スウェーデン移住者にインタビューをしてみた

スウェーデンに移住した中村さんに話を聞けたので、その時の話を書き起こした。

以下は中村さんの話。


安全?危険?スウェーデンの治安

スウェーデンの治安についてお話ししたいと思います。

スウェーデンの治安は日本とほぼ変わらないといっても過言ではありません。

というのも、スウェーデンの友達から夜一人で出歩かないでといわれますが、それは日本でも同じことなので、特に普段生活をしていて身の危険を感じることはありません。

しかしながら、スウェーデンはヨーロッパのなかでも性犯罪の割合が高い国のひとつであり、夜一人で歩いていると危険であるのは事実です。

スウェーデンは特に冬になると日が落ちるのが早くて、11月や12月になると3時には真っ暗になってしまいます。

なので、非常に早い時間帯から暗い時間が非常に長いので、そういう意味では夜が長くて危険が多いのかもしれません。

しかし普通に街を歩いていたり、パブなどに行っても問題はないので、あくまで夜の繁華街を歩くことや、一人で外出するときに気を付けるといった感じです。

というのも、私が住んでいるのがベクショーという割と田舎なところなので、首都圏のストックホルムやマルメなどの大都市に行ったらまた少し話は違うかもしれません。


スウェーデンのいいところ

日本と比べてスウェーデンの良いところをお話ししたいと思います。

スウェーデンの人々はほぼ問題なく英語を話すことができます。

というのも、彼らは日本でいうところの3年生、8歳や9歳から英語の学習をしているからです。

そして、その授業もとても実用的なので、中学3年生ともなると、日常会話は問題なくすることができます。

高校や大学に行けば、母国語であるスウェーデン語と同じレベルで英語を話すことができます。

私は実際にスウェーデンで生活していて、例えばスーパーマーケットでスウェーデン語が読めない時に、近くにいる人に「これはなんですか?」と英語で聞けば、例え子どもであってもしっかりと英語で対応してくれます。

そして様々なお店も英語表記がしっかりあるので、スウェーデン語が分からない私でも無理なく過ごすことができています。


外国人への寛容さ

スウェーデンは移民を寛容に受け入れているヨーロッパの国のひとつなので、様々な人種の人がいます。

私のイメージでは、スウェーデンは白人社会だったのですが、首都のストックホルムや大きな街以外の私が住んでいるベクショーでも、移民の方がたくさんいまして、親がスウェーデン人ではないけれども、スウェーデン語をしゃべることができるスウェーデン人もいます。

私はアジア人なので差別なども気にしていましたが、こちらに来て実際差別を感じることはほとんどありません。

また、スウェーデンの中でも環境に力を入れているのが私の住んでいるベクショー市で、例えばスーパーマーケットに行ってペットボトルをリサイクルすると、1本につき30円のキャッシュバックをもらうことができて、その割引券を買い物するときに使うことができます。

また生ごみを車の燃料に変えるバイオ燃料などの政策もとてもしっかりしていて、日本が世界で一番きれいな国といわれていますが、こちらに来てどこかが汚いと感じたことはありません。


大学の雰囲気

今まで街全体について話してきましたが、今度は学校についてお話ししたいと思います。

私は今リンネ大学に通っているのですが、先生と生徒の関係がとてもいいと感じています。

というのも、スウェーデンでは先生のことをファーストネームで呼びます。

日本だと山田太郎先生のことを太郎と呼んでいる感じなので、すごくフレンドリーです。

私は今スウェーデン語の授業を取っているのですが、その先生はとても優しくて授業の後に私たちを御飯に連れていってくれたり、サッカー観戦のチケットを買って一緒に観てくれたりします。

先生というよりは友達のような関係で授業が進められるので、何か質問するときも風通しが良くて質問しやすいですし、授業が楽しいというのが、先生と生徒の関係に対する私の感想です。


労働者に優しい仕組み

スウェーデンはオンとオフがはっきりしていて、仕事は基本的に8時間以上してはいけなくて、もしそれ以上するときには必ず休憩を挟まなければならないという法律もあります。

