アメリカ移住生活に必要な語学力について


※以下はロサンゼルス在住の金本さんからの投稿

アメリカに移住する際に、移住生活における必要な語学力のレベルと言いますと、これは実際アメリカで何をするかによって大きく変わると思います。

もしロスの現地でただ暮らすだけ、語学学校に通うだけなら、中学生レベルが出来ていればコミュニケーションに苦労はしませんし、人並みの暮らしが出来ると思います。

でも、ここでのコミュニケーションに苦労しないというのは、スーパーで買い物が出来たり、スターバックスやマクドナルドに行って注文ができる。

あとは、道に迷った時に通行人に道を聞く。

もしも、ホストファミリーがいるとすれば、ホストファミリーとの会話などには苦労しないということです。

もし、大学とか大学院に留学をして生活をするのであれば、相当な英語力が必要です。

というのも、アメリカの大学や大学院は宿題の量がすごく多いのと、ディスカッションが結構メインなんですね。クラスでは。

ですので、まず宿題で「はい、二日後までに教科書100ページ読んでこい、100ページ読んだ上でそれについてのエッセイを3ページ書きなさい」というのが普通に課される宿題なんです。

なので、英語力がないとまず入学も出来ませんし、点数を取ってちゃんと入学許可をされた人ですら、英語力不足で宿題にすごく手間取ってしまうというのが起きる問題だと思います。

しっかりリーディングとかエッセイをやっていかないと、クラスでのディスカッションについていけないんですね。

で、ディスカッションについていけないと、たとえクラスにいたとしても出席点が付きません。

ただ、存在してるだけで意見を言わないと。

なので、ディスカッションでいかにちゃんと意見を言うか、意見が反映されるかっていうのが授業で成績を取っていく上で大切ですので、もしも学生として移住をしようと思うのであれば相当な英語力が必要です。

もう一つ、仕事に関しては想像がつく通り、相当な英語力というレベルではなくて、ネイティブ並の英語力がいります。

例えばワーキングホリデーなどで留学するのであれば、それなりに英語力に見合った所の仕事を紹介してもらえるので問題はないと思いますけれども、それでも仕事ですので、相手の人間はもちろん生きたものです。

なので、ロスではやっぱり問題が起きることもあるし、意志疎通がきちんと出来ないことでより大きなトラブルになったりすることもあるので、相当な英語力が必要です。

アメリカで仕事をしようと思うのであれば、ネイティブ並みの英語がなければ、まずビジネスの話にもならないということが起こりえます。

なので、実際の語学力はどれぐらいいるんだろうともしも考えるのであれば、先に現地で何をするかを考えた方がいいです。

現地で語学学校に通いながらホストファミリーを持とうと思うのであれば、今すぐ飛び出して、今の英語力を上げるために過ごせばいいと思います。

しかし、大学できちんとした成績を獲得したい、あるいは今すぐにビジネスに従事したいと思うのであれば、ネイティブ並みの英語力を身に付けてからアメリカに移住しなくちゃいけないんじゃないかなと思います。

言葉は生き物ですので、やっぱり得ていて損することはありませんし、得ていないとどうしてもやっぱり生活に支障をきたすとは思います。


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