アメリカ留学の際にかかる費用の金額と内訳


※以下はロサンゼルス在住の金本さんからの投稿

アメリカへの留学の際には、多くの費用がかかるとは思います。

まず留学に行く前の段階で、大学の条件としてTOEFLの点数を取れという項目があるなら、TOEFLを受けるのに1回2万円近くかかります。

要求されている点数をもしも1回で取れないのであれば、2回、3回、4回と受けなくてはいけないので、英語のテストを受けるだけで10万円ほど使う状況も起きます。

留学の斡旋会社に頼めばもちろん手数料も取られますし、ビザの手続きなどでも数万円のお金を取られます。

実際にアメリカに移住して留学をする時にも、まず渡航費で片道で安いチケットを取っても、10万円ほどはかかると思います。

もちろん授業料の問題もあります。

州立大学だと、安いところで年間200万円前後で、私が今在籍している学校は私立なんですけれども、特にアメリカでも高いと言われている私立大学ですので、年間600万円以上かかります。

私は今日本語教員のアシスタントとして働きながら学生をしているので、この授業料は免除されていますけれども、通常は授業料の問題も大きくのしかかってきます。

で、私は1年間の契約なんですけれども、その際によく言われたのが、授業料を除いて180万円近くはかかるということでした。

というのも、アメリカで実際に食費、保険代、住宅費、教科書代、その他諸々の経費がかかります。

食費に関しては自炊をするのか、食堂で好きなだけご飯が食べられるミールプランという制度を選ぶのかによって値段は大きく変わります。

自炊ならば自分の工夫次第で安く済むと思うんですけれども、その代わり、調理器具、食材全て自分で買わなくてはいけません。

勉強で忙しいところ、買い物にバスに乗って行かなくちゃいけないという状況が出るので、多くの学生はミールプランを選びますけれども、ミールプランも1か月で数万円かかるのが普通だと思うので、あまり安いものではないです。

住居に関しては、寮だと約7万円かそれ以上、アパートだと安い所で3、4万円で、高ければ7万円ほど月にかかるとは思います。

ただ、アメリカのアパートはだいたい水道代と光熱費は込みなので、請求されている以上に払うことが起きることはないですし、インターネットもだいたい繋がれています。

あとは教科書代が想像以上に高くつくんですけれども、だいたい1学期で3万円〜4万円使う場合もあります。

ロサンゼルスでは1冊の教科書に2万円ぐらいかかることもたまに起きます。

また、教科書は必ず読んで予習をしておかないと授業についていけないので、教科書を買わない、人から借りて済ませるなどの手段が取れないので、教科書を必ず買わなくてはいけません。

ですので、アメリカに行く前の英語のテストでもかなりお金はかかりますし、たとえ奨学金がもらえたとしても、食費、医療費、教科書代などの経費は必ずかかってくるので、1年で約180万円はかかると思って、それだけのお金を用意していった方が無難です。


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