なのでほとんどのスウェーデン人は8時から5時などのデイタイムに働いているのですが、それが終わったらすぐさまお家に帰ります。

というのも、法律でも決められていますし、仮に残業があった場合には必ずお金が払われて、それを企業に主張することが法律で定められています。

日本でも確かにそのような記述はあるかもしれませんが、実際はなあなあになっていたり、もっと働かなくてはならないなどの雰囲気があると思います。

スウェーデンではオンとオフの差がはっきりしているので、人々はみんな自分の仕事の時間には一生懸命働いて、その後の時間は自分の趣味の時間に充てている印象を受けます。


家族優先

先ほどお話しした仕事の関係ともかかわって来るのですが、スウェーデン人は家族の時間を大事にします。

そのため、仕事の時間と自由な時間をしっかり分けているのかもしれません。

例えば、スウェーデンではクリスマスが一年で一番大事な行事なのですが、スウェーデンのクリスマスは必ず家族で集まります。

日本でいうところのお正月みたいなものですが、普段から家族と過ごすことを非常に大事にしています。

日本だと両親の仕事が忙しくて、なかなか家族全員で食事をする機会もあまりありませんが、こちらでは両親と子供の関係はすごく仲が良くて、私のスウェーデン人の友人は父の日に自分の家に帰ってプレゼントをして祝っているそうです。

日本でも中には行っている方もいるかもしれませんが、こちらでは普通に行われていて、私にとってはそれがすごく新鮮でした。

またスウェーデン人はスキンシップがしっかりしていて、お互いの愛を伝えるのに、ボディーランゲージやハグやキスや握手などをすごくします。

これはやはりヨーロッパと日本とのスタイルの違いなのかもしれませんが、もちろん家族同士、友達同士、恋人同士など色々な人に対してしっかりと自分の愛情を表現しています。

私にとってはそれがすごく新鮮で、最初はびっくりしましたが、今ではお互いの距離が近くなりやすい方法かなと思うので、留学生としてスウェーデンにいる私にとっては友達と仲良くなるための方法としても便利だなと思っています。


スウェーデンの悪い所

今度は逆にスウェーデンの悪い所についてお話ししたいと思います。

まず仕事に対する態度が日本とは大きく違うのかなと思います。

日本では仕事はやっただけではだめで、より良いものにしなければならないし、サービスもお客様に喜んでもらわなければならないという意識があるので、接客なども丁寧だと思います。

しかし、こちらではやはりやっていれば良いというイメージがありまして、病院に行ったりとか、普通に買い物をしていても接客のサービスは日本が一番いいかなと思います。

おもてなしの心というものに全てが表されているのかもしれません。

例えば私がスウェーデンに初めて来て、移民の居住許可申請をしなければならなかったときに移民庁に行ったのですが、その人はコーヒーを飲みながら、ガムを噛みながら、化粧をしながら私の審査の作業をしていました。

これは結構普通なので、最初はすごくびっくりしましたが今は慣れました。

逆に日本のサービスがもしかしたら過剰なのかもしれませんが、居心地がいいのも事実なので、誇れるところかなと思います。

それに関連して、病院が結構問題かなと思います。

というのも日本と違ってスウェーデンはすごく高い税金を払っていまして、30%から40%の税金を払っています。

それの恩恵として全ての人はほぼタダで病院に行くことができます。

しかし逆にすべての人がタダで行ける分、病院にも気軽に行けるので、診察をしてもらうのにも時間がかかります。

例えば骨折をして手術をしたいということになったら、手術をするのに3ヶ月待ち、お医者さんに会うのにまず2週間待ちということで、正直日本でもそこまで環境が整っているとは言えないかもしれませんが、少なくともスウェーデンよりはましかなと思います。

私なんかがもしスウェーデンで病気になったりけがをしたりしたら、とても大変だなと思っています。

交通の不便さ

交通の便についてですが、悪いわけではないのですが、日本の新幹線や電車の数の多さなどから考えると、どうしても悪い点が見えてきてしまうと思います。

移動するのに非常に時間がかかります。

新幹線で1時間半で行けるところを4時間で行かなければならないとか、電車やバスがいつもオンタイムに来ないとかは普通です。

特に冬になると雪がたくさん積もってしまって、バスがタイムテーブル通りに来ることはほぼありません。

来たとしても、とてもゆっくり走るので学校に行くのにも一苦労という感じです。


物価の高さ

自分がスウェーデンで生活するうえで一番の問題は、とにかく物価が高いということです。

これは税金が高いからなのですが、恩恵が受けられない外国人の私からするとただただ高いという感じです。

例えば500mlのペットボトルコーラが350円くらいします。

なので、お菓子を買うのにも、ちょっと外食をしようとするときでも、いちいち値段を気にして考えなければならないので、普段生活をしていて大変だなと感じるのが物価の高さです。


