた。

まず大前提として、ソンクランの期間中は水鉄砲やバケツで水をかけることはタイでは許容されている。

つまり水をかけられたからといって怒るのは筋違いなわけで、そういった場合にはそもそもソンクランの時期にタイに居てはいけないことになる。

では、その時期にタイに居ながらも出来る限り濡れたくないということであれば、まずは出来るだけ盛り上がっているところには近づかないということ。

特にカオサン通りとかシーロム通りとか、セントラルプラザとか、こういった激戦区にはもちろん近づいてはいけないし、一般の道であっても人が集まっているところにはとりあえず近づかない方が無難。

人だかりが出来ているところは、基本的に水かけ祭りが盛大に行われていると思ったほうが良い。


移動はタクシーで

それから道沿いを歩いているとトゥクトゥクやタクシーから放水されることもあるので、出来るだけ外を歩かずにタクシーで移動をしたほうが無難。

間違ってもやってはいけないのは、トゥクトゥクやバイクタクシーに乗ること。

走行中であっても水をかけられるし、むしろそれを狙って道路で待ち構えている人達も少なくないので、これは歩いている以上に危険な行為となる。

タクシーに乗って窓をしっかりと閉めておけば問題ないが、窓を開けていたりすると、そこから水鉄砲を撃ち込まれることもあるので、ここら辺も要注意。


服装による防御

さすがにスーツ等の正装をしている人に対しては、原則として水をかけないのがマナーとなっているため、あえて着飾るのも一つの対策となる。

ただし、中には空気を読まない人もいるため、むしろ水をかけられた場合の被害は増えてしまうため、諸刃の刃。


私の場合、ソンクランの一日目と二日目は激戦区に近づいた時以外は大きく濡れることはなかった。

しかし、三日目も同じ道を通ったところ、既に何人かが盛り上がっていてバケツで5秒くらいの間にもう上から下までびしょ濡れになってしまった。

決して相手も悪気があってやっているわけではなくて、むしろ一緒に楽しもうというテンションでやっているので、あくまでもこの時期にはそういう物だと割り切った方がストレスなく過ごすことが出来る。

とはいえ、夕食時にびしょ濡れになってしまったので、普通のレストランに入るわけにもいかず、ソンクラン中で休みの屋台等も多かったので、ちょっと頑張って地元系のローカル系の店を探すことになってしまった。

こういったこともソンクラン中の三日だけのことなので、それはそれで楽しむのが最善の対策ではあるものの、こういった対策をすることで濡れる可能性をある程度までは下げることが出来る。

しかし所詮はある程度の対策であって、万全の対策は存在しないというのが、ソンクラン中にタイに滞在して得た結論だった。

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