ストレスが眠気を誘う意外な原因とは?


イメージとしてストレスは眠気を奪う感じがするし、
イライラして寝付けない経験は誰しも持っているのではないかと思う。

しかし、それとは真逆で、
大きすぎるストレスのせいで昼間から眠くなり、
十分な睡眠を取っても頭が冴えないという現象が起こることもある。

実は、私自身もその経験があるのだが、
原因はちょっと怖いものだった。



勤めていた会社を退職した後、
1ヶ月ほど異常に眠気が取れない時期があった。

毎日10時間は寝ているのに昼間から眠く、
体もだるくて仕方がない。

その時にはストレスもない状態になっていたが、
後から思うと会社にいた時の負担が時間差でやってきたらしい。



なぜそのような現象が起きたかというと、
過眠症という病気が関わっていた。

文字通り眠りすぎてしまう病気で、
主な原因はうつの症状。

つまりストレスで眠気が誘発されるというのは、
うつ病の一種であることになる。



たしかに職場では直属の上司からのパワハラで
日頃から心理的に圧迫されているのは感じていた。

それが原因で辞めていった同僚も多い。

そんな環境だったので、
うつ状態にあったとしても不思議ではない。


私自身は明確にうつの症状を感じたことはないが、
心の風邪と称されるぐらいのものなので
一時的にそうなっていてもおかしくはない。


あの時期の異常な眠気を説明するにも、
それなら納得できる。


寝る直前のストレスは睡眠を妨げても、
積み重なっていくと真逆に作用するとは皮肉な話だ。



当時は在職中の疲れが出たぐらいに捉えていたので
病院に行くようなこともなかった。

そのため、過眠症の診断を受けたわけではない。

あくまで自己分析なので
正確にそうであるという確証はないが
状況証拠的に考えるとその線である疑いが濃厚。



その後どうなったかと言うと、
1ヶ月ほどたって自然に改善していった。

ストレスのない生活を送っていったことで
精神のバランスが戻っていったのだろう。


時期的に花粉症が収まったと思ったら
間髪入れずに過眠症になっていたので、
体調が万全に整うまでに3ヶ月以上かかったことになる。

常に何かしらの問題を抱えて四半期を過ごしてしまった。



あれからは1度もストレスで眠気がやってくることはない。

マレーシアに移住して単純に南国の気候のために
昼間から眠くなることはあったが・・・。


基本的に嫌な仕事はやらないことにしたし、
個人でビジネスをしているので人間関係で悩むこともない。

サラリーマンの頃のように
会社が近づいてくると20代にして動悸がするような人生から
どうにか離れることができた。



体調管理の一環として今でも昼寝は欠かさないが、
別に眠気が襲ってくるから寝ているわけではない。

単純に頭をスッキリさせるためにそうしているだけ。

サラリーマン時代なら100%許されないことだったが、
(残業時に食事に行くことも暗黙の了解としてダメだった)
今では当たり前の習慣になっている。


環境を変えれば、人生は変るということだろう。



大きなストレスがないようになって
以前のように胃が痛むこともなくなったし、
今となってはもっと早く退職すればよかったと思う。

サラリーマンを惰性で続けていた時には
個人として生きていくなんて危うげに見えた。

しかし、こうして立場を変えて見てみると、
リストラで簡単に職を失う方がよほど不安定で
脆弱な基盤の上に生活が成り立っていたことが分かる。


体調を崩してまで働かされる暮らしには二度と戻れない。

もうこちら側の世界を知ってしまったのだから。


1時間の眠りは600万円の年収アップに勝る!?

毎日あと1時間寝ることができるとしたら、
その価値はいくらだろうか?

いくらなら買うだろう?


睡眠不足の人に限れば、
毎日の眠りの時間を1時間増やすことは、
年収が600万円上がることよりも幸福度が上がると言う。

これはサイエンス誌の調査結果。

ここで前提としているのは、
年収が600万円になった場合の話ではなく、
今よりも600万円上乗せされた場合の話。

つまり年収500万円の人が
1,100万円稼げるようになるよりも、
毎日1時間早くベッドに入れる方が幸せを感じるという結果に。



たしかに眠気と戦いながら起きているというのは、
それだけでも大きなストレスになる。

まして仕事をしなければいけないとなれば、
なおさら負担が大きい。


私も慢性的な寝不足の状態と、
今のように夜は9時間近く寝て、昼寝もするという生活の
両極端を体験した。

朝の寝起きのつらさをはじめとして、
日中にかかるストレスもぜんぜん違う。

たしかに寝不足だった頃よりも快適だし、
幸福度が上がっていると言われるのも納得。

毎年600万円分の価値があるのかは分からないが。


サイエンス誌のリサーチを信じるのなら、
多少の年収のダウンには目をつぶって、
プライベートの時間、
せめて睡眠時間を確保できる仕事を選ぶほうが
幸せに暮らせることになる。


これまでも幸福度を上げるためには、
収入を上げるだけでは足りないことが各種の調査で判明してきた。

もっとも、年収が700万円を超えるまでは
収入と幸福度の相関関係が強く、
そこから先は関係が薄れるという話もある。

つまり生活に不足がある状態はストレスがかかるため、
お金を稼げるようになった方が幸せになれる(不幸から脱出できる)。

しかし、その先の贅沢は必ずしも長期的な幸せをもたらしてくれない。



そう考えると、際限なくビジネスの拡大を求めて
寝る時間を削るのは幸せの追求という意味では
理にかなっていないことになる。

もっとも、ただ幸せになることだけが人生の唯一の目的ではないので、
納得した上でやっているならいいとは思うが。


何にしても、眠気と無縁な生活の価値は、
想像以上に高いらしい。



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執筆者、伊田武蔵
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