スウェーデンでストレスを感じる場面

生活をしていてストレスを感じることについてお話ししたいと思います。

まずは寒さです。

現在11月ですが、もう氷点下になりかけています。

雪も降らないので本当に暗くて寒くてという状況がひたすら続くので、四季がある日本とはやはり状況が違います。

もちろんこちらも四季はあるのですが、とにかく冬が長く、日本と寒さのレベルが違うマイナス20℃といった気温がざらにあるので、寒さがあまり得意ではない私にはかなりきつい状況です。

ただ、スウェーデンではウィンタースポーツも盛んなので、冬だからこそできることもたくさんあります。

また、私が寮に住んでいるということもあると思うのですが、私の部屋が皆が喋れる場所であるコモンルームから一番近いので、とにかく声が聞こえてとてもうるさいです。

こちらに来て驚いたことに関連してくるのですが、ヨーロッパの人はずーっと音楽をかけています。

生活の中に音楽がずっとあるような感じです。

朝から晩までずーっと音楽をかけている人がたくさんいて、すごくうるさいです。

また、喋る声もすごく大きいです。

普通に喋っていてもうるさいので、とにかく音についての受け取り方が国際レベルで問題になって来るかなと思います。

また、私はすごく日本食が大好きなので、日本食が食べられないことがすごくストレスになります。

海外生活をするうえで食が基本になってくると思うので、食が合わない国に行くと本当にストレスがたまるなと思います。

私は両親から日本食を何回か送ってもらっているので、日本食を食べながらなんとか過ごしていますが、物価も高いのでなかなか豪華なものは食べられませんし、食は常にストレスになるものだと思います。


スウェーデンの携帯電話について

次はスウェーデンの携帯電話事情についてお話ししたいと思います。

日本では携帯電話はやはり携帯会社に契約しに行って買うのがスタンダードですが、こちらでは携帯を作っている製造会社、サムスンやアップルなどのショップが街にあり、そこから直接契約することが多いです。

無料や、一定金額がチャージされているSIMカードを挿入し、SIMカードは交換可能なので、SIMカードを買って使用する方法が主流だそうです。

こちらではアップルとサムスンを使っている人が本当に多くて、すごくびっくりしました。

サムスンがとても世界進出しているなと思います。

もちろんアップルもですが、アップルは日本でも有名なので、サムスンを使っている人が多いのにびっくりしました。

私は現在日本の携帯会社を解約し、iPhoneを使っていて、Wi−Fiだけで生活をしていますが、基本的にどのお店に行ってもほぼWi−Fiがあるので、生活するぶんにはWi−Fiだけで生活できてしまいます。

電車でも使えますし、お店でも使えます。

ただ旅行に行ったときがちょっと大変かもしれませんが、普段生活するぶんには大学にもWi−Fiがあるので、Wi−Fiだけで生活することができます。

スウェーデンでは携帯をあまり使わない印象を受けます。

日本人、特に若者は電車に乗っていると携帯をしている人しか見ないのですが、こちらではあまりそういった光景はみかけないかなと思います。


言語の壁

現地で生活するうえでの言葉の関係について、次はお話ししたいと思います。

先程もお話ししましたが、スウェーデンは世界で一番英語が喋れる国として有名なので、本当に生活するぶんには英語が分かっていれば問題はないという感じです。

しかし、やはり街の掲示物や広告、商品名なども全てスウェーデン語で書かれているので、スウェーデン語がわかるに越したことはないかなと思っています。

例えば何か食品を買ったときに、内容の表示などは全てスウェーデン語とデンマーク語とフィンランド語で書かれています。

なので、何かの料理の作り方などを知りたいときはグーグル・トランスレイトを使って、英語に翻訳しています。

そういう意味では確かに不便かもしれませんが、実生活で人と話す際には英語が分かっていれば問題がないのは本当にすごいことだと思います。

本当に小さい子はスウェーデン語しか喋れないのですが、小学校中学年以上からお年寄りの方まで英語が堪能なので、コミュニケーションが取れなくて困ることはほとんどありません。

