タイは海外移住において過去の国なのか?


仏教国で人々が穏やか、物価は安く、
日本人にとって親しみやすい国。

タイは海外移住先として人気を誇ってきたし、
何度も旅行に行ってその良さも理解できた。



しかし、日本人がタイに住みたいと思っても、
向こうはハードルを上げている。

過去のように容易にビザが取れる状況ではなくなってしまった。



現状、タイのビザは50歳以上のリタイアメントビザ以外、
取得するのが困難な状況。

必然的に50歳未満が住むのは難しい。


50歳以上なら、
タイ国内に80万バーツ(約240万円)以上の預金があるか、
または月6万5千バーツ(約20万円)以上の年金収入などがある、
あるいは預金と年金の年間収入を合せて
80万バーツ(約240万円)以上ある人が対象となる。

この年齢制限をクリアできるかどうかが、
タイに住む上でもっとも大きな関門となる。



50歳未満だと、現地で就労するのも容易ではない。

法人を作って就労ビザを取るにも、
日本人1人にビザを出すのに
現地のタイ人を4人雇用する必要がある。

この人数は業種によっても変わってくるが、
目安としてこれだけの人数が必要に。

しかも失業率の低いタイにおいては、
人が簡単に辞めてしまう。

人が辞めると事業にも支障をきたすが、
必要な人数を確保できないとビザにも問題が・・・。

こうした現実がある。



タイはかなり住みやすい国ではあるが、
バンコクの4月や5月の暑さは異常。

この時期のタイの最高気温は35度程度となっているが、
バンコクは体感気温で40度近いのではないかと思う。

大都市で熱がこもるので、
昼間に外を歩いているとフラフラするぐらいの暑さ。


そして、雨季になると冠水が。

洪水にまではならなくても、
あちこちでくるぶし程度まで水が来てしまう。

5つ星ホテルの目の前の道が
短時間のスコールですっかり冠水しているのを見た時には、
私も驚いた。

貧しい地域だけならともかく、
バンコクの中心部、アソック駅から徒歩3分の
5つ星ホテル前がこの状態なのは厳しい。




タイを歩いていると外国人が多いのが分かるが、
旅行者だけではなく移住者も
すでに十分確保したのだろう。

タイのビザ政策を見ると、
新規での受け入れに慎重な姿勢がかいま見える。

こうした状況においては、
リタイアメントビザの要件が今後変更されるリスクもある。

たとえば、資産要件が厳しくなり、
一度は移住したものの、
数年後には出ていかなくてはならなくなるかもしれない。

50歳以上の場合であっても、
こうしたリスクは念頭に置いておいた方がいいだろう。



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執筆者、伊田武蔵
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