台湾桃園国際空港vs高雄国際空港、使いやすいのはどちら?



台北にある台湾桃園国際空港と
南の玄関口の高雄国際空港。

日本から台湾に行く場合、
どちらかを使うことが圧倒的に多いだろう。

他にも台中や台南にも空港はあるものの、
香港や中国から行く場合はともかく、
日本との行き来には不便。

それよりは台北か高雄を起点にして、
新幹線や特急列車、高速バス等の陸路で
国内移動をするほうが便利。


台湾桃園国際空港と高雄国際空港を両方使ってみたので、
どちらの方が利用しやすいかを考えてみた。


フライト数、料金では?


さすがに首都である台北にあるメインの空港、
台湾桃園国際空港は圧倒的にフライト数が多い。

これは高雄国際空港も寄せ付けない。


では、料金の面で見るとどうか?

たとえばLCCがキャンペーンを打つ際も、
台北がメインになっていることが多い。

関空と高雄国際空港は相性が良いようで、
この間の路線は充実している傾向にあるが、
驚くほど安い期間限定価格の多くは
台湾桃園国際空港が対象。

日本との関係で見ても、
東京や札幌、大阪、福岡等の様々な都市に
低価格で飛びやすいのが台湾桃園国際空港となっている。

フライト数と料金面では、
こちらに軍配が上がるだろう。


空港の使い勝手は?


台湾桃園国際空港に到着して飛行機を降りると、
まずはパスポートコントロールに向かう。

そして、タイミングによっては人の列の長さに圧倒される。

バンコクのスワンナプーム国際空港以来の長蛇の列。

しかも中国人観光客も多いため、
並んでいる間中、
後ろから荷物をぶつけられ続けたこともあった。

彼らの無神経さがどうやって形成されているかは知らないが、
騒がしいしぶつかってくるし、
ストレスになることは否定できない。

そして、その時間が30分以上に渡って続くことも・・・。

なお、台湾人は別レーンに並ぶので、
中国語を話している同じレーンの人間は
基本的に中国人ということになる。


せっかくの旅行も、スタートから気分が台無しになってしまう。

1年に3回以上台湾に入国すると、
常客証という優先レーンを通れる権利をもらえる。

ただし、逆に言えば年に3回までは
普通のレーンに並ぶことになり、
パスポートコントロールにたどりつくまで
時には30分以上かかることも。

なかなかの苦労となる。



この混み具合が台湾桃園国際空港の不便な点で、
高雄国際空港の方が待ち時間の平均は半分以下ではないだろうか。

先日成田から飛んだ際には、
私の前にいたのが1人だけだったので
あっという間に手続きが終わった。

カメラで写真を撮られ、
両手の人差し指の指紋の採取があっただけで
質問も特にされずに手続き終了。

おかげですぐに街中に移動できた。


出発時にしても、
やはり出国手続きや荷物検査の列は
台湾桃園国際空港よりも高雄国際空港の方が
明らかに短い傾向にある。

スムーズな手続き、時間の短縮を考えると、
高雄国際空港の方が便利だった。


なお、どちらの空港もwifiは使えたし、
ATMや両替商、SIM売り場等の基本的な機能は備えていて、
一方が見劣りするということはなかった。

また、折りたたみ式の紙コップが付属した
給水器が各所に設けられていて、
喉が乾いても大丈夫な仕組みになっている。


街中へのアクセスは?


台北は地下鉄網が充実した街だが、
市内にある松山空港はともかく、
台湾桃園国際空港については地下鉄がつながっていない。

ということで、街中へのアクセスの手段としては
タクシーとバスの二択。

もちろん自家用車で迎えに来てもらったり、
駐車場に止めておくという手段もあるが、
旅行者にとってはあまり縁がないだろう。

タクシーの場合、
市内中心部まで1時間程度かかり、
料金は1200〜1300元が目安となっており、
日本円では3900円〜4400円ほど。

台湾もあまりタクシーの評判は良くないため、
精神的な面でのストレスも感じる。


バスは70分〜90分ほどかかり、
多くの路線は110元〜130元程度、
日本円にすると300円台。

市内から台湾桃園国際空港に行くときはともかく、
その逆のルートで市内に行く時は
降りるバス停がわかりづらいのがバスの難点。

特に初めての時には土地勘がないため、
どうしても降りる場所を理解しづらい。

バスの中にも表示が出るので、
それを見逃さないようにしないと
路頭に迷うことになる。


もっとも、その時は適当にバスを降りて、
ホテルまでタクシーで移動する手もあるし、
私が初めて台北を訪れた時もそうした。

小雨がぱらつく中、
スーツケースを引きずりながら
街中をさまよいたくなかったので。



対して高雄国際空港の場合はシンプル。

MRT(地下鉄)が空港に直結しているため、
それを使うだけでいい。

タクシーに乗ってトラブルに巻き込まれる心配もなく、
バスのように降りる場所や乗る場所が分からないこともない。

市内中心部付近、たとえば三多商圏駅からだと
時間にして15分、
料金はたしか25元、90円ほど。

台北の場合の4分の1の時間で済んでしまう。

しかも気持ちの上でもストレスフリー。

この移動は楽だった。


街中とのアクセスで言えば、
高雄国際空港の圧勝。

仮に台湾桃園国際空港まで地下鉄が開通しても、
距離の面での優劣が動くことはない。

まして交通手段で劣っている現状では、
勝負にすらならないほどの状態。



ここまでをまとめると、
フライト数や航空券の料金で見ると
台湾桃園国際空港が優れている。

パスポートコントロールや
出発時の荷物検査の混雑具合、
市内とのアクセスの利便性では高雄国際空港が上。

ということで、一長一短な部分はある。


そもそもどちらの街に行きたいか、
という問題もあるだろう。

今回、私は台北から高雄まで、
途中台中や台南にも寄って縦断してきたが、
台北と高雄は雰囲気が似ている。

もちろん首都の台北のほうが大都会だし、
高雄には海があると言った違いもある。

ただ、根底に流れる雰囲気は似ているという印象。


それなら移動のことだけを考えると、
高雄国際空港の優位性を感じる。

また、自強号でわずか40分の距離に、
水辺が美しい古都、台南が存在するのも大きい。

そう考えると、
この街の魅力は無視できないものがある。



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執筆者、伊田武蔵
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