しかし先程からお話ししている通り、スウェーデンは移民の受け入れが多く、スウェーデン語が話せるけど英語が話せない移民の方が多くいらっしゃいます。

なので、そのような方と接する場合には、共通言語が英語ではなくスウェーデン語になりますので、スウェーデン語かその方の母国語がわかっていない限り会話ができないことになります。

私は今大学でスウェーデン語の授業を取っていますが、少しの単語を知っているだけでも、日常会話やバスなどの交通機関に乗ったり表示を観たりするときに便利なので、一定程度のスウェーデン語を学んでおくに越したことはないかなと思っています。

もちろんこちらに来てから学んでも全然遅くないと思うので、留学に来る前にまったくスウェーデン語を勉強していなくてどうしようと不安に思っている方は、英語が分かればこちらで生活するうえで困ることはないので心配しないでください。

しかし、もしスウェーデンで将来働きたい、生活したいと思っている方はスウェーデン語を習得することが必要となります。

というのも、いくらスウェーデン人が英語を堪能に喋れるといっても、彼らの共有言語はスウェーデン語であって、職場ではスウェーデン語を話すことが求められます。

なかには英語で仕事が出来るものもありますが、ほとんどの仕事はやはりスウェーデン語が喋れないと成り立ちませんので、スウェーデンで働きたいと思っている方は、まずスウェーデン語を勉強しましょう。


交通手段について

次に市内の交通機関についてお話ししたいと思います。

スウェーデンは電車もしっかり通っていますし、バスも日本と同じくらいには運行しています。

他の街に行きたいときには電車かバスが主流です。

もちろん車も皆乗っていますし、自転車も沢山の人が乗っています。

スウェーデンは日本と同じくらいの面積の国土で、人口が日本の1/10くらいなので、道路が狭かったり混んでいたりといった風景はほとんど見ることがないといっても過言ではありません。

というのも、私の住んでいるベクショーがそこまで大都市ではなく、ストックホルムだと話が変わって来るかと思うのですが、そこまで交通渋滞を見ることはありません。

ただ、やはり物価が高いので、電車賃も日本より高いかなと思います。

一駅行くのに大人だと500円くらいはかかります。

スウェーデンの電車賃のシステムが日本とは違っていて、19歳までは子供料金で電車に乗ることができるので、ほとんど半額か3/4くらいになります。

電車ですが、日本の新幹線ほどのスピードはでないので、移動にはかなり時間がかかります。

私が住んでいるベクショーはデンマークのコペンハーゲンの方がストックホルムよりも時間がかからず、2時間くらいで行くことができます。

ストックホルムまでは3〜4時間くらいかかります。

もし日本の新幹線を使えば1時間半で行けるところですが、3時間ほどかかります。

移動は日本よりも気持ちの余裕を持って、ある程度の長さは覚悟する必要があるかと思います。

バスは日本のバスよりも大きくて、2階建てのバスやかなり長いバスなども街中で見ることができます。

バスのシステムで一つ面白いのが、一回バスに乗ったらその後3〜4時間ほどはもう一度バスに乗っても料金を払わずに乗ることができます。

電車も一定区間の電車のチケットを買うと、その日半日は市内でバスを乗っても、電車のチケットだけで乗ることができたりするので、お金がいちいちかからないといった意味では便利だと思います。

日本と同じようなバスカード定期券などもあるので節約することができますし、2人で買うと割引になるものやファミリーデュオといった家族で買うと安くなるといったサービスもあります。

日本にもあるのかもしれませんが、割引の方法はかなりたくさんあります。


スウェーデン人の性格

次はスウェーデン人の性格や気質についてお話ししたいと思います。

スウェーデン人は日本人と共通点があると思います。

というのも、スウェーデン人はとてもシャイです。

例えば、私はスウェーデンの学校訪問に何回か行ったことがあるのですが、授業中になにか質問がある人と聞くと、日本と同じようにシーンとなってしまいます。

欧米では結構授業中に発言する人が多く、実際私が留学していてもアメリカの人とかドイツ等のヨーロッパ圏の人は授業中に沢山質問しますが、スウェーデン人は比較的おとなしい印象を受けます。

