バンコクには日本の書籍がたくさん並んでいる紀伊國屋書店が、チットロム駅近くの伊勢丹の中に入っている。
今回は近くのHotel Muse Bangkok Langsuanに宿泊していたので、徒歩で向かうことにした。
他にも紀伊國屋書店自体は幾つかあるものの、それ以外の店舗には日本語の書籍がないので、私が行くときにはこの伊勢丹の中に入っている店に立ち寄ることにしている。
今回のバンコク滞在中に紀伊國屋に行くのは2回目だが、今回の目的はシンプルで、地球の歩き方をはじめとしたガイドブックをパラパラとめくって読みたいから。
というのも、今後はオーストラリアやカナダ、アメリカ、南米等の広大な国に行くことも多いので、それぞれの都市にどのような特徴があるのか、どのような順路で回っていくのが効率的であるかといったことをざっくりと調べておきたい。
細かいことに関して言えば、インターネットを使ってwebサイトを見れば調べられるものの、こういった概略的な記事は意外にも少ない。 か
全体図を把握することが出来ないために、木を見て森を見ずの状態になってしまっていることを感じているので、オセアニアや北中米についてざっくりとした方向性を今のうちに見出しておこうと思う。
逆にヨーロッパやアジアのようなある程度土地勘のあるところであれば、webサイトを見るだけでも十分に必要な情報を得ることが出来るし、地球の歩き方等のガイドブックを読む必要はない。
残念ながらガイドブックを手に持っていると荷物が増えてしまうこともあるので、紙のガイドブックを買うことはないし、電子書籍化したものについても、街中でiPadを持っているとそれを盗まれる恐れもあるので、かなり微妙なところ。
理想としては旅人であること自体を気づかれない方がカモにされる恐れはないので良いのだが、さすがにそこまでは難しい。
そうなってくると、リスク回避のためには例えばwebサイトの情報をプリントアウトしたものを持っていたりすると、最悪盗まれてもただの紙きれなので痛くも痒くもないし、そもそもそれを盗もうとする人もいないので、最も安全ということにはなる。
しかしながら、旅行中にプリントアウトをするためにはわざわざプリンターのあるネットカフェ等に行かなければならず、それはそれで現実的ではないので、結局iPhoneで写真を撮ってそれを見ながら移動するとか、そういったことが主流になっている。
今回に関して言えば、ざっくりと概要を見て今後の行き先等を決めていくという方針なので、細かな観光スポットの位置とか、或いはなんとか博物館の情報とか、そういう物ではなくて、あくまでも国やそれぞれの都市のざっくりとした概要を知ることが目的になっている。
更に言えば、どの時期にそこに行くかによっても気温が違ってくるし、服装もおのずと変わってくる。
これまで東南アジアにいた時には基本的にどの国も一年中同じような気候だったので、あまり服装の問題は気にしなくてよかったが、今後は思いきり厳寒の国に行くこともあるだろうし、場合によってはバンクーバー等は真冬に行く可能性もあるので、そこら辺についてはかなり注意しなければいけない。
ただでさえ寒さには慣れていないので、そこら辺のブランクを考慮しながら暖かい恰好をしなければいけないし、かといって荷物を際限なく増やしていくことも出来ないので、そういったバランスを取って行く必要がある。