アメリカ留学での部屋探しの方法


※以下はロサンゼルス在住の金本さんからの投稿

アメリカ留学での部屋探しの方法なんですけれども、アメリカに行く前はすべて留学エージェントにお願いしました。

私の条件は個室がもらえてダウンタウンにある語学学校まで徒歩圏内という条件だったんですけれども、その結果すべて条件が当てはまる庭付きの広い一戸建て、そして優しい老夫婦のところにお世話になりました。

月1000ドル払っていたんですけれども、それが他の友人たちと比べて高額だと気が付きまして、そこはすごい名残惜しかったんですけれども、二か月くらいでより安いホームステイ先に移動しました。

友人はだいたい皆ロスで600〜700ドルくらいで、語学学校の寮みたいなドミトリーに住んでいたり、友人同士でアパートを借りてシェアをしたり、長期型のコンドミニアムというんでしょうか、キッチン付きのホテルみたいなところに滞在していました。

アメリカに行ってから主な部屋探しは掲示板でしたね。

語学学校や日系のスーパーなどに行くと必ず掲示板があります。

そこには「一部屋いくらで貸しますよ」とか「英語の個人レッスンをやりますよ」とか、「中古の車いくらで譲りますよ」などの情報が載っています。

もし興味があったらそこに載っている連絡先に自分でコンタクトを取ります。

実際に部屋を見せてもらったりとか、家賃を交渉したりできます。

友人の中にはベビーシッターをする代わりに、大幅に家賃を引いてもらったりしていましたので、交渉次第で少しは安くなったりするようです。

他にはアメリカで日系のフリーマガジンの暮らしガイドの欄に載っていることもあります。

また、カレッジ在学中などはインターナショナル学生専用のカウンセラーが必ずいるんですけれども、そのカウンセラーがどんなことでも相談に乗ってくれますので、一緒に家を探してほしいと依頼すると、条件に合うホームステイ先を一緒に探してくれたもします。

もし英語をしゃべるのが苦手だったら、メールでも相談できますので、カウンセラーは何かと親身になってくれて、心細い留学生活先ではとても頼りになりました。

私はある程度滞在期間が長くなってきたときに、やっぱり日本人同士で住みたいなというか、なんだかやっぱり安らぐなという瞬間が訪れてしまったんですけれども。

本当は英語の面とか文化を知るというところでは、アメリカ人と住んだ方が良かったのかなという面もあるんですけれども、私の場合は今後もアメリカに住み続けそうだし、自分の好きなように住んでみたいこともあって、日系のコミュニティwebサイトで日本人のルームメイトを募集したりもしていました。

あとその時付き合っていた日本人の彼と一緒に住んだりもしていました。


アメリカ留学で不便なこと困ったこと

慣れるまではやっぱり言葉が一番不便ですね。

それ以外は美味しい日本食が身近にないことと、あときちんとしていない公共機関が不便だと感じていました。

美味しい日本食が食べたいと思うことは、海外に留学したりワーキングホリデーをした日本人なら誰もが気になることだと思います。

私はマックとかケンタのようなファーストフードよりも、うどんやてんぷらを好んで、チョコレートとかアイスクリームよりも和菓子を好みますので、アメリカにいるときは年に一度の日本の里帰りを心待ちにしていました。

そういった日本の食品や和食はアメリカでも手に入るんですが、「ああ、美味しい。また食べたい、また来たい」と思うような食材やレストランは限られていました。

家の近所にあっても高級で、学生には頻繁には手が出なかったりとか、そういったことが多かったです。

それでどうしたかというと、最後には材料を購入してロスにて自分で作っていました。

例えば餃子。

レシピ本を見て友人同士集まってなんとか作ってみます。

最初は水が出てしまってべちょべちょだった餃子なんですけれども、回数を重ねて最後は中国人の友人にも褒められるほどの出来栄えになっていました。

入れるものがひき肉とキャベツとニラだけでは物足りなくなってきたりとかして、いたずらでワサビを入れて、誰かに食べさせたりといったパーティーもしました。

手作りしたものは餃子だけではなくて、キムチ、桜餅、塩辛なんかも作ったりしていました。

いま思えば本当にいい思い出です。

そんな感じで日本食にはとても困ったんですけれども、一方でとても楽しかったです。

中華料理やインド料理、タイ料理などの色々な国の料理が手軽に楽しめたのは、アメリカ生活の魅力の一つでもありました。

もう一つ困ったことが、公共機関のルーズさですかね。

バスや電車が遅れてくるなんて日常茶飯事です。

時刻表がバス停なんかにあればマシな方で、しばしば時刻表なんてありません。

なので、時刻表がないので、そのバスが遅れているのか早く着いているかもわからないといった感じです。

もう来たら乗るみたいな感じでした。

でも今考えてみれば、ルーズといってもあまりにも日本の方がきっちりしているからそう感じてしまっただけなのかもしれません。

他には郵便局からのゆうパックのような配達物なんですが、不在と分かると玄関先にポンと置いていっちゃいます。

日本だったらありえないように思いますが、アメリカでは書留配達便でない限り不在の場合は出直してきたりはしてくれません。

しかも再配達ではなくて、不在届を持って自分から近所の郵便局に取りに行くことになります。

合理的なアメリカらしいやり方だなって思いますね。


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