フィリピン人の通勤事情


マカティに住む前、
エルミタやケソンのホテルに泊まったり、
タクシーでの移動の際に街を見たりしていた。

決して裕福そうとは言えない家も多いので、
こうした所に多くの人は住んでいるのだと思っていたが、
実際にはそうでもないらしい。

たとえば、フィリピン・マカティのメインストリートである
アヤラ通りのオフィスに勤めるホセの話だと、
半数のスタッフはマニラの北部と南部の郊外に住んでいて、
片道1時間30分ほどかけて通勤しているらしい。

マカティ地区は基本的に外国人向けの街になっているので、
ここに住むのが厳しいのは分かるのだが、
そこまで離れたところに住んでいるとは。

しかも、通勤はバスやジプニーを乗り継ぐので、
かなり大変らしい。

このオフィスのあるエリアは
マニラの中でも給料は高い水準にある。

つまり、他の地域はもっと所得水準が低くなるので、
ますますマニラ市内に住んでいる割合は
低くなるのかもしれない。

ただ、郊外にしか住めないというよりも、
フィリピン人は家族と暮らしていることが多いため、
家が元々郊外にあるということが多いそう。

しかも大家族であるために
簡単に引越しもできないので、
こうした通勤事情になっているらしい。

なんだかバンコクからアユタヤに通勤するぐらいの
長時間通勤になっているのだが、
首都から郊外に出てくるバンコクーアユタヤと、
郊外から首都にやって来るマニラでは方向は真逆。

ただ、この辺も投資チャンスは色々ありそうな。

フィリピンの場合は利便性に問題がある点が少なくないので、
この辺にはチャンスがあるのだろう。

住んでみると、様々なことが見えてきて面白い。




電車にも乗ってみたが・・・

フィリピンに移住してきてから、
試しに電車に乗ってみた。

同じアジアでも、
バンコクやクアラルンプールとは格段の差で、
駅も電車も安心感がない。

外国人が気楽に利用できるような乗り物ではなく、
もう乗ることはなさそう。

駅に入る前の危険物チェックだけでも長蛇の列で、
朝の通勤ラッシュとなればなおさらだろう。

あの電車で毎日通うとなれば、
日本の満員電車とは違うストレスが待っていそう。

マニラの公共交通網が整うには10年では足りないだろうし、
現地の労働者としても、外国人居住者や旅行者としても
まだまだ不便な状態が続く。


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