なので、日本人と似ているところがあります。

最初はすごくおとなしくて、仲良くなると相手のことを思いやりすごく優しい一面があるので、日本人は比較的仲良くなりやすいかなと思います。

実際に私のスウェーデン人の友達も、日本人とは気が合って過ごしやすいと言っていたので、友達を作りやすそうです。

しかし、スウェーデン人の国民性が日本人と似ているといえども、やはりヨーロッパの風土もありますので、物事をはっきり言う所があるかと思います。

実際に友達と話していても、良くも悪くもストレートに言ってくれるので、ありがたいと思っています。

スウェーデン人はお酒を飲むと積極的になります。

シャイなので普段はあまり話さない人も、お酒を飲むと話すようになります。

これはスウェーデン人に共通みたいなので、もしスウェーデン人と仲良くなりたいのであれば、一回はお酒を一緒に飲みに行ったり、クラブに行ったりすると仲良くなれます。

また、スウェーデン人は男女平等社会なので女性は自立していますし、男性は女性の仕事である日本でいうところの家事を率先して行う人が多いと聞いたことがあります。

ただ私が留学前に聞いていた、スウェーデン人は皆家事ができて料理ができて、育児もしっかりできて理想の男子だ、みたいなことは皆には当てはまらないみたいです。

少なくとも私の友達はそうではなかったので、例外は日本と同様にあるということです。

ただ確実に言えるのは、普段私が生活していてスーパーマーケットなどに行ったりしたら、ベビーカーを押しているお父さんやゆりかごを持ったお父さんが奥さんと一緒に買い物をしている風景を見ます。

公園に行ったらお父さんが一緒に子供と遊んでいる、もちろんお母さんも遊んでいますが、そのように育児を分担している風景をよく見るので、やはりそういう面では日本より進んでいるのかなと思います。

女性への気遣いは日本よりしっかりしていると思います。

日本でいうところのジェントルマンが、こちらの人にとっては当たり前なので、日本人の私が、例えば毎回ドアをずっと開けてもらったりなどの当たり前の気遣いをしていただいた度にありがとうと言っていると、「どうして日本人はいつもいつもありがとうと言うんだ、これは普通の事だから別に言わなくてもいいんだ」と言われてしまいました。

日本にいれば誰もが行ってくれるわけではないので、とても新鮮でしたが、ありがとうと言い過ぎだと怒られてしまったのでこれからは気をつけたいなと思いました。


スウェーデンの物価・生活費

先程も少しお話ししましたが、スウェーデンの物価について住んでみて感じたことをもう少し詳しくお話していきたいと思います。

スウェーデンの物価は日本円の約1.5倍です。

物価は大体すべて1.5倍です。

なので、とにかく食費がかかります。

もし外食をしたいとなったら、最低でも1500円〜2000円は朝ご飯でも昼ご飯でもかかると思って間違いないです。

夕飯になったらもっとかかります。

お酒が入ったらもっとかかります。

スウェーデンに来てとにかく思うのは、節約をしなければならないなという事です。

食品で安いものはパンと果物、野菜です。

あとはミートボール、ソーセージ、チーズなどです。

お魚とお肉は本当に高いです。

一人暮らしでは到底頻繁には買えません。

私もこちらに来て3ケ月たちますが、多分5回ぐらいしか買ってないというくらい高いです。

多分お肉は日本の3倍とかします。

ものによっては安いです。

果物などはむしろ安いです。

なので食生活が変わるのは確実です。

日本食も各スーパーマーケットに日本食のコーナーがありますが、とにかく高いです。

食べたいと思えば食べられますが、とにかく高いです。

こちらはタイ料理がとても有名で、なぜかわかりませんがタイ料理専門のコーナーは必ずスーパーにあります。

アジアンフードの需要はけっこうあるので、街に行けばお寿司屋さんや日本料理屋さん、アジアンビュッフェなどが至る所にあります。

生活費は自炊をしてお菓子なども買わず、あまり散財をせずに生活していれば3万円あれば1ヶ月の食費は賄えます。

私は寮に住んでいますが、寮の家賃は4万6千円くらいです。

光熱費、水道費、インターネットなども込みで4万6千円です。

でもそれ相応なので、もう少し広いお部屋や快適なところに住みたいと思えばもう少しかかってきます。

スウェーデンは日本と比べて地価が高くないので、家についてはそこまで高くないかなと思います。

ただ交通費は高いです。

交通費は日本の1.5倍か2倍くらいはします。

一駅行くのに500円くらいはかかります。

鉄道を使うとなればもう少しかかります。

日本と一緒で定期券や、2人で同時に買ったら割引券などもあるので、それをうまく使えばそこまで高くないかなと思います。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

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