海外送金の日数を短縮するために


海外送金に日数がかかりすぎると、
フィリピンに住んでいる身としては色々困ることがある。

急にまとまったお金が必要になった時、
たとえばビザの取得費用を早く支払いたい時や
投資の支払いがある時に不便な思いをすることになる。

そこで、この点は色々考えてきた。



以前なら日本のHSBCから海外に送金できたのが、
今ではHSBCが日本から撤退したので不可能になった。

私が今使っているのはPayforexという送金サービスで、
これを使う以前に比べるとずいぶん日数を短縮できている。

その前の某サービスでは最長で20営業日ほどかかり、
自分のお金がどこにあるのかを把握するのも大変だった。

これだけ期間が長いと、
お金が宙に浮いている時間が長すぎるので。

毎回システム上のトラブルで勝手になかったことになっていないか、
不安な部分があったことを覚えている。



それに比べると、今は最短で2営業日で海外口座に着金するので
だいぶスピード感のある移動ができている。

Payforexの場合、
一度日本国内のPayforex指定の口座(東京三菱UFJ銀行)に
資金を移動し、そこから海外口座に送金する。

それぞれの動きに1営業日はかかるので、
早くて2営業日となっている。



ただ、これも予想外の日数がかかるケースがあって、
200万円をまとめて送金したら、一度取引を止められた。

資金を移動する理由の確認が必要だったためで、
電話をするまでは資金が宙に浮く形に。

スカイプで連絡をして問題なく送れたものの、
余計な日数がかかってしまった。

急ぎではなかったので損失は出ていないとはいえ、
こうした不安があるのはベストとは言えない。


ただ、これはPayforexが決めた独自ルールではなく
法的な制約でそうなってしまっているようなので、
ますます日本から海外への送金の規制が
厳しくなっている現実を反映していると見るべきだろう。

普通の銀行だと支店までわざわざ足を運んで、
場合によっては送金理由まで証明しなくてはいけない。

投資先の書類を用意したり。

こうしたことが日数が読めない原因になる。



金融において先進国とは程遠い日本の現実が、
こうしたところに見え隠れする。

こんな状態では他国からお金が集まらないのは当然のこと。

どのみちシンガポールや香港等の金融立国と
戦うだけの体力がないのだから鎖国するのもわかるものの、
閉鎖するからなおさら力の差が開いているのも事実。

どうするつもりなのか理解できない。



ひとまず日本にお金を置いておきたくないので、
毎月ひたすらHSBC香港に送金しておく。

それによって、いつでも自由に海外送金ができるようになる。

時折生活費をフィリピンのBDO銀行に日本から移動するが、
それ以外は基本的にHSBC香港へ。

投資関係の支払いもここから行う。

そうすれば余計な日数をかけずに迅速に資金が移動できる。



国によって銀行関連の力が全然違うのを、
日本から出て気づいた。

たとえばフィリピンはネットバンキングすら
満足に機能していない。

残高確認ぐらいはできるものの、
国内への振り込みや送金すらもできない。

たとえ同じ銀行同士であっても。

本当に申し訳程度にネットバンキングが存在するだけで
実質的に整備されていないに等しい。



これに比べると日本はまだマシなものの、
海外送金の異常なハードルの高さを考えると
後進国と変わらないレベル。

中国ほど国外への持ち出しが厳しいわけではないにしろ、
とても胸を張って先進国の金融とは言えない。

尋常じゃない鎖国体質と言わざるをえない。



自分のお金を他の国に移動するのは本来自由。

他行に振り込みをするのと変わらないはず。

それが厳しく規制されているというところが、
政府や金融庁に支配されている銀行の現実が見え隠れする。



最終的に海外送金の日数を短縮したければ、
日本からあらかじめ資金を出しておいて、
すぐに移動できる銀行にとどめておくのが
ベストではないかと思っている。

国外にお金が流出するのを食い止めるために規制をしたら、
ますますお金が国内から出て行くことになるというのも
ずいぶん皮肉な話。


税率を上げれば富裕層は出て行くし、
海外送金を難しくすれば国内銀行の信用が失墜する。

なんだか政策が裏目に出ているように感じられて仕方ない。

それが改善される兆しすらないので、
自分の身は自分で守るしかない。



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執筆者、伊田武蔵
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