スペインの物価を高く感じた理由




スペインの物価調査の前に、いくつかの国を経由した。

まずはマニラからロンドンへ飛び、さらにアイルランドへ。

そこからポルトガルに移動し、リスボンからポルトまで
計6都市を縦断した。



そこからマドリッドへ移動したが、
一般的に言われているようなスペインの物価の安さよりは、
むしろ若干高いような感覚があった。

というのも、その前のポルトガルが安かったので、
相対的にお金がかかるような印象を受けた。


もちろん、ロンドン等に比べればずっと安い。

あくまで比較対象が隣国のポルトガルだったから、
そのように感じたというのは間違いない。



しかしながら、マドリッドのマヨール広場から
徒歩3分以内の観光客が昼夜を問わず歩きまわるエリアでも、
マドリッドのレストランは英語表記すらないことが多い。

結果として、
思っていたものと違うものが出てきたりして、
なんだかレストランの注文だけでも不便。

予想と違って別のものを頼むと、
結果的にコストがかかることにもなる。



たしかに、スーパー等で物価を調べると、
スペインは安くで買い物ができる。

安いワインは1ユーロを切っているものもあったし、
野菜や果物も東南アジア並みの価格だった。

全体を通して、
とにかくスーパーでの価格設定は安い。

ただし、なぜかパッケージの表記と
棚に書かれている価格と対応する商品名が異なり、
内容量(重さ等)でどの商品がいくらか
見当をつけなくてはならない。

外国人としては面倒で、いちいち手間がかかる。


そして、スーパーのレジは常に並んでいる。

この混み具合や店員の対応なら、
別に東南アジアの新興国と変わらない。


かと言ってマドリッドにはなぜかコンビニも見当たらず、
個人商店がその代わりを担っている。

こちらは価格表示がされていないことも多いし、
陳列等を見ても魅力的ではない。


こうしたこともあり、
スペインは物価が安くても買い物が楽しいわけでもなく、
むしろイライラする場面が多かった。

レストランで食事をするにも不便だし、
スーパーで朝食等を買おうとしてもとにかく並ぶ。

この国に住みたいとは思わなかったし、
さっさと滞在を切り上げたくなった。

もっとポルトでゆっくりして、
スペイン滞在は最低限にするほうがよかったと
後悔せざるをえなかったのが実際の所。



この国は観光資源が多いので、
そうした場所を見て回るのは楽しい。

ただ、私の場合は以前にマドリッドも、
アンダルシア地方のコルドバやグラナダ、セビリアも、
あるいはバルセロナも回っていた。

今回はプラド美術館を楽しみにしていたが、
他は特に見たかったものがあったわけでもない。

マドリッド中心部をブラブラしていたら、
たまたま王宮にぶつかったぐらい。



基本的に中心部周辺を歩いていたぐらいで、
他は観光らしいこともしなかった。

結果、スペインは不便なだけで、
物価も中途半端という印象が残った。

ポルトガルのほうがメニューの英語表記もあって便利だし、
ストレスがたまりづらい。

のんびりと滞在型の旅をするのであれば、
わざわざマドリッドを使う価値はないように感じる。


これがバルセロナになれば事情が変わってくる可能性はあるので、
そちらには改めて行ってみたい。

今回は直接ポーランドまで移動するので、
また別の機会に。

とは言え、
なんだかスペインへの期待値は大きく下がった。

以前はここまで印象が悪くなかったのに、
今回の訪問はうんざりする部分が多く、
なんだか残念な結果に。


アイルランドやポルトガルが評価を上げたのに対し、
マドリッドは2度と訪れないかもしれない。

たまたま移動の都合で通るとか、
そのくらいしか使い道を思いつかないというのが実際のところ。


逆に言えば、可能性のない街を見分けることができたことが
収穫だったと言えるのかもしれない。

今後、世界を周る上で選択肢を増やすのは大事だが、
際限なく数を増やしても選べなくなるだけ。

マドリッドのように可能性を閉ざすのもまた、
それはそれで必要なことになる。



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執筆者、伊田武蔵
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